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ほぼ対自分向けメモ録。ブックマーク・リンクは掲示板貼付以外ご自由にどうぞ。著作権は一応ケイトにありますので文章の無断転載等はご遠慮願います。※最近の記事は私生活が詰まりすぎて創作の余裕が欠片もなく、心の闇の吐き出しどころとなっているのでご注意くださいm(__)m
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遂に体内年齢が妹より下になり始めたよー\(^O^)/ まぁまだ体型的には標準の範囲内だから良いとして、さすがにアラサーが大学生年齢というのはヤバイだろうか・・・。40過ぎの人が食事や運動に配慮して30代の健康保ってるのとは話が違うもんな。意識して食べられそうな時にチーズとか卵とか牛乳系摂取したり、食事の際はなるべくお腹痛み出すギリギリまで食べるようにはしてるんだけど。米・潰してない芋・肉・魚(出汁は平気)・油(ドレッシングも今は無理。塩トマト・ポン酢・白だしが天使)は本当に全く消化できないんだよなー。胃に詰まってウェってくる┐(´Д`)┌ あ~ぁ。

あ、宗教ネタ記事で宗派対立云々の話してたら早速おっ始まったじゃん・・・「これだからム○リムは」って流れがまた拡散されちゃうよ?(・・;) サウジのバックはアメ○カだけど、ぶっちゃけ彼ら主導の原油安政策+米産オイル輸出解禁に苛立っているのは確かだろうし、オバ○がイ○ンとの核合意をレガシー化したい意図も鮮明。そこへN○TO・対I S有志連合の一員トル○にロ○アがブチ切れ続けている件が絡むと、中東情勢がどう転ぶのか非常に心配。(資源輸入国としてもそうだし、I S台頭以来ピボットが有名無実化→軍事的にも実際の支配エリア的にも拡張しまくりな隣国を持つ、改憲すらできないアジアの一国家民として(-_-;) )だって最悪の場合サウジがロシ○と組む→金と軍事力の最強互換関係成立で混乱激化の可能性もあり得なくないのでは? サウジ王家がア○ド政権を承認するかどうか、という点が肝だけどさ。まぁ今のとこ日/本の一般庶民としては、特にこの季節ガソリン・灯油の値下がりは大変ありがたくもあるのですが(笑)

以下、結局正月過ぎて読み終えた本の感想です。とにかくクッソ面白かった!(^^)b

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ハイスピードにそれぞれの登場人物視点の物語を進行させつつ絡み合わせながら、決して彼らを遭遇・合流させることはなく、更には彼らが各々の人生・個人としての生き方・在り様の「答え」に行き着かせたところがゴールで、ストーリー全体を通して期待させてきた壮大な世界観や陰謀・計画への解決策・総括的な結末やトゥルーもハッピーも大団円を全く提示しないエンディングが、もう堪らなく「やられた!」って感じで大好き!o(((>∀<;))) o ごめん今までアメリ○ン・フィクション誤解してた・・・さすがかの有名な電気羊の作者様m(._.)m
でもやっぱりアメ○カ人は強いし、強い人間、いや人間の強さ?が好きで信じたいんだろうな、という点はヒシヒシ感じた。(個人的に人間信者(笑)なのでとても共感できるというか、最も尊敬すべきアメリ○ン・スピリッツだな、と読んでて嬉しくなってしまう)チルダンも、ジュリアナも、田上も打ちひしがれた末に結局前を向いた。顔を上げて行動を起こした。ヴェゲナーも諦めの境地に到りながら、人間の「選択」という行動の可能性が生み出す希望を信じた。彼のモノローグに、元日に現代版ブ○ダ嬢に言われた「この世に正義なんてないし」という言葉を思い起こしてさー。結局生き物である以上生存競争に巻き込まれるのは当然なんだから、正義も罪もぶっちゃけ後付けで、本当の意味で世界は永遠に灰色のままなんだよな。いくら知性が発達した人間だからって、いや逆にそれ故にこそ理由付けを必要として白黒分けたがってしまうんだろうか?(´-`)

作者が田上を一番印象に残るキャラクターにしたい、と語った訳が分かる気がします。私が彼と同じ日.本人だからというだけではなく、多くのフィクションであれば「凡人が悪漢を倒し突然ヒーローに変身した」みたいな扱いを受ける行為をした後の彼が、他人の命を奪ってしまったことに悩み、余りにも恐ろしい国家間の問題を知ってしまった事実に苦しむ、という極めて現実に近い「普通」の人間の葛藤。占いや自分では全く魅力を見出だせない工芸品にすがってみたり、あるいは在るべき場所を離れ、あてどなく知らない街をさ迷い歩くことでソレを忘れよう、あるいは乗り越えようと意味の無いことを繰り返してしまう行為。そして日/本人の中にもやはり確実に存在していた差別的感情の発露。互いに「違う」ものを貶め、憎しみ合ってしまうのはやっぱりどうしようもない人間(イヤ現代版ブ○ダ嬢の言を参考にすると生き物として当然)の性なんだろうか(´・ω・`)
コレクターとして客観的歴史の込められたものを好んでいた彼が、陰鬱な主観的歴史を帯びてしまった収集品を手放そうとする、というのもナルホド、と感じたなぁ。私はむしろ逆で(主に貧乏でドケチだからかもしれないけど(^^;)空き瓶とか貝殻とかお菓子のパッケージ、どんなに昔のものでボロボロになっていても、主観的歴史を帯びたものほど棄てたり手放したりがどうしてもできずにガラクタの山を形成してしまうタイプ。(さすがに人殺した凶器とかは持ってないけど。笑)だから思い入れのある本やCDは借りるんじゃなくて現物で持っておきたいんだよねー。本当ゴミ屋敷一直線だな!断捨離かこん○り様の本を買ってみるべきだろうか・・・。

しっかし、ジョーの正体ときたら!つくづくS Dコッエーなぁ(((゜Д゜;)))gkbr アベンゼンがヒ○ラーで今後の権力闘争に介入しないように暗殺しに来たのか、とも考えましたがホントに普通のオッサンというか、むしろモブと言っても差し支えないくらい重要性の薄い?端役でしたね。しかも書いた理由が易とか(@_@;)マジか。ジュリアナのセリフにあった「本の中の世界こそが現実」という言葉を考慮すると、アベンゼンは作者自身をモデルにしていて、まさに歴史の流れはコインの裏表に過ぎない、という暗示が込められているのかもしれない、とも感じた。(タンポポ作戦に近いことを、実際W W 2末期のアメ○カは日.本に対して行った訳だし、ド○ツがソ/連を思わせる政策や内ゲバに走っているのも当時の現実との対比を想起させる)
作品全体を通して、結局『イナゴ~』の存在自体がジュリアナを真理へと導き、本当の居場所を見つけさせるための道具だった、というような展開でしたね。いやぁ、しかしジュリアナかっこええなー!(*´д`) 日/本支配下の西海岸の退屈な空気に飽き飽きして、ウダツの上がらない亭主の元から逃げた彼女が、恐ろしい暗殺計画や犯罪に手を染めたり巻き込まれたりした挙句によぎった記憶が日.本人から柔/道を習った時の思い出だったり、置き去りにした夫がユダ○人であることが意識の根底に常に存在していた(別れた、と言いつつ本音では未だに彼の妻だと自認していた)、というところが追いつめられた瞬間に表れる人間の本性、究極の人間らしさを感じさせる展開で良いな、と思いました。本当にこの章で一気に彼女という女性が魅力的なヒロインに化けたというか、とっても好きなキャラクターになったわ。(11章のチルダンの時と同じく。一番好きなのは田上だけど。日.本人の贔屓目かな?笑)
彼女は本当の意味ではしみったれた故郷や西海岸での暮らしを決して捨てることはできないのだろうし、心底から今の支配者面で居座っている日/本人という民族(人種?)の全てを憎んでいるわけでもないのだろう、と。(これも日.本人だからそう信じたいだけかな?(>_<;))それと、どんなに小さく片隅に埋もれているようなものでもフランクに対しては他の誰相手にも無い本物の愛が心のどこかにあるんだろうな、と・・・。あんな気難しいジャジャ馬さん(笑)に一途な愛を捧げ続けられるのって(例え彼女の好むいかにも目立って勇気があるようなタイプじゃなかったとしても)、フランクくらいだと思うしさ(ノ∀`)
フランクの釈放は苛立ち紛れと「なるようになるしかない」と悟った?勢いにせよ田上GJやで!フランクはラッキーで済んで良かったし、エドはホント良い奴だな(つд`) チルダンも彼らの「芸術」を認めて本気モードに入ったらしいし、嫁も帰って来てくれたら万々歳や!(しかしナ○スの「遡及法」で逮捕って・・・まさにウチの東/京裁判を思い起こさせませんか? やっぱ作者さん皮肉屋さん?(・・;))

そして現実のド○ツでも「ナ○スが勝利した世界なんて仮想でもとんでもない!」という理由でコレが禁書になっているとか、まさに『イナゴ~』発禁にした作中のナ○スと鏡写し過ぎて怖い(((゜Д゜;)))gkbr あと「同じ立場」でありながら能天気にソッコー翻訳・出版されて楽しんじゃう日/本人の反応も(ノ∀`)アチャー アベンゼンの住居の変遷などを参考に考えれば、ぶっちゃけアメ○カという最強の砦に守られて「高い城」に籠り、思う存分妄想に浸れる暮らしを(ギリギリの幸運というか綱渡りではあったが本人たちにその自覚がなかった・正直アメリ○がなくさせた)できたのがウチらで、望むと望まざるとに関わらず危険を承知で街に降りて他者と関わり、揉まれざるを得なかったのが戦後ドイ○の状況なんだろうな、と。
冷戦下、東アジアで分断され戦場となったのは島国の敗.戦国日/本ではなく、その日.本から「解放」された半島だった。大陸が紅く染まった以上、地政学的に避けられない条件が揃ってしまう場所ではあったのだろうけれど(あと正直日/本本土は既にボロボロで完全に米配下に置かれていたし、原.爆投下を西側・アメ○カ叩きの道具としてアピールすることを狙っていた東側陣営が再び日/本に原.爆を投下するという選択肢は当時のプロパガンダ手段的にあり得なかった。現在は反/米よりも反.日の方が大事という方向に党の意思が変わったようなので、原/爆投下支持派が特に若い世代で圧倒的に増加しているようですが@お隣)、この辺のことを考えると半島のウチへの恨み節というか八つ当たりが酷くなるのも多少は納得できなくもない。

一方で否が応にも仏と共にE Uを形成し、その主導的立場に立たざるを得なかったドイ○に現実に即さない妄想をしている余裕はとても存在しなかっただろうし、ヨー○ッパ各地に散らばるユダ○人への配慮や、各国への徹底した詫びの姿勢を示さなければE UやNA○Oそのものが瓦解しソ.連に呑み込まれざるを得ない状況にあって本当に必死だったのだろう。何たって他国に領土は切り取られるわ(まぁある意味半島や台/湾、南洋諸島に北.方領土、沖/縄など考えれば日.本もそういう罰は食らったと言えるのかもしれませんが)、分断されて首都のド真ん中に壁築かれたり鉄のカーテン引かれた上に、どっち側でも全方位から「とにかく前の大戦はおまえが悪い。鬼畜。マジで謝れ」と叩かれ続ければそうならざるを得なかったのかも・・・位置するのが大陸の真ん中なんだもんなぁ。その点考えると、現代独メディアやそれに触れる人々の反応が若干日/本に厳しめになる理由も理解できるかな。でも本当、両者の戦った意義も理想としていた世界も実は価値観や考え方、地政学や歴史背景的に置かれていた状況も異なり過ぎて「同じ側の同盟国だったから」という説明では一概に語りきれないよな、とコレ読んだり戦後のエンタメカルチャーの違いとか考えてて思ったよ。
あとイタ○アも、だから一応枢.軸国だった、んだよな・・・? 最後裏切ったけど。ホント得だと考えれば良いのか憐れに捉えれば良いのか(´・ω・`) ジョーの発言に一々共感してたんだけど全部芝居だった、って分っちゃうとなー。ヴェゲナーの画家に対するス○ェーデン人演技も見事でしたね(@_@;) S Sマジこわ!

シーズン2が発表されたドラマVer.はレジスタンスの存在やジュリアナとフランクの関係性など原作から更にハードボイルド、ハリ○ッド仕様に改変多いみたいですね。日/本の皇.太.子夫妻訪問ネタとかもあるみたいだし(笑)メインキャスト見る限りやっぱ日/本人組は脇役でジュリアナ(いやラストで本当ヒロインだわ、と見直したけど)関係が主軸らしいなー。ん~見てみたい!日.本でも早く見られますように(-人-)ナモナモ


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日/本人の皆様・・・本番は明日なんやで?(´Д`;)と毎年思うヨシュ○くんの誕生日。結局最後まで心から一緒に祝えなくて、祈りを捧げることができなくてごめんなさい、と祖父母に対して感じてしまう日。カードももう送らない。せめて彼らが、彼らの信じている「神」とその世界観によって救われますように、と願うことしかできない。
しっかしK産党はブレないことだけが唯一の美点()だと思っていたんだが・・・およそインテリジェンスとは程遠いノリの若者たち動員してみたり(昔の所謂「左」は賢さウリだったというか、高学歴の人たちを中心に据えて「賢い僕らが考えたことの方があんな悲惨な結果に終わった戦争を導いた右のバカ共のやり方よりも絶対に正しい」みたいな方向を前面に押し出していたような気がするんですよね)、彼らの主義主張や政治的理想の対極に位置するであろう壊し屋にまで近づいて、首相の座欲しさに日和った時代のS民党を思わせるわ最近の行動(ノ∀`)アイター 
あと某番組キャスター降板で早速また「報道への圧力ガー」騒ぎ始まりそうですね。本当の統制国家って言うのはその存在自体匂わせることなくある日突然(以下略)なんやで、『1984』とリアル中/国・北等の例によればな!(笑)
それからU NやP K O費減ったのは一.日.本人として正直良いことのようにしか感じないのだが、なぜ国内メディアみんな否定的な論調なわけ? ○○国へのO D Aや円借款増やしました系は「無理に中/国に張り合って不必要な虚勢張りやがって~」みたいに書くようなトコまでが(^^;律儀に莫大な額払いまくってたところで何も意味なかったじゃん、ユネ○コも常○理事国入りも。(米は滞納してるし、一人あたりG D Pとか欧州メディアやO E C D様が出して下さる「暮らしの豊かさ」ランキングから見ればウチが二番目っていうこと自体マジおかしいとしか思えない、失われた○十年しか知らない世代の人間なのだが(^ω^))そもそも散々自/衛隊が参加する時P K O叩きしといて何を今更、とも感じるんだけど。イヤそりゃ近隣地域に実質3つ4つしか国が無い中で、世界の超大国になろうとしているお隣の目の敵という立場で影響力低下がマズいって理屈は分かるけどさー。色々損してるようにしか感じないんだよ、70年も前の敗戦が原因でここまで・・・で、その間に常任○事国様方が好き勝手やってきた諸々のことや、ひらりマントでウチにだけギャーギャー噛みついてくる国とかメディア見てるとさぁ(´・ω・`) いやホント戦勝国のための連合ならそっち側の金メインで運営してくれよ頼むから、というのが本音ですね。

以下ちびちび11,12章の感想

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アメ○カ人は日.本人を理解できず、日/本人はド○ツ人を理解できずに戸惑う、というくだりが非常にリアルだなぁ、と改めて思いました。先に出てきたポールの『ミス・ロン○ーハーツ』の解釈に悩む感覚も同じかな。互いに余りに違いすぎて理解できない。本当は同じ民族・家族とだって別個の人間同士は基本的にそうなんだろう、と最近の自分自身に関する諸々振り返っても切に感じてしまった(-_-;) それで互いに悩み苦しみ、それでも最後には互いの「違い」を認め合うことができれば(必ずしも理解=共通の合意は必要ないと個人的には思ってる。だって、少なくとも私は聞いてもらえた、打ち明けられた事実だけでも救われたから)、相手と本当の関係性を築けたり前に進める希望もあるのだ、と。一方でドイ○人だけはその辺悩まないというか「アメ○カ人はこうで日.本人はこう」って最初から決めつける、マニュアル通りのステレオタイプで動いてしまうようなところが現代に至るまで一番ダメな点というか(確率は非常に低いものの重大な結果をもたらす)失敗の理由なんじゃないか、と感じてしまう描かれ方ですね・・・(´-`) うん、WW2もE Uも難民危機も、「この考えは絶対に正しいはずだから!」って現実より理屈を重んじてしまう頑固さが事態を悪化させた感は正直(以下略)

11章のチルダン、よく言ったったな!やっぱアメ○カ人はこうでなきゃ!自虐とか口先だけへりくだりつつ心中での相手落としはイギ○ス人の専売特許だと思うからさーやっぱり(笑)ポールも返って嬉しいというかスッキリしたんじゃないかな? ここから本物の人間同士の関係がやっと生まれる可能性が・・・@最近某ホワーイ!?芸人のツイ見ながら考えてる((´-`)ウンウン まぁちょっとチルダンは色々敗戦以来、更には商売上のコンプレックスを抱え過ぎて日/本人を誇張気味・ひねた見方し過ぎなのかな、ってきらいはあるけど。でもやっぱり自国の粋を凝らした工芸品を「大量生産で安く売らない?」とか提案されたらブチ切れるのはこっちも同じだと思う。だからこそポールも気の進まない言い方をしたのでは?
もちろん生き残るためには様々な選択肢が必要だし、日.本でも海外に工場移転してその方向に舵を切ったメーカーもあれば、こだわり続けて独自の技術を追求して少しずつ高値で販売している職人気質の町工場もある。京都住んでた時、やっすい土産物屋に並んでる製品のMade in Ch○na率にどんだけガッカリしたことか(@_@;) 今、外国人観光客(しかも主にそのMade in ~の国から。笑)の誘致に力を入れると同時に、100均なんかでも「日/本製」アピが増えてきたのは良い戦略なんじゃないかと思います。(実は、以前中.国に留学する子に向こうの方に渡すお土産頼まれて苦労した経験があるんですよ・・・。留学生の子に聞いたら派手好き、って言うからソレ系の探したらいかにも違いの分からない欧米人向けって感じのは大体がMade in Chi○aでorz 日.本人的な京都の本当に「ええもん」と外国の方にとってのソレはまた違うと思うし、良いお店は値段も高いから予算も限られてるしで本当困った。今は大分事情が変わってきたようで、今度行った際は興味深くまた色々覗いてみたいです(´∀`))

しかし肝心のフランクが遂に捕まってしまうとは・・・!アメリ○生まれ育ち?日/本統治領域なのに、こわっ!ナ○スこっわ!(((゜Д゜;)))gkbr あのマトスンじいさんが復讐のために密告したのかな?あ、ポールの「無(ウー)」話も田上の「道(タオ)」と易経の浸透ぶり並みにマジ勘弁してくれと感じた中.日ごちゃ混ぜ価値観でしたねー(・・;)=3 だから、日/本では戦前確かに老.子とか読んどくのが「教養」とされては来ましたよ? でもソレはぶっちゃけごく一部の東洋寄りインテリに限ったことであって、維新後は西洋かぶれも多かったし、まして当の「大陸」を打ち負かして二十年ほどが経った世界でソコまで「中/華的価値観」、おそらくは開国した頃から消えかかっていた「儒.教的思想」が残っているとは考え難いのだが。特に統治下にあるアメ○カにまで持ち込むほどには。むしろ戦後の日/米がそうであったように、バランスよく互いの文化を混ぜてアメリ○的な文化や価値観の影響を日.本が受けるかたちになる方が自然なのでは?
多分、大○本帝国とそこに生きる人々を支配していたものは絶対的な神/道(とつまりそのトップに在るTenno)への信心(人に対すると捉えれば「信頼」と呼んでも良いかも)と忠誠であって、それはむしろ(軍によって改変された)武士道寄りの思想で大陸の「道(タオ)」の考え方とは確実に別個のものであったと思う。そしてそれ故にこそ戦争末期の日.本はドンドンおかしな方向に止まらなくなり悲惨な敗戦を迎えた、と個人的には考えている。右/翼にどう言われても。そういう意味ではTennoに責任があるという言い方もできるのかもしれないけど、その家に生まれてしまっただけで神.道のトップに祀り上げられるほかない、という彼ら自身の選択権の無さを考えると私は決して罪には問えないとも思っています。(むしろある意味ではぶっちゃけ誰よりも人権をはく奪されている存在と言えるのでは?)あと一通り日/本史学んでもう日.本という国自体と神/道・皇/室を切り離すのは実質的に不可能だな、と感じざるを得なかったから。多分彼らがいなくなって神社もなくなってしまえば、欧米で街の象徴の聖堂や教会が消えるのと同じレベルで地域コミュニュティの崩壊が始まり、国家としてのアイデンティティも喪失してしまってあっという間に大陸に呑まれるか、半島のような内戦状態になる結末しか見えない。
だからこの辺の東洋の思想や価値観まぜこぜ的な描き方には違和感も覚えるけど、きっと基本的に同じ信仰で繋がっていた当時の欧米圏は倫理の基準がそこにある、ってベースが互いに了解されている状態だから、見た目が似ていて一見近しく見える東アジアもみんなきっと同じ理屈の元に動いているんだろう、って解釈しちゃったんだろうな。21世紀の現状だけ鑑みても歪んだイデオロギーが注入されてしまった(のにソレを全否定するような経済体制にひた走る)大陸と、儒教とキリス○教がカオスに入り乱れた半島、何だかんだ言って神/道を絶対に切り離せない日.本と見事にバラバラで思想的に重なる面はごくわずかなのに。(せいぜい欧米人より表現が大人しいとか、食の好みが似ているとかそのレベル(-_-;))

いやしかし12章の田上いきなりカッコ良くなり過ぎワロタ(笑)ただのコレクターじゃなかったのね!(ノ∀`) でもリアル死線を潜り抜けてきたであろう二人の命を守っておきながらあれほど葛藤しその場で易始めちゃう小物感が何とも人間らしくて良いな、と。あの歳?になって人は変われるのか、成長できるのだろうか・・・とか人間や人生への興味も改めて抱かせてきますよね@ヴェゲナー視点。いやしかしタンポポ作戦もこっええなぁ!ナチ○はどこに向かっているんや?ボ○マン何てタイミングで死にやがったんじゃー!?(∩Д∩) ヒ○ラー廃人化エピソードから内ゲバ激しそうだなぁ、と予想はついたけど、まさか日/本統治領手に入れたい派と宇宙ゲットしたい派で揉めてたとか(´Д`;) だからコレSFカテゴリーなんですね。
でも日/本は・・・仮にも武士道()の国だから・・・昭.和天.皇の性格考えてもSSの味方だけは絶対したくないだろうなぁ。ユダ○抹殺にも(一部ナ○かぶれを覗き)同盟国として出来る範囲で密かに妨害・抵抗しまくってた国だもんなぁ。(ウチには確かに日/本人以外に対する差別はあっただろうけど、一つの民族を意図的に丸ごと消すっていう発想はまずあり得ない、許せない道理だったと思う)千.畝上げされる度に中/国で頑張ってた某戦犯氏のことも思い出してあげてください、と考えたりするよ。あとポー○ンド孤児の件とか。何だよ千.畝の件が「WW2で日.本がした唯一の良いこと」って。あっそー、じゃあアフガ○とかイ○クで米/軍は何か一つでも良いことをしたんですかね? 今でも泥沼なとこ見ると仮に一個してたとしても全てが相殺どころかマイナスになっちゃいそうですけど^^って言いたくなっちゃうよねぇ。

いやーしかし「高い城」に行き着くまで引っ張るなぁ。アベンゼン何者なんだろ? 「廃人化」設定だけど死んでいるとは書かれていないヒ○ラー本人だったりして?(笑)ハードボイルド・サスペンス・スリル要素増してきて楽しいです!後半は飛ばして一気に読み切りたいなぁ。

追記:
タンポポ作戦コッエー!とか書いたけど、よく考えたら実際アメリ○様がWW2終盤でウチに対してなさったこととほぼ変わらないよね、と(^-^; Tenno死なずに済んで良かったけどさ。もう、作者さんたら皮肉屋さん☆ 何たって今も一般人も女子供も区別なくぶっ殺してしまう空爆という手段を容赦なく用いちゃう国だもんなぁ。自分の国の兵士守るため?あーそうですかハイハイ(´-`) そりゃテロだって止む訳ないっつの。今のアメ○カはドイ○系移民の割合が一番多いって聞くし、結局は同じ穴のムジナというかどっちが勝っててもコインの裏表、人間の醜さや進化(退化?)の過程は変わらないってことなのかな、と改めて虚しく考えさせられてしまった。


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ちびちび10章まで。ドラマではフランク夫妻とジョーの三角関係がメインなのか(´・ω・`) いつかこっちでも見られるかな?

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やっとドイ○側の視点もちょいちょい出てくるようになったけど、シー○ッハ処分されて結局ゲッべ○スの勝利か・・・(((;´д`)))gkbr

ジョーの言ってることが一々真理過ぎて共感してしまう。彼自身が「俺こそが本物のファ○スト」と名乗っているにも関わらず。イタリ○人って他のフィクションでも取って置きの隠し玉キーパーソンや狂言回し的な役振られること多いし、実際オペラなんかのストーリー創るのも上手いよね。国がバラバラで色んなとこから支配を受けたり、地中海貿易で多様な背景を持つ人々との交流があったこと、ある意味バチ○ン・ローマの存在故にヨー○ッパの主役に位置付けられているはずが、実際は帝国滅亡後決して主体的なポジションを得られなかった事実への歪んだ悟りみたいなものがあるのかな? まさに中心地から斜に構えて欧州全体の価値観や歴史の変遷を客観視することに、もしかしたら一番長けている人たちなのかもしれない。周りはそんな彼らの生き方を考えなしだとか享楽的だとバカにするけど、日/本的わび・さび、禅的な精神と紙一重なのでは?と少し思った。住んでた子の話を聞いても正反対のようで似ているところが結構あるような。ご当地ものへのこだわりや異様なまでのプライドの高さ。「悟り・諦め」の裏返しが彼らの場合はあの一見呑気で陽気なライフスタイルで、ウチらはひたすらストイックにシンプルな方向に向かっていった、とそれだけのことなんじゃないか、と。 (日.本の場合はTennoの存在が法/王の権威と極めて近い+荘園制→地頭・守護→大名による各国統治の在り方が中世ヨー○ッパの封建制に似ていたし、その後の幕府による藩制や各地の特産品作れ指令(笑)とか、「お詣り」を関所越える旅の言い訳にできた点という背景が、支配者が色々カオスで小国がバラバラに存在しつつ同じ言語喋って同じ信仰守って、ってイ○リアの歴史というか文化的背景に近いんじゃないかと思う。あと地域的にはすぐ傍に圧倒的な大国があって、支配されてた訳ではないけれど彼らを上回るという発想すら近代まで生まれなかったとことか)

しかし『イナゴ~』はチラチラ出てくる概要見る限り結局当時のアメ○カが辿っていた「現実」も揶揄するっぽい内容なんですね。戦前の彼らがいかに中/国に夢を抱いていたか! 今じゃホント理解できない、と思うけどだからアソコまでプロパガンダに加担してウチの悪魔化にも協力できたんか・・・(´д`|||) 何か本当、易や輪車だけじゃなくて明らか中.国名の煙草の箱に和歌が書かれているくだりとか勘弁してほしいわ。いくらウチらがアジア支配して混じり合った結果だとしても、ヨー○ッパとは根本的に違うんだよ。ド○ツやイギ○スでナチュラルにイタリ○のオペラが通じる感覚ほど距離近くないんだわアジア圏の文化って、と言いたくなっちゃうよね・・・。
あとロシ○の国力自体とコミュ○スト舐めすぎじゃない? それよりイギリ○とユダ○人の方が怖いって? いかにもアメリ○的なおめでたい発想だな、と(-_-;) アング○サクソンにだけ世界を支配する資格と能力がある、みたいな。最近は大分色んなとこの移民混じったおかげで?少しは価値観変わってきているみたいだけど、それでも決して他の言語圏のメンバー入れない五目・エシュ○ンのこととか考えると彼らが基盤になっている国って基本的にそういう考え方なんだろうな、と捉えちゃうよね。その中で一つの駒として良いように扱われざるを得ない国の人間としてはさー。(この辺りに関しては変に根深いコンプレックスを抱いてしまっている自覚はありますm(__)mサーセン)
あと60年代のフィクション中のフィクションで書かれていたのと真逆の状況が21世紀の今になって起きていることに笑ってしまう。「世界の工場」は中/国はじめアジア、結局資本主義は安い労働力こそ至高、ってとこに行き着いちゃってやっぱり平等に発展した豊かな世界で争いがなくなるなんてことは起こり得ませんでしたネー、としか(^ω^) イギ○スの強制収用所話はイ○ドや南アの件考えるとリアル過ぎて笑えない。資源を巡る戦争ネタが一切スルーされてるのも、作者の意図がうかがえるような気がするなぁ。

日/本が爆発的に成長するのは70年代だし、日.本製品=高品質・最先端のイメージ定着もバブル期以降だから正直この時点でこういう描かれ方なのはしょうがないかもしれないけど。『イナゴ~』の夢見がちな妄想記述も、作品世界全体通してのドイ○側の方が技術も医療も進んでいてアジア人には何も革新的なものは生み出せない、白人のお恵みがなければ自分たちの生活を改善することすらできない、みたいな描き方はちょっと・・・私が日/本人だからコンプレックスでそう感じてしまうのかな?(・・;)
実際に戦後のアメリ○からウチが学んだことは多かったし、開国からずっとヨー○ッパに対してはあらゆる分野で習う側であったことは確か。でも一応、開戦時には何とか自力で飛行機とか空母とか造ってはいたんですけど・・・。テレビや洗濯機、自動車だって初めは輸入したけど最終的には自国企業の製品が国内シェアの主体になったよ! 輸出だって頑張ったじゃん! 半導体も、薬も医療機器も、ユー○の恩恵がなくてもド○ツ企業に負けないくらい張り合ってる現実は・・・全てアメ○カ様のおかげですかそうですか、とついうがった見方をね!どうしてもしちゃうよね(^-^;
まぁ「WW2が人種差別をなくした」って黒人と白人が当たり前に肩を並べて歩くことがファンタジーのように描かれている点から見ても、当時の現実の合衆国の置かれた状況を皮肉る意味が強かったのかもしれないですが。共.産主義が台頭しまくってアチコチで代理戦争起こりまくり、ヨー○ッパは戦争の痛手から中々回復できない中で鉄○カーテンが引かれ市場の自由化は未だ夢に過ぎず、各地の独立運動も激化してとても「連合国勝利後の(アング○サクソンにとって)理想的な世界」からは程遠い状態でしたもんね60年代。

今回ちょっと希望を持てたのはチルダンのアメリ○の伝統に対する誇りを垣間見られたこと。お金や取引のためだけじゃなくて、純粋に古き良き自国の歴史やそれを秘めた品物に愛着とプライドを持っているからああいう商売をやっているんだ、っていうことがうかがえたのが良かった。そりゃ多少その本当の値打ちも分からずに?買い漁っていくように見える日/本人に反感覚えたり歪んだ解釈しちゃうのも無理はないかな、って微妙に納得((´-`)ウンウン
彼の抱く梶浦夫妻への複雑な感情や、特にベティさんの魅力的な描かれ方も中々興味深い作品のポイントだと思うんだけど、向こうの感想読む限りどうもドラマでは彼らは脇役っぽいなぁ。原作での物語の始まりはこっち側からだし、深い問答や互い(ナ○ス、日.本、アメ○カ)の価値観の違いが分かりやすく表れている描写が結構あって面白い視点なのに。主役白人でラブストーリー要素入れないとドラマ的にはやりづらかったのかなー。(あと米メディア界において大事なポイント、フランク=ユダ○人をメインキャラに据えることとか?^^)

ジュリアナとジョーの高い城行きの大冒険、バイデン氏(=ルドルフ・ヴェゲナー?)と矢田部(=手崎将軍?)の正体と会談の目的とか、サスペンスめいてきて楽しいですね(((*´∀`)ワクワク ゲッペ○スの演説の中身も気になる!フランクとよく分からない書類にサインしちゃったチルダンはどうなっちゃうんだろう、とか・・・どっかでジュリアナと再会して修羅場ったりするのかな? ドラマ版トレーラーではもう一人女の子キャラが出てきてハードボイルドな展開になるっぽかったけど。
50年も前のヒット作いまさら手出して何言ってんだ、って話ですけど本当に面白くて一級品のエンタメだと思うので、ちびちびネタバレ読まずに頑張ろうと思います(笑) ホント、翻訳物で読んでて楽しい作品って貴重(-人-)アリガタヤ その上当時の自国の捉えられ方とか世界情勢についても考察できるとか、歴オタのくせに何でスルーしてたんだろう、と正直いっそ恥ずかしいです・・・(∩///∩)


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「違い」を認めて乗り越えるのってそんなにしんどいことなのかな・・・。

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7章まで読んだとこなので余り進んではいないんですけど、チルダンとカジウラ夫妻の食事のくだりがモヤモヤ来ちゃって(´・ω・`)

初めは、チルダンの目から見た日.本人像にウチらがどんだけアメ○カや異国の文化や伝統を愛しているか、それに対して敬意を抱いているか察してくれている描き方なのかなー、と感じていたんですよ。それが、全て「勝者による敗者の文化の略奪」や「創造性のない模倣だけの天才」と捉えられていたなんて。そりゃ日/本人がそういう風に嘲られてきた風潮が、開国後の文明開化期からエコ○ミック・アニマル呼ばわりのジャパ○・バッシング時代まで続けて存在し、今でも若干(現在は特に中.国においてかな?)残っていることは知っています。けれど、全ては本当に相手の文化が好きで、素晴らしいものだと憧れたからこそ始まった「真似事」、あるいは必死にその存在に追いつこうと、自国のレベルを高めようとしての努力だったのだと認めてはもらえないのだろうか、とションボリしてしまった(´-`) ジャズのくだりとかさー、敗戦国になった現実でも日/本でブーム巻き起こして今じゃシッカリ一つのジャンルとして完全に定着してるじゃないですか。二元論でしか語れないからこういう発想になってしまうの?
大体60年代はどうだったか分かんないけど、日.本で手相占いやおみくじより易経が浸透してるとは思えないし、ウチが他国の模倣するだけで創造性が皆無だと捉えるなら、ローマ帝国の影響を受けていない欧米圏の文化は存在するのか? 禅だって世界に広まってるのはどっちかというと日/本式に手加えられちゃったヤツだよね? 「道」の思想も、武道や茶や花、書に至るまで、どれも既に大陸の元ネタとは全く異なるものになってしまっていると思うのだが・・・。彼らの発想からすると、ギリ○ャ正教やロ○ア正教やプ○テスタントに「このカ○リックのパチもんが!」って言うようなものなのでは? もっと言えばアブ○ハムの宗教みんなゴッチャにして「おまえら全てユダ○教のパクりな」とか言ってみ? きっと一瞬で宗教戦争始まるでしょ?^^といい加減イライラするわ、一部大陸・欧米人のウチに対するこの辺の認識。
もちろん各種外来文化からの影響を否定はしないけれど、はしっこの国で文化の終着点である以上そうなるのは当然のことだし、だからこそ先進国にギリギリ滑り込みセーフできた面もあるし、このゴチャ混ぜ良いとこ取り魔改造文化こそがウチの「個性」であり、ある意味で「オリジナル」だと名乗っても何も悪くないのでは? マンガも映画もキャラクターも、そっちだってネタパク散々やってきたくせに。戦前に遡ったって、ジャポニズムブームから派生した似非ジャパネスク商品とかはどう解釈するんですかね?と思ってしまった(^ω^#)

あとやっぱりこの時代のアメ○カには(現代日/本の一部に残るような敗戦コンプレックスも混じっているのかもしれないけれど)、白人至上主義の差別意識が根付いていた部分があったんだな、と。ウチらに対しても、ユダ○人に対しても。「本当の人間じゃない、着飾った猿だ」まさにビゴーの風刺画と同じ表現。ポール(現地に馴染む努力をする必要に迫られた移民以外で日本人が自ら英名を名乗ることはまず考えられないけれど、この辺も収容所に送られて徹底的に民族的アイデンティティを破壊された日.系人や、華僑とゴッチャにしてるのかな?)に解説を求められた『ミス・ロン○ーハーツ』を読もうとすらしないのも、所詮「偽物」の彼らには真実のキリス○教的思想は理解できない、と考えているから? 私は個人的にポールさんの気持ちが痛いほどわかりすぎて涙が出ちゃった。バカにしてるのでも奪いたいのでもなくて、本当に必死に、純粋に知りたいんだよ、その考え方や感情を。
今でもよく掲示板とか翻訳系サイトのコメント欄覗くと「向こうは一神教だから~」みたいな彼我の違いを強調したり、中にはその宗教や価値観に対する否定的なコメントをよく見かけたりしますけど、じゃあ少なくとも確かにいる日/本人クリ○チャンの存在ってなんだ?と考えちゃうんだよ。彼らは「同胞」である日.本人からその思考や信仰や在り方そのものを否定されてしまうわけ? 大多数の日/本人が理解できないって言うなら、せめてその家族くらいは、彼らがどうやって「日.本人」であることと長年ウチの国ではそぐわないものとされ、根づいてこなかった信仰との矛盾や葛藤に折り合いをつけて両立させているのか、知ろうとするべきじゃないのか? 例え納得できる答えが得られなくても、その努力をすべきじゃないのか。というか個人的なことを正直に打ち明ければ、素直に知りたいという欲求、本心から受け入れたり理解しようとしてこなかった後悔が、祖父と離れて彼がボケて亡くなってからずーっと自分の中で大きな位置を占めているんです。だからポール氏の失望や、チルダンの反応へのショックが・・・ダメだ色々冷静になれない(/o\)

捕鯨とか死刑とか日/本の治安語りにも宗教ネタ絡めてくる海外掲示板とか、その翻訳に対する日.本人コメ読んだ後だから余計にかな。最近ではシー○ズの件とかもあってクリ○チャン=左巻き・ 某国絡みって扇動もあるしなぁ(-_-;) 極左は全宗教アンチだっつの。唯物論読み返してこい。確かに某国は信者が多くて当然お隣のウチとの繋がりも深くなりがちな点は否めないけど、在.日の方には専用の教会もあるし、米系だったり無関係なとこは本当に無関係だよ。ちなみに私はキ○スト教史まさに韓/国人の先生から習ったけど、普通に世界中の流れ織り混ぜて公平かつ客観的で面白い授業だった。先生もマトモで良い方だったし(ていうかホント私半島の方でリアルに知ってるのが皆さんそんな感じなので、何で国としてああなのかマジで理解不能。マトモな人がみんな国出ちゃうから? でもウチでも米でも暴れ回ってるのはいるよね・・・自分の周囲が幸運だったのか、それとも二面性があってある日突然特定の問題に対してはスイッチが入ってしまう状態とか?)

そして最後に、ベティさん(だから戦勝国になったって言うなら余計に日.本人が英名名乗るわけないだろ、と繰り返し違和感を覚える訳だが@しつこい^^#)の言う「どの民族にしても世界制覇を狙っているなんてヒステリックな噂は信じられない」って話には心から同意。みんな「相手」=自分たち以外の世界・他者が怖いだけで、だからこそ少しでも安全に生きられる生存圏を、勢力範囲を拡げようとする。今の中/国にしても昔の大.英帝国すらもきっとそうだったのだろう、とエ○ザベス二作を観たりブーリ○家の姉妹シリーズを読んで考えさせられてしまいました。いつ攻めてくるともしれない強大な大陸に島国が対抗するには、何とかして島では調達しきれないものをどこかから持ってこなくてはならない。(ましてやブリ○ン島の場合、島の中だけでも一つの国としてまとまってはいなかった)だから彼らは海に出て、領土を拡げて、そうしたら今度は彼らの勢力拡大に危機感を感じた大陸側も同じことをして・・・。かつての日.本も他人のことは言えませんよね。初めはイギ○スが、次はロシ○が、それからアメ○カが怖くて、少しでも「本土」を安全に保つために半島を併合し満/州という傀儡を作って。資源が欲しくて東南アジアに手を出して、耳馴染みの良い言葉で現地の人たち(もちろんしたことがしたことなので丸っきり騙すことは不可能でしたが)や純粋な自国の若者を丸め込んで。
恐怖は為政者にとって権力の強化を正当化する最大の道具にもなるわけで、今の中/韓が煽っているのは過去への憎悪と同時に恐怖でもあるわけですよね。とっくの昔に息絶えた軍.国主義の亡霊を甦らせようとしている。もし本当にそうなったら、日/本人として何てことしてくれたんだ、と本気で恨んでしまうと思う。それを止めそうにないアメリ○も。安.倍氏は何だかんだ言ってただの神/道信者で自分の能力の限界を自覚しているというか、他者の意見を聞くところが残っているとは思うから、そこまで愚かというか過激なことはしないと思うけど。というかむしろ解釈変更の方が改憲よりはるかに危ない橋だと思っているので、ソレが彼の悲願だというなら達成してもらった方が中.国さんも返って冷静にウチへの出方を考え直してくれるかもしれない、と一縷の望みを抱いてもいる・・・(´д`|||) 無理かな? 向こうも軍閥とかあって予算欲しがったり洗脳が進みすぎて無理? わー何とかまた手を取りたい!(結局そこに回帰か)

とにかく日/本人として、民族とか宗教とか文化の捉え方とか色々考えさせられる、何というか魂が揺さぶられる(笑)章でした。

追記:
日.本人のアメリ○骨董品収集癖をチルダンが「戦勝国による文化の簒奪」と考えているくだりで、例の博物館のジャポニズム体験批判やアヴリルのPVなんかで見られた「文化の盗用」批判を思い出した!それか、って答えが出た感じo(゜∀゜;)=3ムッハー! 白人と黒人・ネイティヴアメ○カンの複雑な歴史的背景や対立が続いてきた社会では、マジョリティがマイノリティの文化を生活の中にあえて取り入れること、優位な立場にある者が下位の者の文化を模倣することは揶揄を含んだ意図的な侮辱行為か、文化的資源の収奪と捉えられてしまうのではないか、と。この辺戦後の米統治まで他国に支配されたことの無い島国民としては正直理解し難いけど(-_-;)
ウチらはドナ○ド・キーン先生やハ○ー杉山くんのお父さんの半生を見ても分かるように、例え元敵で占領軍の人間だろうが、そもそも海外の人が自国の文化に興味示してくれること自体がとっても珍しくて嬉しいこと、みたいな捉え方(少なくとも「知識人」層はそうだったから彼らが当時の日/本を代表する著名人と知り合えたり親交を深めることができたんだろう、と思う)じゃないですか基本的に。だから駐留軍用の土産物量産してみたり、今も積極的に自国の文化アピール大好きで余念がないというか・・・。開国直後は「こんなもん欲しがるなんて不思議だな~( ゜o゜)」と思いつつアッサリ売り払った物の里帰り展示会を今やってみると盛況だったり(笑) そういう、外国の方が自分たちの文化に興味を持って大切にしてくれていることへの感謝や喜びみたいなものを向こうの人は感じたりしないのかな? 戦後20年くらいで未だにくすぶっていた敗戦コンプレックスのせい?(昔、いや今でも時たまあるという外国人と日.本人のカップルに年寄りが罵声を浴びせるという構図に近い感じ?)
あーでも「文化の盗用」って言葉が今むしろ頻繁に使われるようになっているところを見ると、根本的に外来文化やソレと自国文化との融合についての考え方が全く違うのかなぁ・・・。私、この「文化の盗用」という発想は白人さんにだけ使われるという点だけ見ても、結局は「白人至上主義」の差別意識が元になっているようで逆に嫌なんですよ。そりゃアメ○カでアジア系移民として偏見や差別にさらされて育ったわけじゃないから、実際の向こう育ちの移民の気持ちが分からない人間に文句を言う権利はないのかもしれないけれど(-ω-;) 多分アジアのどこの国の人も、自分の国の文化に外国人が興味持ってくれたら素直に喜ぶのが大半なのでは? ビジネスにもなるんだしさー。
一番繊細なのはやっぱりアメリ○でマイノリティとして生きる人々で、それは向こうの過激なスタンダップ・コメディとかシンプソ○ズの皮肉とか見てると「確かにこういう日常にさらされてたら過敏にもなるわ(´Д`;)」と感じてしまう部分もある。(日/本人コメディアンの韓.国系クリーニング屋と間違われたネタとか、絶対こっちじゃできないもん(笑)仮にパチ屋やラブホに置き換えて日/本でやってみたらどんな恐ろしい事態になるか(((゜Д゜;)))gkbr ベト○ム系コメディアンの韓.国系モノマネも凄かった。散々ギャーギャーまくし立てた後「日/本が全部悪い!」で〆。ベ○ナム系がやるってのがまた何とも(以下略))そもそも彼らの旧宗主国の博物館がまさに文化収奪の結実みたいなもんですからねー。「現代の正義」を代表する(笑)国として、敏感になる気持ちも分からなくはない。
と言ってる端から日.本人留学生が学食の寿司にケチ付けるネタが(ノ∀`) いや分かるよ?揚げた寿司とかフルーツ寿司が出てきたなら私だって若干お皿をひっくり返したくなるだろう。だが冷静になって考えてみろ、ウチのサイゼ○ヤやモ○バーガー、ピザ○ットの元ネタ凌辱ぶりを!ナポ○タンにト○コライス、ご当地ネタだがイギ○ストースト(最早フレンチだの小豆もアリのカオス状態^^)、カレーだって別物にしてしまって心からサーセンって料理が日/本にだってどんだけあるよ? カツだってコロッケだって、オムライスにドリアだって元ネタはヨーロッパ料理だったんだよ!? 自国料理の国際化はどんな形でも良いことやんけ。てか寿司の起源は東南アジアらしいし、生の魚を安全に提供してないとかじゃない限りアレンジ自由で気に食わなきゃ食べなきゃ良いんじゃないですかね? 騒げば騒ぐほどこっちの人種・文化的コンプレックスさらけ出し+白人の反感買っちゃうみたいだから本当やめてほしいこういうの(´-`)=3


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映画好きだけど意外と見た作品とか内容思い出せなかったり、監督や俳優名挙げられないことがよくあるのって私だけかな?とスター○ォーズ騒ぎに感じたり。(そういやコレどっかで見た!(´Д`;)ってなることが多い。笑)日曜らしいグダグダした呟きですm(__)m


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小さい頃見た映画でよく分からなかったもの→ナウシカ、スター○ォ―ズ
小さい頃見た映画でよく分からないけどハマったもの→雲○ように風のように、蛍○墓
小さい頃見た映画でよく分からなかったけど大人になって感動したもの→紅○豚

あら、ほとんどジブリだわ・・・。洋画に関してはバッドマンはよく真似っこしてたり、ジョーズは父が私をビビらせたい時によく口ずさんでいたので完全なトラウマです。(その後もディ―プ・ブ○ーとかオリジナルのポセイドン・アドベ○チャー海難パニックものはやたら見てたなうちの家族・・・タイ○ニックにドハマりするのは必然だったのか(´-`))
あ、ス○ーウォーズが理解できなかった最大のポイントは敵がお父さんってトコなんだよね。リアタイ世代ではなかったから親が借りてきたビデオとかTV放映で見てたんだと思いますが、同世代の欧米系の人がナチュラルに熱狂できるのってやっぱり個人主義が息づいてて「親は親、自分は自分」って割り切りができるからなのかな、とか考えたりする。エピソード1、2辺りのクイーン・アミダラとアナキン少年の時代はガチ洋画ファンでしたしナタリー好きだったので覚えてます。分かりやすい?ラブストーリー要素もあったしね。でも個人的には新作公開でイマイチそこまでお祭り騒ぎする気持ちはわからん・・・(´・ω・`)
ナウシカは大人になってから見て「なるほどー」とか伝えたいメッセージ性みたいなものは感じる部分もあったけど結局「で?」って感じでストーリーの意味が根本的に理解し難い。何が起承転結で意味のある結果だったのか? 初期作品だからしょうがないのかもしれないけど、カリオスト○の城のワクワクドキドキ考えちゃうとなぁ。
『雲のように風○ように』は高校生くらいの時に原作買ってキャラ設定とか結構違うのにびっくりしたけど、どっちも大好き!結構キワドいネタなのによくアニメ化して、年齢的に何であんなに妙なハマり方をしていたのか正直ナゾだけど、アジアンな宮廷オタ要素・人間の絆の不可思議さみたいなものに昔っから惹かれやすい傾向が既に芽生えていたんでしょうね(^^; ホタ墓は小さい頃だったから悲しさよりも昔の日常の生活に憧れみたいなものを感じたのかも。大人ナシで子どもだけ、穴の開いたバケツとかドロップ水とか、凄く楽しそうで繰り返し見てました。(甘いもの苦手だったので、サクマの缶買わせといては中身全部親に押しつける、というヒドイ子どもでしたが)
紅豚はマルコが豚になった理由やジーナとの関係性とか、整備士の女の子の微妙な心の機微とか昔はちっとも理解できなかったんだけど、大人になってから改めて見て、深くてオサレでジブリの中でも指折りのお気に入り作品になったなぁ。コレとかぐや姫の良さは歳いかないと気づかないかも(笑)サクラ○ボ実る頃~♪素晴らしい挿入効果だよね!

今はあんまりにもBSと配信が豪華になり過ぎて映画館とかレンタル屋さんに足を運ぶことも減ったけど(一作品の上映時間も長めになってるから集中して見たい派としてはまとまった時間が取れなかったり)、今後は日/本のラノベやマンガ元ネタがアレンジされた系とか、『沈黙』の映画化あたりが気になりますねー。(ぜひ『ミッション』と比較したい^^)今やってるので気になる海難ネタと千畝はそのうちテレビで入るかな、って・・・(-_-;)
ファンタジーものも色々見たけど、ハリポは本も含め途中で飽きてしまったし(それこそキャラ増え過ぎ人間関係展開早すぎ)、指輪くらいかなー原作好きとしても満足できたの。(ナルニアとダレン・シャンはそもそも思い入れが薄かったから何となくこんなもんか、くらいの認識だったかな?)第三部の戦闘シーンはちょっと冗長だったけど、原作もフロドが死の山に近づく辺りからかなり陰鬱で忍耐のいる重苦しい流れだったからまぁ同じ我慢か、と(^^;
何だろ、映画に関しては色々見ても結局どれが一番好きか?と聞かれるとパッと出てくるものが意外と無いというか、見れば見るだけ押し出されていっちゃうもんなのかな?映像作品て。戦争ネタは一々すごく衝撃受けてブログにも書き残してるから見返せば何となく思い出せるけど。先日のNHK杯で未来ちゃんが使ってたギャッツビーはすごく好きだし、ローマ○休日、あと裏.窓とかの往年の名作を観た時の感動も頭にはちゃんと残ってる。小津さん(『東/京物語』とか、昔の日/本女性って美しいなぁ・・・)とか黒沢作品(『薮○中』手法とか『羅.生門』大好き)も。実はスピ○バーグで一番好きだったのは見た世代のせいもあってか『A.I』だったりする、というのも変わらないし、色々言われれば印象に残った場面とか俳優さんとか思い浮かぶんだけど、本と違ってキープしておけないからどの作品が一番で何が最も自分に影響を与えたか、って語れないところがあるんだよね、どんなに「観ること」自体が好きでも。
うーん、でもレオ様オタになったのは中学くらいの自分の中でかなり大きな出来事だったから(部活サボって映画館行ったりするくらい。笑)、ベタに『タイタ○ック』はデカかったかなぁ・・・。あと映画の中で出てくる恋愛で一番「あ、コレなら受け入れられるかも」と思えたのは『ミス・ポ○ー』?ジブリのはもののけ・柊あ○い原作系・ハウルに風立ち○と恋愛絡みは全部苦手だったなぁ。千と千尋・ラピュタがギリセーフなライン\(^O^)/ 最初っからブッチュウかましてベッドシーンな洋物のがまだ耐えられる。(中国?の『ラス○・コーション』とかほぼソレがテーマだったけど(ついでにお約束で日/本悪役だったけど)余裕で好きな作品だったし)エ○ザベスやマリー・アント○ネット系の歴史宮廷大作系も歴オタだから好きだし、ミュージカル系も大好き。ア○モドバルからイース○ウッドまで監督の選り好みもそんなに無い方だと思う・・・。「ダメだ、金と時間ムダにした」って映画とそうじゃない作品に別れるだけで(´Д`)←あ、ちなみに見られる作品数の多さ故に邦画が一番その確率が高いので(笑)ソコだけは入念にリサーチしてよっぽど信頼できる監督の作品だけキッカケがあれば観るという感じです。大手は大体テレビ放映あるし。やっぱり記憶の保存のためにも映画は見た後なるべくメモっとくのが正解なのかな。


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