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ほぼ対自分向けメモ録。ブックマーク・リンクは掲示板貼付以外ご自由にどうぞ。著作権は一応ケイトにありますので文章の無断転載等はご遠慮願います。※最近の記事は私生活が詰まりすぎて創作の余裕が欠片もなく、心の闇の吐き出しどころとなっているのでご注意くださいm(__)m
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【2024/04/29 (月) 01:30】 |
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無題
U
先日はどうも。ネタバレごめんね~。
女子の方、みんな大きなミスなくて、うまく調子合わせてきたなぁと思って見てたけど、地元補正が強めだったような。審判の好みかなぁ。

私もアレルギーはアレルギーとして、ちゃんとせねば...


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氷の神様って降臨自由自在なんだね(´-`) もうぽんず大明神というかオーサーの秘蔵っ子ワンツーには慣れ過ぎて何も言うことない。Pチャンも含め、上三人は別格だな。彼らの歳になる頃には更なる高みに達するであろう新世代にも凄く良い勉強になったやろ? しかしぶっちゃけ男子のレベルアップぶりに比べると差のつかない女子のつまらなさよ・・・ゴメン、この点だけは某選手の責任が大きい気がしてアンチに属してしまうかもしれないm(__)m せめて三人くらい3A挑戦する子がいてくれなきゃさー。(ヨーロッパ選手権の結果見ずに国内戦と去年の成績だけで勝手にトゥクタミ様確定だと信じてたので今更ショックでした><)正直ポゴちゃんがロ○ア勢の中で苦手気味なのもあり、彼女とワグナーの姉貴の点数の出方には納得しがたいものを感じた。技術から言えばメドラジ知子ちゃんの方が上じゃね? ホームで色付くのは分かるけど、ちょっと他の子の点数が抑えられたような印象を抱かざるを得ない。来年はわかばちゃんも来るし、日.本勢何とか三枠キープできれば良いんですけど。ゴールド姫は一度その名の通りゴールドメダル受け取ってほしいからホームでの成功を祈ってますよ@ファンですもの!あと今シーズン毎回のことで申し訳ないが、未来ちゃんのSP・゜・(つД`)・゜・ 出られてホント良かったね!彼女のスケート人生を苦しめてきた怪我、諦めの誘惑や、滑ることへの不安や恐怖・・・彼女はまさにこのプログラムで自分の中のDemonsを克服したんだな、って。あーホントこれは残しておこう。

で、芥川の短編集読み終わった。(※途中から自分の病み語りだよ!)
『羅生門』『鼻』『芋粥』『地獄変』この辺りは繰り返し読んでるので飛ばすとして、『大川の水』『蜜柑』『秋』に物凄く惹かれて沁み入っている自分に、「あー歳取ったのかなぁ(´Д`)」と感じた。あと谷崎の『母を恋うる記』とも重なる『トロッコ』ね。些細なことに人生や社会性を想起させるのがとても上手い。そして薄い。のに美しく共感を誘う多彩な筆致と描写。日/本の純文の原点はまさにここにあったのだ、と確かに「芥川賞」の名を冠するにふさわしい作家なんだな、と改めて思わされるよね。(四迷が当てはまるだろう「近代文学・小説」の原点ではなく、「純文」という日.本の極致のような特殊な文学世界。エンタメや娯楽小説と区別される分野が海外にもあることは知ってるけど、「純文」は「純文」であって他の言語では表現できない特殊な儚さと破滅性を帯びつつぶっ飛んでしぶとくたくましい面も備えた、まさに「菊と刀」そのままな文学?だと考えるからさー)解説の中で高橋さんが「彼は代表作を持たない作家」と表現してたのにブンブン首を振って頷いた。個人的には強いて上げるとしたら『藪の中』かな?あんだけ短いのに、話の構成と登場人物の出てくる順番と発言内容、真相?っぽいものの明かし方というかオチが天才的としか思えない上、不思議な時代小説としても成り立っている。それを映画化した黒澤監督の非凡さといい、全く一体どういうことなの・・・?(;´д`)ってよくフラ○ス映画見ながら呟いている言葉をナチュラルに発せざるを得ない。それくらい様々な手法を試みるのを好んだのだろうし、ダ・ヴィンチのように(笑)創作においてひとところには留まれない欲求を抱えていたんじゃないかと。私小説しか書けない作家のレベルじゃなかったんやなー。あと小説の登場人物になりきることが青春時代の彼の無償の喜びだった、という記述に、とりあえずなってみたいもの全部を己の作品の主人公に置き換えてみたんだろうな、とか。北方さん(これまた芥川の解説書いてるの意外なイメージ(@_@;))が『舞踏会』三島作品と被る、って話にも心から同意した。あんなゴテゴテしてない、淡々としたどこか淋しげで綺麗な筆致なんですけどね。『お菊さん』読んでみたくなっちゃったのでほしいものリストに早速追加@わかりやすい!o(^∀^)o
人間というもの、社会というもの、世界の真実が見えすぎる者が生き続けることは苦しくつらく、けれどそれら全てを決して憎むこともできず、それがどれほど残酷であろうと不条理を秘めようと、ただありのままの現実を見つめるしかない孤独な日々は、それをひたすら文章や物語に記すしかない心持ちはいかばかりだったことだろう、と一昨日見たダ・ヴィンチ展で彼に寄せた思いなどと共に考えてしまいました。語ることはない、語ってはいけないというか、作品の魅力や彼の伝えたかったであろう思いなどを損なってしまう、そういうレベルの作品群だとつくづく思いました。各々の胸に感じたことを、口に出して台なしにしてはいけない作家、それが芥川なのだと。捉え方は人それぞれで良い、人が集まっての社会、社会あっての人なんだから、わざわざ言葉にしなくてもきっとどこかで解り合える繋がりがあるのだから、と。どうしようもなく哀しくて愛しい人間の現実、そして己もまたその内の一部なのだということを、芥川は確かに認め受け入れている。その上で自死を選んだ。太宰なんかよりよっぽど強い。私みたいな虫けらよりもはるかに優れてマトモな人間。けれど、自分が社会との関係を断ち切れない人間だという事実から目を背けちゃいけない、と気づかせてもらいました。ホント良い歳でお恥ずかしいと繰り返しますが(∩///∩) いくら自分がチェンジリングの皮被りで間違って生まれてきた人間もどきだと思っていても、よそ様から見たら普通に人間の女として存在してしまっていることは変えられない事実なんだから、その客観的視点を受け入れてどうにかまた上手く「フリをする」術を早いとこ身に付けないとな、って。(相変わらず病んだ発想でスミマセン)こういう「人間(もどき、と付けるのを外すのにはどうしても抵抗がある)」もいて社会が成り立っていることもまたどうにもできない今の現実(あるいは狂った母を持つ芥川の気づかざるを得ない現実でもあっただろう)、他ならぬ私自身がそれを認識しないとどうしようもないんだ、と。深いなー・・・本当に胸に沁み入ったわ(´-`)

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『羅生門』『鼻』『芋粥』『地獄変』この辺りは繰り返し読んでるので飛ばすとして、『大川の水』『蜜柑』『秋』に物凄く惹かれて沁み入っている自分に、「あー歳取ったのかなぁ(´Д`)」と感じた。あと谷崎の『母を恋うる記』とも重なる『トロッコ』ね。些細なことに人生や社会性を想起させるのがとても上手い。そして薄い。のに美しく共感を誘う多彩な筆致と描写。日/本の純文の原点はまさにここにあったのだ、と確かに「芥川賞」の名を冠するにふさわしい作家なんだな、と改めて思わされるよね。(四迷が当てはまるだろう「近代文学・小説」の原点ではなく、「純文」という日.本の極致のような特殊な文学世界。エンタメや娯楽小説と区別される分野が海外にもあることは知ってるけど、「純文」は「純文」であって他の言語では表現できない特殊な儚さと破滅性を帯びつつぶっ飛んでしぶとくたくましい面も備えた、まさに「菊と刀」そのままな文学?だと考えるからさー)解説の中で高橋さんが「彼は代表作を持たない作家」と表現してたのにブンブン首を振って頷いた。個人的には強いて上げるとしたら『藪の中』かな?あんだけ短いのに、話の構成と登場人物の出てくる順番と発言内容、真相?っぽいものの明かし方というかオチが天才的としか思えない上、不思議な時代小説としても成り立っている。それを映画化した黒澤監督の非凡さといい、全く一体どういうことなの・・・?(;´д`)ってよくフラ○ス映画見ながら呟いている言葉をナチュラルに発せざるを得ない。それくらい様々な手法を試みるのを好んだのだろうし、ダ・ヴィンチのように(笑)創作においてひとところには留まれない欲求を抱えていたんじゃないかと。私小説しか書けない作家のレベルじゃなかったんやなー。あと小説の登場人物になりきることが青春時代の彼の無償の喜びだった、という記述に、とりあえずなってみたいもの全部を己の作品の主人公に置き換えてみたんだろうな、とか。北方さん(これまた芥川の解説書いてるの意外なイメージ(@_@;))が『舞踏会』三島作品と被る、って話にも心から同意した。あんなゴテゴテしてない、淡々としたどこか淋しげで綺麗な筆致なんですけどね。『お菊さん』読んでみたくなっちゃったのでほしいものリストに早速追加@わかりやすい!o(^∀^)o
人間というもの、社会というもの、世界の真実が見えすぎる者が生き続けることは苦しくつらく、けれどそれら全てを決して憎むこともできず、それがどれほど残酷であろうと不条理を秘めようと、ただありのままの現実を見つめるしかない孤独な日々は、それをひたすら文章や物語に記すしかない心持ちはいかばかりだったことだろう、と一昨日見たダ・ヴィンチ展で彼に寄せた思いなどと共に考えてしまいました。語ることはない、語ってはいけないというか、作品の魅力や彼の伝えたかったであろう思いなどを損なってしまう、そういうレベルの作品群だとつくづく思いました。各々の胸に感じたことを、口に出して台なしにしてはいけない作家、それが芥川なのだと。捉え方は人それぞれで良い、人が集まっての社会、社会あっての人なんだから、わざわざ言葉にしなくてもきっとどこかで解り合える繋がりがあるのだから、と。どうしようもなく哀しくて愛しい人間の現実、そして己もまたその内の一部なのだということを、芥川は確かに認め受け入れている。その上で自死を選んだ。太宰なんかよりよっぽど強い。私みたいな虫けらよりもはるかに優れてマトモな人間。けれど、自分が社会との関係を断ち切れない人間だという事実から目を背けちゃいけない、と気づかせてもらいました。ホント良い歳でお恥ずかしいと繰り返しますが(∩///∩) いくら自分がチェンジリングの皮被りで間違って生まれてきた人間もどきだと思っていても、よそ様から見たら普通に人間の女として存在してしまっていることは変えられない事実なんだから、その客観的視点を受け入れてどうにかまた上手く「フリをする」術を早いとこ身に付けないとな、って。(相変わらず病んだ発想でスミマセン)こういう「人間(もどき、と付けるのを外すのにはどうしても抵抗がある)」もいて社会が成り立っていることもまたどうにもできない今の現実(あるいは狂った母を持つ芥川の気づかざるを得ない現実でもあっただろう)、他ならぬ私自身がそれを認識しないとどうしようもないんだ、と。深いなー・・・本当に胸に沁み入ったわ(´-`)

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【2016/04/02 (土) 01:01】 | 本・映画・舞台など
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無題
U
先日はどうも。ネタバレごめんね~。
女子の方、みんな大きなミスなくて、うまく調子合わせてきたなぁと思って見てたけど、地元補正が強めだったような。審判の好みかなぁ。

私もアレルギーはアレルギーとして、ちゃんとせねば...


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この記事へのコメント
無題
先日はどうも。ネタバレごめんね~。
女子の方、みんな大きなミスなくて、うまく調子合わせてきたなぁと思って見てたけど、地元補正が強めだったような。審判の好みかなぁ。

私もアレルギーはアレルギーとして、ちゃんとせねば...
2016/04/02(土) 11:13 |   | U #5563dae711[編集]
[管理者用 返信]
Re:無題
いえいえそれよか翌日の親のエイプリルフールの方が酷かったから( ´∀`)ノシ
人の起きがけに 「日本勢ボロボロで真央ちゃんフリー進めないってよ!」という罪の深い嘘を・・・^^#ビキビキ

まぁ姉貴とゴールドちゃん好きだし多少の補正は仕方ないと思うけど、とにかく日本人的にはサトリカの頑張りや成長への思い入れも強いし、何とか3枠キープしてほしいよね(´・ω・`)
2016/04/02(土) 13:06 | ケイト

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