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体重がまた1kg減ったよー\(^o^)/ 鬱→ヒキ→社会復帰活動の流れは最高のダイエット、と覚えておこう!
フィギュア大陸別はオタベージェワちゃんチームメイトにバレバレやんけ(笑)早速セラムングッズ投げ込んだのも日.本のファンやろ?^^本当どこにでも湧きよる・・・。宇野っちも知子ちゃんも姫も姉貴も素晴らしかったね(≧∇≦) 北米優勝おめでとう!来シーズンも楽しみです☆
以下昨日の続き。
フィギュア大陸別はオタベージェワちゃんチームメイトにバレバレやんけ(笑)早速セラムングッズ投げ込んだのも日.本のファンやろ?^^本当どこにでも湧きよる・・・。宇野っちも知子ちゃんも姫も姉貴も素晴らしかったね(≧∇≦) 北米優勝おめでとう!来シーズンも楽しみです☆
以下昨日の続き。
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第四幕
ハムレットがポローニアスを殺っちまい、死骸をどこかに引きずっていった様子を聞いて「狂気にも一片の純情が残っている」って妃どんだけ親バカなの? いや精神科長いこと通ってると確かにソレは感じるけどさ(;´д`) 駆けつけた王の手下二人に死骸の行方を問われて「土と死骸は同類」と答えるハムレット、これもまた真理((-_-)ウンウン「おまえたちの秘密はかくしておいて、こちらの秘密は開け放し、そうはゆかぬ。」「王様の御寵愛、褒美、権勢、なんでもかんでも吸いとる海綿。そういう手あいこそ、王様にとっては重宝このうえなし。」辛辣ですなー、元は幼なじみなんでしょ?だからこそ父王が死んだ途端に卑しい叔父の言いなりになって真実を見抜けないことが許せないのか><;「国王などというものは――取るにたらぬものさ。」初演時シェイクスピアさんマジで大丈夫だったの!?(((゜ロ゜;)))gkbr
ポローニアスを殺された王がメッチャ焦りながらハムレットの国民からの人気について語るセリフ「大衆というやつは、理性で判断するということを知らない。ただ目に見えたところだけで好悪を決めるのだ。振りあげた鞭の過酷だけが問題にされて、犯した罪そのものは見すごしにされてしまうことになる。」んー、今と何も変わらない(『日の名残り』農夫スミスに村の医師と主人公スティーブンスが抱いていたのと同じ)イギ○ス階級的差別思想だな、と反発を覚える面もあれば、昨日親の発言にビキビキ来てたのはまさにこういうトコなんだよな、と感じる点もあり・・・(´―`) 難しいっすよね、与えられる情報が増えればそれを取捨選択する能力も必要になってきて、歳を取れば取るほどそれは難しい行為になってきてしまうから。続いて王にポローニアスの行方を聞かれて「晩飯の真っ最中、食われているところだ。政治屋の蛆虫どもが集まって、あの男の腹に総がかり、もう何も隠せはせぬ。人間は自分を肥らせるためにほかの動物どもを肥らせて、それで肥ったわが身を蛆虫どもに提供するというわけだ。肥った王様も痩せた乞食も、それぞれおなじ献立の二つの料理――それで万事おしまいだ。」このセリフ大爆笑(ノ∀`)ハライテー! オバ○とキャメ○ンどんな顔して聞いてたのかね?(パナ祭の後だし。笑)
イギ○スに赴くため港に向かう途中の道で小っぽけな土地を争いにポーラ○ドに向かうノ○ウェイ軍に行き合い、「何千の命、何万の金をつぎこもうと、この藁しべほどの問題、とうてい解決できっこないのだ!富み栄え、平和に倦きれば、かならずこのような腫れ物にとりつかれる。」わー、アジアの皆、身に沁みるネ☆でも何かハムレットさんは雄々しいノルウェ○軍を率いるフォーティンブラスの姿に感銘を受けちゃった(・・;)「寝て食うだけ、生涯それしか仕事がないとなったら、人間とは一体なんだ?畜生とどこが違う。神から授かったこの極まりない理性の力、それを使うな、まさかそれが神意ではあるまい。思慮というやつは、四分の一が智慧で、あとの四分の三は卑怯者――おれにもわからない、ただ口さきだけで言い暮している自分の気もちが。 あの兵士たちを見ろ。それを率いる王子の若々しさ。頼りない命を、みずから死と危険にさらす。卵の殻ほどのくだらぬことに……一身の、面目にかかわるとなれば、たとえ藁しべ一本のためにも武器をとって立ってこそ、真に立派と言えよう。二万のつわものが幻同然の名誉のために、墓場に向かって行進を続けている。やつらのねらう小っぽけな土地は、あれだけの大軍を動かす余地もあるまい。」これって皮肉なの?ねぇ皮肉なの?(^ω^) 現代日/本人の感覚ではそうとしか思えないんだけど、この目撃によってハムレット鼓舞されて決意を新たにしてるしなぁ。
父の死により狂ってしまったオフィーリアの「きょうはひとの身、あすはわが身、誰もさきのことはわかりはしない」「ああ、もうどうでもいいの、早く終りにしましょうね」「おやすみなさいまし、みなさま、おやすみなさいまし。ほんとに、おやすみさなさいまし、おやすみ。」というセリフに立ちまくるフラグが(´;ω;`)ブワッ 「悲しみというやつは、いつもひとりではやってこない。かならず、あとから束になって押しよせてくるものだ。」最初の元凶が本当のこと呟いてるぜ王様( ^∀^)σヒャッハッハ! 気違いは木偶も同然、畜生と変わりないんだってさー。まぁ自分は虫けらだと思ってるから良いけど(´―`) 暴徒とはいえ自分たちを養ってくれてる国民様に向かって「恩知らずの犬たち!」呼ばわりの妃もヒデェな。レイアーティーズさん、若い娘だからこそ理性はいとも簡単に崩れ去るほど脆いんやで?「たわいのない言葉がかえって辛い」気持ちは解る。「狂気にも教訓がある」その通り。が、決して狂った人間の心の中で「憂いも悩みも苦しみも、みんな楽しいものになってしまう」ということは無い。だって辛すぎる現実を目の当たりにしたからこそ狂うんだよ、始終狂いっぱなしでいられるわけじゃなくて、その原因が常に奥底に存在しては浮かび上がり壊れた心を責め苛む。「みなさんもどうぞおしあわせに。さようなら。」もう完全にオフィーリアの結末はここで見えてしまうよね(*_*; 言葉巧みに父親を殺され激情に駆られるレイアーティーズにハムレットの始末を付けさせようとする王。「愛情の火花も時に支配されるもの。いかなる善も、つねに並みの高さを維持できはしない。かならず度をすごし、豊穣のうちに崩れ去るのが常。なすべきことは思い立ったときにしてしまうにかぎる。」よう口の回る・・・けど中々に真理突いてくるから怖い(@_@;) この辺やっぱり腐ってもハムレットの叔父なんやな。きっとお兄さんに対するコンプレックスや、義姉だった妃に抱いてきた想い等で複雑に葛藤してきた背景がこの悪役にもあったんだろう。そして四幕ラスト、オフィーリアたん・゜・(つД`)・゜・「かわいそうに、このうえ水はたくさんだろう。涙はこぼすまい。だが無理な話だ。人情はどうすることも出来はせぬ。涙が出きってしまえば、この女々しさにもおさらば出来よう」レイアーティーズのセリフ、5年前の津波で亡くなられた方々のことを思い出してしまった。火葬場もやられて内陸のはいっぱい、しばらく火葬できなくて、皆「ごめんね、ごめんね」って言いながら海に近い場所に仮埋葬してた。今回のなんかずっとマシじゃないですか。二人以外は出てきたんだもん。お弔いだってすぐできる。ホント申し訳ないけどあの惨状見てこの5年の間何やってたんだ、って悔しくてしょうがない。ゆるキャラ使って海外にまで売り込みかけてる場合じゃねーだろ、ちゃんと地元の災害対策しとけよ。避難民も地域住民もまず第一に譲り合って盗み働かず他人のことを思いやれ。コッチの経験とか犠牲や我慢が無意味なものに見えて、すごく虚しく腹立たしくなってしまうんです、九州の方すみませんm(__)m
第五幕
オフィーリアの墓を掘る道化二人による「行為」の解釈が面白い。「おのれの死に責任なき者は、おのれの命を殺したるにあらず」ほうほう、こんな無茶な理屈でオフィーリアは教会で葬儀できたんか(笑)「おもしろくないよな、家柄が良いっていうと、平民のクリスト教徒より、身なげや首つりにも都合よく出来ているんだから」プロテスタントなら一応OKだよ!(^^)b 当時は英.国既にカト○ック脱けてたはずだし。イヤ実際の国教会の考え方とか当時の雰囲気は知らないですけど。まぁ私は絶対に宗教で葬られるのはどれでも御免こうむるけどな!じーちゃんばーちゃんには申し訳ないが、仲良い夫婦だったし二人だけでも楽しく過ごせるやろ(´・ω・`) 彼らの信仰通り“魂”や“天の国”があるとすれば。恐らく母は実家の寺の墓に入ると思うし、父は私と同じく?宗教に類するところに弔われるの絶対嫌な人だと思うので法律の許す範囲内で何とか上手い場所見つけたい。私は手間かけさせるの申し訳ないので「一番安上がりで簡単に処理してくれて良いよ」と妹弟に委せるつもり。どっかの寺の無縁仏でも公立墓地に合葬形式でも構いません。死後の世界を信じていない以上どの宗教の墓に入ろうが関係ないので、とにかく特定の宗教の信者として大げさに弔われなかったらそれで満足。
気違いの王子がイギリ○に追っ払われた理由をさりげなく道化に問うて「あそこなら人目はひかない、あたりがみんな気ちがいだからね。」っておいシェイクスピアさん@イギ○ス人!(ノ∀`) ジョンとヨーコとか、今日入ってきたろくで○し子さんの結婚ニュース思い浮かべちゃった(笑)島国民の気違いっぷりがかけ合わさると凄いぜ・・・!マジ二人の今後に期待が膨らみ過ぎる^^ぜひベッド記録の更新を!30分互いの名前を呼び続ける歌を!(ネタ扱いしかできなくてサーセン、おめでとう末長く?お幸せに(・ω<)b 早く前の奥さんとケリ着くと良いネ☆)
親友と再会し改めて事のあらましを説明するハムレット「結局、最後の仕あげは神がする、荒削りはいくら人間がしてもだ」ストーリー上のフラグなんでしょうけど、キリス○教のこの考え方が私にはどうしても理解できん(-_-;) んでまた国書偽造のくだりで「まえにはわが政治家諸君と同様、字を書くことなど軽蔑して、習ったこともわざと忘れるように努めたものだが、それが今度ばかりはお役にたった。」コッチの上流階級は今に到るまで手習い至上なとこあるのに、ところ変われば文化も違うもんですねぇ( ゜o゜) 国王の手先二人を偽造した国書により死に追いやったことについては「良心の呵責は感じない。身から出た錆、追従者にふさわしい最期さ。あはあいう小人ばらの出る幕ではない。大物がたがいに鎬を削って斬りあっている間に、首をだすなど無法きわまる話だ。」と切り捨てるハムレット。王子の学友務めるくらいだから二人とも貴族だったんでしょ?貴族が王の命に逆らってどうすんの?狂った王子を片付けろ言われて逆らえるとでも?凡人にはそんなことできない。二人は二人の分に合った役割を果たさざるを得なかっただけ。確かに小人だけど、そして父を殺した相手が他ならぬ彼らがおもねる王だと言う事情があるにせよ、幼い頃から知ってる彼らをそう切り捨てるハムレットに(オフィーリアに対してもだけど)実兄を殺した叔父と近しい鬼のような情の無さを覚えてしまうな(´・ω・`)「人間の命、消えるとなれば「ひとつ」と数えるひまも要らぬ」これは5年前に嫌と言うほど(以下略)
王の策略によりレイアーティーズと決闘させるべく、ハムレットのまえで彼を褒め称えてみせる王の使いオズリックにハムレットが告げる「人を知ることは、おのれを知ること」コレ密かに私の金言(^ω^) 自分が空っぽだからそうやって何入れれば良いか詰め込むしかない、どういう人間の皮を被れば良いか、どう見られているのか、大好きな人間様見て研究します。そして自らの虚ろさに改めて気づかされ鬱になる無限ループ\(^o^)/ まさか『ハムレット』で有名どこじゃなくこのセリフ一番に持ってくるヤツはそういないだろうなー・・・。自分も年若いハムレットによる若者批判「甘やかされたおっちょこちょいの雲雀連中は、みんな時の花をかざしにし、おたがい空世辞のやりとりに憂き身をやつし、そこから気のきいたあぶくのような文句をおぼえてきて、物事を地道に考えようとする落ちついた苦労人たちの目をくらましている。だが一吹き息を吹きかけてやれば、所詮はあぶくだ、いっぺんに飛んでしまうさ。」人生の苦みが一手に押し寄せてきてしまった身とはいえ、手っ厳しいなぁ(;・ω・) 決闘の前に漂う不吉な胸騒ぎにハムレットを止めようとするホレイショーの優しさ(涙)ところがハムレットはそれに応じず「前兆などというものを気にかける事はない。一羽の雀が落ちるのも神の摂理。来るべきものは、いま来なくともいずれは来る――いま来れば、あとには来ない――あとに来なければ、いま来るだけのこと――肝腎なのは覚悟だ。いつ死んだらいいか、そんなことは考えてみたところで、誰にもわかりはすまい。」何て悲しい言葉遊び(ノ_・,)
剣にも杯にも毒を盛るという王の策略は、息子を気遣う妃の死、ハムレットの決闘の勝利、けれど確かに彼の体を傷つけた毒の刄と、全てを悟り打ち明けたレイアーティーズの言葉によりハムレットが王への復讐を果たすという報いを受けて幕を閉じる。「天罰だ。自分で用意した毒なのだから。おたがいに許しあおう、ハムレット様。レイアーティーズの死も、父の死も、あなたの罪にはならぬよう、そしてあなたの死もレイアーティーズの罪にはならぬよう。」父に負けず劣らず立派な息子だったレイアーティーズ。・゜゜(ノД`)何て不運な一家なの!?そして死にゆくハムレットがホレイショーに告げる「せめてお前だけでも生きて伝えてくれ、事の次第を、なにも知らぬ人たちにも納得のいくように、ありのまま。」一人生き残るのを拒もうと毒杯に手を伸ばす彼に「頼む、ホレイショー、このままではのちにどのような汚名が残ろうもはかりがたい!ハムレットのことを思うてくれるなら、ホレイショー、しばし平和の眠りから遠ざかり、生きながらえて、この世の苦しみにも堪え、せめてこのハムレットの物語を……」・゜・(つД`)・゜・ウワアァーン! あんたねぇ、生き残る人間が一番つらいんだよ?真実を語り継ぐことの難しさ、不確かさを知ってこそ、また彼への深い信頼ゆえの遺言なのだろうけど、ホレイショーの気持ちを思うと(´;ω;`)ブワッ ハムレットが後を託したフォーティンブラスが立派な人柄で本当に良かった。
あー、やっぱシェイクスピア悲劇は好きだな。矛盾云々言われてるけど人間なんて所詮みんな矛盾の塊、特に何が起こるか分からない生物一発勝負の舞台の世界はそれあってこそ“リアル”な役者の幅を生み出すんですよ。言葉遊びが巧みで美しく表現が豊か。全く言語体系が違うウチのに翻訳されてなお。もちろん明治から今に到るまで数々の訳者さんの必死の努力あってこそだと思いますが。英文科出でも演劇部出身でもないのでフル原文には全くご縁がないですが(-_-;)いつか本でも劇でも触れてみたいとは思う。
ハムレットがポローニアスを殺っちまい、死骸をどこかに引きずっていった様子を聞いて「狂気にも一片の純情が残っている」って妃どんだけ親バカなの? いや精神科長いこと通ってると確かにソレは感じるけどさ(;´д`) 駆けつけた王の手下二人に死骸の行方を問われて「土と死骸は同類」と答えるハムレット、これもまた真理((-_-)ウンウン「おまえたちの秘密はかくしておいて、こちらの秘密は開け放し、そうはゆかぬ。」「王様の御寵愛、褒美、権勢、なんでもかんでも吸いとる海綿。そういう手あいこそ、王様にとっては重宝このうえなし。」辛辣ですなー、元は幼なじみなんでしょ?だからこそ父王が死んだ途端に卑しい叔父の言いなりになって真実を見抜けないことが許せないのか><;「国王などというものは――取るにたらぬものさ。」初演時シェイクスピアさんマジで大丈夫だったの!?(((゜ロ゜;)))gkbr
ポローニアスを殺された王がメッチャ焦りながらハムレットの国民からの人気について語るセリフ「大衆というやつは、理性で判断するということを知らない。ただ目に見えたところだけで好悪を決めるのだ。振りあげた鞭の過酷だけが問題にされて、犯した罪そのものは見すごしにされてしまうことになる。」んー、今と何も変わらない(『日の名残り』農夫スミスに村の医師と主人公スティーブンスが抱いていたのと同じ)イギ○ス階級的差別思想だな、と反発を覚える面もあれば、昨日親の発言にビキビキ来てたのはまさにこういうトコなんだよな、と感じる点もあり・・・(´―`) 難しいっすよね、与えられる情報が増えればそれを取捨選択する能力も必要になってきて、歳を取れば取るほどそれは難しい行為になってきてしまうから。続いて王にポローニアスの行方を聞かれて「晩飯の真っ最中、食われているところだ。政治屋の蛆虫どもが集まって、あの男の腹に総がかり、もう何も隠せはせぬ。人間は自分を肥らせるためにほかの動物どもを肥らせて、それで肥ったわが身を蛆虫どもに提供するというわけだ。肥った王様も痩せた乞食も、それぞれおなじ献立の二つの料理――それで万事おしまいだ。」このセリフ大爆笑(ノ∀`)ハライテー! オバ○とキャメ○ンどんな顔して聞いてたのかね?(パナ祭の後だし。笑)
イギ○スに赴くため港に向かう途中の道で小っぽけな土地を争いにポーラ○ドに向かうノ○ウェイ軍に行き合い、「何千の命、何万の金をつぎこもうと、この藁しべほどの問題、とうてい解決できっこないのだ!富み栄え、平和に倦きれば、かならずこのような腫れ物にとりつかれる。」わー、アジアの皆、身に沁みるネ☆でも何かハムレットさんは雄々しいノルウェ○軍を率いるフォーティンブラスの姿に感銘を受けちゃった(・・;)「寝て食うだけ、生涯それしか仕事がないとなったら、人間とは一体なんだ?畜生とどこが違う。神から授かったこの極まりない理性の力、それを使うな、まさかそれが神意ではあるまい。思慮というやつは、四分の一が智慧で、あとの四分の三は卑怯者――おれにもわからない、ただ口さきだけで言い暮している自分の気もちが。 あの兵士たちを見ろ。それを率いる王子の若々しさ。頼りない命を、みずから死と危険にさらす。卵の殻ほどのくだらぬことに……一身の、面目にかかわるとなれば、たとえ藁しべ一本のためにも武器をとって立ってこそ、真に立派と言えよう。二万のつわものが幻同然の名誉のために、墓場に向かって行進を続けている。やつらのねらう小っぽけな土地は、あれだけの大軍を動かす余地もあるまい。」これって皮肉なの?ねぇ皮肉なの?(^ω^) 現代日/本人の感覚ではそうとしか思えないんだけど、この目撃によってハムレット鼓舞されて決意を新たにしてるしなぁ。
父の死により狂ってしまったオフィーリアの「きょうはひとの身、あすはわが身、誰もさきのことはわかりはしない」「ああ、もうどうでもいいの、早く終りにしましょうね」「おやすみなさいまし、みなさま、おやすみなさいまし。ほんとに、おやすみさなさいまし、おやすみ。」というセリフに立ちまくるフラグが(´;ω;`)ブワッ 「悲しみというやつは、いつもひとりではやってこない。かならず、あとから束になって押しよせてくるものだ。」最初の元凶が本当のこと呟いてるぜ王様( ^∀^)σヒャッハッハ! 気違いは木偶も同然、畜生と変わりないんだってさー。まぁ自分は虫けらだと思ってるから良いけど(´―`) 暴徒とはいえ自分たちを養ってくれてる国民様に向かって「恩知らずの犬たち!」呼ばわりの妃もヒデェな。レイアーティーズさん、若い娘だからこそ理性はいとも簡単に崩れ去るほど脆いんやで?「たわいのない言葉がかえって辛い」気持ちは解る。「狂気にも教訓がある」その通り。が、決して狂った人間の心の中で「憂いも悩みも苦しみも、みんな楽しいものになってしまう」ということは無い。だって辛すぎる現実を目の当たりにしたからこそ狂うんだよ、始終狂いっぱなしでいられるわけじゃなくて、その原因が常に奥底に存在しては浮かび上がり壊れた心を責め苛む。「みなさんもどうぞおしあわせに。さようなら。」もう完全にオフィーリアの結末はここで見えてしまうよね(*_*; 言葉巧みに父親を殺され激情に駆られるレイアーティーズにハムレットの始末を付けさせようとする王。「愛情の火花も時に支配されるもの。いかなる善も、つねに並みの高さを維持できはしない。かならず度をすごし、豊穣のうちに崩れ去るのが常。なすべきことは思い立ったときにしてしまうにかぎる。」よう口の回る・・・けど中々に真理突いてくるから怖い(@_@;) この辺やっぱり腐ってもハムレットの叔父なんやな。きっとお兄さんに対するコンプレックスや、義姉だった妃に抱いてきた想い等で複雑に葛藤してきた背景がこの悪役にもあったんだろう。そして四幕ラスト、オフィーリアたん・゜・(つД`)・゜・「かわいそうに、このうえ水はたくさんだろう。涙はこぼすまい。だが無理な話だ。人情はどうすることも出来はせぬ。涙が出きってしまえば、この女々しさにもおさらば出来よう」レイアーティーズのセリフ、5年前の津波で亡くなられた方々のことを思い出してしまった。火葬場もやられて内陸のはいっぱい、しばらく火葬できなくて、皆「ごめんね、ごめんね」って言いながら海に近い場所に仮埋葬してた。今回のなんかずっとマシじゃないですか。二人以外は出てきたんだもん。お弔いだってすぐできる。ホント申し訳ないけどあの惨状見てこの5年の間何やってたんだ、って悔しくてしょうがない。ゆるキャラ使って海外にまで売り込みかけてる場合じゃねーだろ、ちゃんと地元の災害対策しとけよ。避難民も地域住民もまず第一に譲り合って盗み働かず他人のことを思いやれ。コッチの経験とか犠牲や我慢が無意味なものに見えて、すごく虚しく腹立たしくなってしまうんです、九州の方すみませんm(__)m
第五幕
オフィーリアの墓を掘る道化二人による「行為」の解釈が面白い。「おのれの死に責任なき者は、おのれの命を殺したるにあらず」ほうほう、こんな無茶な理屈でオフィーリアは教会で葬儀できたんか(笑)「おもしろくないよな、家柄が良いっていうと、平民のクリスト教徒より、身なげや首つりにも都合よく出来ているんだから」プロテスタントなら一応OKだよ!(^^)b 当時は英.国既にカト○ック脱けてたはずだし。イヤ実際の国教会の考え方とか当時の雰囲気は知らないですけど。まぁ私は絶対に宗教で葬られるのはどれでも御免こうむるけどな!じーちゃんばーちゃんには申し訳ないが、仲良い夫婦だったし二人だけでも楽しく過ごせるやろ(´・ω・`) 彼らの信仰通り“魂”や“天の国”があるとすれば。恐らく母は実家の寺の墓に入ると思うし、父は私と同じく?宗教に類するところに弔われるの絶対嫌な人だと思うので法律の許す範囲内で何とか上手い場所見つけたい。私は手間かけさせるの申し訳ないので「一番安上がりで簡単に処理してくれて良いよ」と妹弟に委せるつもり。どっかの寺の無縁仏でも公立墓地に合葬形式でも構いません。死後の世界を信じていない以上どの宗教の墓に入ろうが関係ないので、とにかく特定の宗教の信者として大げさに弔われなかったらそれで満足。
気違いの王子がイギリ○に追っ払われた理由をさりげなく道化に問うて「あそこなら人目はひかない、あたりがみんな気ちがいだからね。」っておいシェイクスピアさん@イギ○ス人!(ノ∀`) ジョンとヨーコとか、今日入ってきたろくで○し子さんの結婚ニュース思い浮かべちゃった(笑)島国民の気違いっぷりがかけ合わさると凄いぜ・・・!マジ二人の今後に期待が膨らみ過ぎる^^ぜひベッド記録の更新を!30分互いの名前を呼び続ける歌を!(ネタ扱いしかできなくてサーセン、おめでとう末長く?お幸せに(・ω<)b 早く前の奥さんとケリ着くと良いネ☆)
親友と再会し改めて事のあらましを説明するハムレット「結局、最後の仕あげは神がする、荒削りはいくら人間がしてもだ」ストーリー上のフラグなんでしょうけど、キリス○教のこの考え方が私にはどうしても理解できん(-_-;) んでまた国書偽造のくだりで「まえにはわが政治家諸君と同様、字を書くことなど軽蔑して、習ったこともわざと忘れるように努めたものだが、それが今度ばかりはお役にたった。」コッチの上流階級は今に到るまで手習い至上なとこあるのに、ところ変われば文化も違うもんですねぇ( ゜o゜) 国王の手先二人を偽造した国書により死に追いやったことについては「良心の呵責は感じない。身から出た錆、追従者にふさわしい最期さ。あはあいう小人ばらの出る幕ではない。大物がたがいに鎬を削って斬りあっている間に、首をだすなど無法きわまる話だ。」と切り捨てるハムレット。王子の学友務めるくらいだから二人とも貴族だったんでしょ?貴族が王の命に逆らってどうすんの?狂った王子を片付けろ言われて逆らえるとでも?凡人にはそんなことできない。二人は二人の分に合った役割を果たさざるを得なかっただけ。確かに小人だけど、そして父を殺した相手が他ならぬ彼らがおもねる王だと言う事情があるにせよ、幼い頃から知ってる彼らをそう切り捨てるハムレットに(オフィーリアに対してもだけど)実兄を殺した叔父と近しい鬼のような情の無さを覚えてしまうな(´・ω・`)「人間の命、消えるとなれば「ひとつ」と数えるひまも要らぬ」これは5年前に嫌と言うほど(以下略)
王の策略によりレイアーティーズと決闘させるべく、ハムレットのまえで彼を褒め称えてみせる王の使いオズリックにハムレットが告げる「人を知ることは、おのれを知ること」コレ密かに私の金言(^ω^) 自分が空っぽだからそうやって何入れれば良いか詰め込むしかない、どういう人間の皮を被れば良いか、どう見られているのか、大好きな人間様見て研究します。そして自らの虚ろさに改めて気づかされ鬱になる無限ループ\(^o^)/ まさか『ハムレット』で有名どこじゃなくこのセリフ一番に持ってくるヤツはそういないだろうなー・・・。自分も年若いハムレットによる若者批判「甘やかされたおっちょこちょいの雲雀連中は、みんな時の花をかざしにし、おたがい空世辞のやりとりに憂き身をやつし、そこから気のきいたあぶくのような文句をおぼえてきて、物事を地道に考えようとする落ちついた苦労人たちの目をくらましている。だが一吹き息を吹きかけてやれば、所詮はあぶくだ、いっぺんに飛んでしまうさ。」人生の苦みが一手に押し寄せてきてしまった身とはいえ、手っ厳しいなぁ(;・ω・) 決闘の前に漂う不吉な胸騒ぎにハムレットを止めようとするホレイショーの優しさ(涙)ところがハムレットはそれに応じず「前兆などというものを気にかける事はない。一羽の雀が落ちるのも神の摂理。来るべきものは、いま来なくともいずれは来る――いま来れば、あとには来ない――あとに来なければ、いま来るだけのこと――肝腎なのは覚悟だ。いつ死んだらいいか、そんなことは考えてみたところで、誰にもわかりはすまい。」何て悲しい言葉遊び(ノ_・,)
剣にも杯にも毒を盛るという王の策略は、息子を気遣う妃の死、ハムレットの決闘の勝利、けれど確かに彼の体を傷つけた毒の刄と、全てを悟り打ち明けたレイアーティーズの言葉によりハムレットが王への復讐を果たすという報いを受けて幕を閉じる。「天罰だ。自分で用意した毒なのだから。おたがいに許しあおう、ハムレット様。レイアーティーズの死も、父の死も、あなたの罪にはならぬよう、そしてあなたの死もレイアーティーズの罪にはならぬよう。」父に負けず劣らず立派な息子だったレイアーティーズ。・゜゜(ノД`)何て不運な一家なの!?そして死にゆくハムレットがホレイショーに告げる「せめてお前だけでも生きて伝えてくれ、事の次第を、なにも知らぬ人たちにも納得のいくように、ありのまま。」一人生き残るのを拒もうと毒杯に手を伸ばす彼に「頼む、ホレイショー、このままではのちにどのような汚名が残ろうもはかりがたい!ハムレットのことを思うてくれるなら、ホレイショー、しばし平和の眠りから遠ざかり、生きながらえて、この世の苦しみにも堪え、せめてこのハムレットの物語を……」・゜・(つД`)・゜・ウワアァーン! あんたねぇ、生き残る人間が一番つらいんだよ?真実を語り継ぐことの難しさ、不確かさを知ってこそ、また彼への深い信頼ゆえの遺言なのだろうけど、ホレイショーの気持ちを思うと(´;ω;`)ブワッ ハムレットが後を託したフォーティンブラスが立派な人柄で本当に良かった。
あー、やっぱシェイクスピア悲劇は好きだな。矛盾云々言われてるけど人間なんて所詮みんな矛盾の塊、特に何が起こるか分からない生物一発勝負の舞台の世界はそれあってこそ“リアル”な役者の幅を生み出すんですよ。言葉遊びが巧みで美しく表現が豊か。全く言語体系が違うウチのに翻訳されてなお。もちろん明治から今に到るまで数々の訳者さんの必死の努力あってこそだと思いますが。英文科出でも演劇部出身でもないのでフル原文には全くご縁がないですが(-_-;)いつか本でも劇でも触れてみたいとは思う。
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第二幕
息子の行状を従僕に探らせるポローニアスさん、やり方がやっぱり上手いわー((-_-)ウンウン ハムレットからオフィーリアへの最後の手紙、この中にこそ本心が込められているんだろうになぁ、とか考えると切なくなる>< 狂気を演じつつも皮肉に真実を指摘せざるを得ないハムレットの知性「正直者といえば、当節、一万人にひとり」「娘を日にあてると腐る。世間を知るのはけっこう。が、ついでにとんだことまで知りかねない。」なにを読んでいるか聞かれて「言葉だ、言葉、言葉。」そりゃポローニアスじゃなくても「気ちがいの一得というやつ、正気の理性には思いもつかぬ名言がとびだしてくる。」って発想に至っちゃうわ(´д`)
王の命を受けた“旧友”二人にも狂って振る舞うハムレット。「デン○ークは牢獄、途方もなく大きく、いちばん悪質な」という表現は彼の心情からすれば本心だったんじゃないかな?「夢そのものが影」「乞食こそがほんもので、王侯貴族や英雄たちは乞食の投ずる影」だなんてセリフ、この時代に本当つくづくよく書けたな!(((゜ロ゜;)))gkbr「人間。それがいったいなんだというのだ。この身にはただの塵芥にすぎぬ。」「父が生きていたころは叔父を軽蔑していた輩が、今ではその肖像画に金を出そうと大騒ぎをしている。この不条理、人間の智慧では説明がつくまい。」突然の父の死とその亡霊によって知らされた事の真相、卑しい叔父への憎しみと母への軽蔑と怒り、復讐の運命を定められた彼の深い絶望が伝わってくる(ノ_・,)
ハムレットが芝居や役者の仕事について語るくだりは劇作家シェイクスピアさんの本領発揮、当時は社会風刺を広く大衆に伝える手段が限られていたことでしょうし、英.国は識字率も低かったそうなのでその辺り考慮に入れると色々勉強になりますね^^ ウチの田楽や能を初めとする芸能や落書・川柳の発展に近いものがあるというか。琵琶法師が津々浦々で『平家物語』語り歩いてたっつーのも世界的に見て中々あり得ない話ですよ。ヨーロッパ中渡り歩く吟遊詩人が他国の話として語る分にはあっただろうけど、島国で少年Tenno殺しちゃうエピソードとかねぇ・・・。(あれは確実に殺人罪だろ二位尼)「役者は時代の縮図、手っとり早い年代記」学がなく字も読めない人々が、確かに歴史を記憶し語り継ぐための手段として納得してしまった(( ̄ー ̄)ウンウン 各地の先住民族の歌やトーテムポール、石碑なんかもそうだよね。
一人になったハムレットの独白が切ない><「もし役者がおれの役を演じ、同じ悩み、同じせりふをあてがわれでもしたら、どんなことでもやってのけよう。みんな呆然として舞台を眺めていることだろう。それにひきかえ、このおれのふがいなさ、まったく手のつけられないぐうたらではないか。大事を忘れて、言うべきことも言えず、いたずらに日々を送っている。自分の父親のためだというのに。畜生、なんと言われようと文句は言えぬ。いつまでこんな辛い我慢をするものか。」そして芝居を使って父の亡霊が語る事の真偽を確かめようと思いつくハムレット、「みずから語る舌はないが、因果の不思議、何かが代りに話してくれる。もっと確かな証拠がほしい――それには芝居こそもってこいだ。きっとあいつの本性を抉りだして見せるぞ。」嘘が真を暴き出す、まさに世の真理ですな(´д`)
第三幕
ポローニアスの娘を使ってハムレットの狂気を確かめる罠に「苦い悪魔の本性に、殊勝な砂糖の衣をまぶしてごまかすずるい手口」という言葉を聞いて良心が抉られる、と一応兄殺しの罪の重荷を感じてはいるらしい王様(^ω^) 続いてハムレットの名長ゼリフktkr「生か死か、それが疑問だ。死は眠りにすぎぬ――それだけのことではないか。眠りに落ちれば、その瞬間、一切が消えてなくなる、胸を痛める憂いも、肉体につきまとう数々の苦しみも。願ってもないさいわいというもの。いや、眠れば夢も見よう。永遠の眠りについて、それからどんな夢に悩まされるか、それを思うと―― いつまでも執着が残る、こんなみじめな人生にも。さもなければ誰が世のとげとげしい非難の鞭に堪え、権力者の横暴や驕れるものの蔑みを、黙って忍んでいるものか。それでも、この辛い人生の坂道を、不平たらたら、汗水たらしつのぼって行くのも、ただ死後に一抹の不安が残ればこそ。」・・・ぶっちゃけこの部分シェイクスピアさんのまごうかたなき本音が込められているんじゃないかと思うよ(笑)私死後の世界は全く信じない派なんで方向性は違うけど、考えてることは大体一緒☆(・ω<)b 更に「尼寺へ行け」の名ゼリフもキターー(゜∀゜)ーー!!!「このハムレットという男は、いろんな欠点を数えたてることができる。どんな罪をも犯しかねぬ。自分でもはっきりしない罪、想像のうちにもまだ明瞭な形をとっていない罪、折さえあればすぐにでも犯しかねない罪、そういうもので一杯だ。このような男が天地の間を這いずりまわって、いったい何をしようというのか?そこら中のやつらは一人のこらず大悪党、誰も信じてはならぬ」いくら隠れた見張りの存在を知っていた故の言葉とはいえ、可哀想なオフィーリア(´;ω;`)
叔父の本性を明るみに出す罠を役者に頼むハムレット「何事につけ、誇張は劇の本質に反するからな。劇というものは、いわば自然に向って鏡をかかげ、善は善なるままに、悪は悪なるままに、その真の姿を抉りだし、時代の様相を浮びあがらせる」劇作家シェイクスピアの美学を非常に感じさせるセリフですね!観劇中の叔父の監視を親友に依頼するハムレットの友情観もグッと来る。「人生のあらゆる苦労を嘗めながら、すこしもそれを顔にださず、運命の神が邪険に扱おうと、格別ひいきにしようと、いつもおなじ気もちで受け容れる、そういう男だ、ホレイショーというのは。心臓と頭の動きが程よく調和している。決して運命の神の指先で操られ、その好きな音色を出す笛にはならない。まことに羨ましい男だ。激情の奴隷とならぬ男がほしい。」この上ない褒め言葉にホレイショーの人間性とハムレットが彼に寄せる深い信頼が分かる。私もこういう人間に惹かれます。なりたいと思っても中々なれない強さを、懸命に身に付けようともがいているだけでも凄いことだと思う。
劇が始まり、「こいつの話で万事がわかる。役者に秘密は守れない、何もかも喋ってしまうぞ」とオフィーリアに語るハムレットは本音を漏らしたのか、伝えたかったのか・・・(´・ω・`) 劇中劇の王が言うセリフ「人の思いは所詮記憶の奴隷、生れ出ずるときはいかに激しくとも、ながらえる力はおぼつかない。人の世は無常。情が時を制するか、時が情を制するか、どちらともにわかに決められまい。人の志と運命とはまったく相反して動き、思いはわがものなれど、結果はつねに手のとどかぬところに現われる」やべー、シェイクスピアさんやっぱりかなり心に沁みる(*_*; で、余りに自分たちの状況と重なる劇の内容に慌て出す王と妃に対して「われら一同、心にやましいことは何もないはず、少しも痛痒を感じませんな。」とシレッと答える気ちがいを装ったハムレット(ノ∀`)
劇を見終わった王は大罪の後悔を口にするがこの辺罪人が救われてしまうキ○スト教思想ガンガンでふざけんな、って気持ちになるな!「人はなんのために祈るのだ?罪に落ちぬように祈り、落ちたものは救われるように祈るのだ。罪の獲物を手放さずにいて、それで許されようなどと。天ではごまかしは効かぬのだ。いかなる行いもあるがままに裁かれ、否も応もない。その気もなしに懺悔をしてみたところで、なんの役にたつというのか?ああ、みじめな話だ!死のように黒ずんだ、わが胸のうち!」これを聞いたハムレットの発想がまたすごい(笑)父ちゃんは懺悔もできずに殺されて地獄の業火に焼かれて苦しんでいるから、叔父も懺悔の最中ではなく不意を狙って地獄に突き落とさねばならない、という理由で復讐先伸ばしとか(@_@;)「心をともなわぬ言葉が、どうして天にとどこうぞ。」天があるとは思わないけど、正直人にも届かないと思う(´―`)
母ちゃんに呼び出されたハムレット、ポローニアスは小利口が命取りになってしまったんやな。国や子のために必死に尽くしてきただけだったのに(;_q) 息子に叔父との即決再婚を責められて「もう何も言わないで。お前の言葉で、おのが心の奥底をまざまざとのぞき見るおもい。どす黒いしみにまみれて、このように。いくら洗っても落ちはしまい。」遅ぇよ、母ちゃん・・・(;´д`) てか時代的なこともあるんでしょうけど大概女性蔑視というか、貞操観念の重視っぷり日.本よりキツイよなこの時代のヨーロッパ。女の人ぶっちゃけ再婚しないと暮らしていけないパターン多かったじゃん、どの国でも。そりゃ王妃という立場でたった二ヶ月、しかも(知らなかったとはいえ)夫を殺した相手と、ってなると若干軽率に過ぎるというか、息子の立場じゃ物申したくもなるけどさ。そんな妃を助けに来たのは亡き夫の亡霊。「弱き心には、同じ言葉も強くひびく。」本当にそうなんです@長年病み真っ盛り人間orz その亡霊の姿すら見えず、虚空に話しかける息子をやはり狂気に囚われている、と断じる母に「御自分を甘やかしてはなりませぬ。これほどまで口汚う申しあげねばならぬのも、所詮は母上の罪ゆえ、けっしてハムレットの狂気のせいなどとお思いになってはなりませぬぞ。そのような気休めの油薬を塗って上っ面をぎまかしておいでだと、目に見えぬ奥の方が腐ってゆく。」と告げる言葉も胸に刺さるな><; 本当モリエールといいチェーホフといい、長く演じられてる戯曲系のセリフって美しいだけじゃなくて時代を超えて人間や世の中の真理が詰まりすぎててマジ怖いΣ(゜Д゜;)
息子の行状を従僕に探らせるポローニアスさん、やり方がやっぱり上手いわー((-_-)ウンウン ハムレットからオフィーリアへの最後の手紙、この中にこそ本心が込められているんだろうになぁ、とか考えると切なくなる>< 狂気を演じつつも皮肉に真実を指摘せざるを得ないハムレットの知性「正直者といえば、当節、一万人にひとり」「娘を日にあてると腐る。世間を知るのはけっこう。が、ついでにとんだことまで知りかねない。」なにを読んでいるか聞かれて「言葉だ、言葉、言葉。」そりゃポローニアスじゃなくても「気ちがいの一得というやつ、正気の理性には思いもつかぬ名言がとびだしてくる。」って発想に至っちゃうわ(´д`)
王の命を受けた“旧友”二人にも狂って振る舞うハムレット。「デン○ークは牢獄、途方もなく大きく、いちばん悪質な」という表現は彼の心情からすれば本心だったんじゃないかな?「夢そのものが影」「乞食こそがほんもので、王侯貴族や英雄たちは乞食の投ずる影」だなんてセリフ、この時代に本当つくづくよく書けたな!(((゜ロ゜;)))gkbr「人間。それがいったいなんだというのだ。この身にはただの塵芥にすぎぬ。」「父が生きていたころは叔父を軽蔑していた輩が、今ではその肖像画に金を出そうと大騒ぎをしている。この不条理、人間の智慧では説明がつくまい。」突然の父の死とその亡霊によって知らされた事の真相、卑しい叔父への憎しみと母への軽蔑と怒り、復讐の運命を定められた彼の深い絶望が伝わってくる(ノ_・,)
ハムレットが芝居や役者の仕事について語るくだりは劇作家シェイクスピアさんの本領発揮、当時は社会風刺を広く大衆に伝える手段が限られていたことでしょうし、英.国は識字率も低かったそうなのでその辺り考慮に入れると色々勉強になりますね^^ ウチの田楽や能を初めとする芸能や落書・川柳の発展に近いものがあるというか。琵琶法師が津々浦々で『平家物語』語り歩いてたっつーのも世界的に見て中々あり得ない話ですよ。ヨーロッパ中渡り歩く吟遊詩人が他国の話として語る分にはあっただろうけど、島国で少年Tenno殺しちゃうエピソードとかねぇ・・・。(あれは確実に殺人罪だろ二位尼)「役者は時代の縮図、手っとり早い年代記」学がなく字も読めない人々が、確かに歴史を記憶し語り継ぐための手段として納得してしまった(( ̄ー ̄)ウンウン 各地の先住民族の歌やトーテムポール、石碑なんかもそうだよね。
一人になったハムレットの独白が切ない><「もし役者がおれの役を演じ、同じ悩み、同じせりふをあてがわれでもしたら、どんなことでもやってのけよう。みんな呆然として舞台を眺めていることだろう。それにひきかえ、このおれのふがいなさ、まったく手のつけられないぐうたらではないか。大事を忘れて、言うべきことも言えず、いたずらに日々を送っている。自分の父親のためだというのに。畜生、なんと言われようと文句は言えぬ。いつまでこんな辛い我慢をするものか。」そして芝居を使って父の亡霊が語る事の真偽を確かめようと思いつくハムレット、「みずから語る舌はないが、因果の不思議、何かが代りに話してくれる。もっと確かな証拠がほしい――それには芝居こそもってこいだ。きっとあいつの本性を抉りだして見せるぞ。」嘘が真を暴き出す、まさに世の真理ですな(´д`)
第三幕
ポローニアスの娘を使ってハムレットの狂気を確かめる罠に「苦い悪魔の本性に、殊勝な砂糖の衣をまぶしてごまかすずるい手口」という言葉を聞いて良心が抉られる、と一応兄殺しの罪の重荷を感じてはいるらしい王様(^ω^) 続いてハムレットの名長ゼリフktkr「生か死か、それが疑問だ。死は眠りにすぎぬ――それだけのことではないか。眠りに落ちれば、その瞬間、一切が消えてなくなる、胸を痛める憂いも、肉体につきまとう数々の苦しみも。願ってもないさいわいというもの。いや、眠れば夢も見よう。永遠の眠りについて、それからどんな夢に悩まされるか、それを思うと―― いつまでも執着が残る、こんなみじめな人生にも。さもなければ誰が世のとげとげしい非難の鞭に堪え、権力者の横暴や驕れるものの蔑みを、黙って忍んでいるものか。それでも、この辛い人生の坂道を、不平たらたら、汗水たらしつのぼって行くのも、ただ死後に一抹の不安が残ればこそ。」・・・ぶっちゃけこの部分シェイクスピアさんのまごうかたなき本音が込められているんじゃないかと思うよ(笑)私死後の世界は全く信じない派なんで方向性は違うけど、考えてることは大体一緒☆(・ω<)b 更に「尼寺へ行け」の名ゼリフもキターー(゜∀゜)ーー!!!「このハムレットという男は、いろんな欠点を数えたてることができる。どんな罪をも犯しかねぬ。自分でもはっきりしない罪、想像のうちにもまだ明瞭な形をとっていない罪、折さえあればすぐにでも犯しかねない罪、そういうもので一杯だ。このような男が天地の間を這いずりまわって、いったい何をしようというのか?そこら中のやつらは一人のこらず大悪党、誰も信じてはならぬ」いくら隠れた見張りの存在を知っていた故の言葉とはいえ、可哀想なオフィーリア(´;ω;`)
叔父の本性を明るみに出す罠を役者に頼むハムレット「何事につけ、誇張は劇の本質に反するからな。劇というものは、いわば自然に向って鏡をかかげ、善は善なるままに、悪は悪なるままに、その真の姿を抉りだし、時代の様相を浮びあがらせる」劇作家シェイクスピアの美学を非常に感じさせるセリフですね!観劇中の叔父の監視を親友に依頼するハムレットの友情観もグッと来る。「人生のあらゆる苦労を嘗めながら、すこしもそれを顔にださず、運命の神が邪険に扱おうと、格別ひいきにしようと、いつもおなじ気もちで受け容れる、そういう男だ、ホレイショーというのは。心臓と頭の動きが程よく調和している。決して運命の神の指先で操られ、その好きな音色を出す笛にはならない。まことに羨ましい男だ。激情の奴隷とならぬ男がほしい。」この上ない褒め言葉にホレイショーの人間性とハムレットが彼に寄せる深い信頼が分かる。私もこういう人間に惹かれます。なりたいと思っても中々なれない強さを、懸命に身に付けようともがいているだけでも凄いことだと思う。
劇が始まり、「こいつの話で万事がわかる。役者に秘密は守れない、何もかも喋ってしまうぞ」とオフィーリアに語るハムレットは本音を漏らしたのか、伝えたかったのか・・・(´・ω・`) 劇中劇の王が言うセリフ「人の思いは所詮記憶の奴隷、生れ出ずるときはいかに激しくとも、ながらえる力はおぼつかない。人の世は無常。情が時を制するか、時が情を制するか、どちらともにわかに決められまい。人の志と運命とはまったく相反して動き、思いはわがものなれど、結果はつねに手のとどかぬところに現われる」やべー、シェイクスピアさんやっぱりかなり心に沁みる(*_*; で、余りに自分たちの状況と重なる劇の内容に慌て出す王と妃に対して「われら一同、心にやましいことは何もないはず、少しも痛痒を感じませんな。」とシレッと答える気ちがいを装ったハムレット(ノ∀`)
劇を見終わった王は大罪の後悔を口にするがこの辺罪人が救われてしまうキ○スト教思想ガンガンでふざけんな、って気持ちになるな!「人はなんのために祈るのだ?罪に落ちぬように祈り、落ちたものは救われるように祈るのだ。罪の獲物を手放さずにいて、それで許されようなどと。天ではごまかしは効かぬのだ。いかなる行いもあるがままに裁かれ、否も応もない。その気もなしに懺悔をしてみたところで、なんの役にたつというのか?ああ、みじめな話だ!死のように黒ずんだ、わが胸のうち!」これを聞いたハムレットの発想がまたすごい(笑)父ちゃんは懺悔もできずに殺されて地獄の業火に焼かれて苦しんでいるから、叔父も懺悔の最中ではなく不意を狙って地獄に突き落とさねばならない、という理由で復讐先伸ばしとか(@_@;)「心をともなわぬ言葉が、どうして天にとどこうぞ。」天があるとは思わないけど、正直人にも届かないと思う(´―`)
母ちゃんに呼び出されたハムレット、ポローニアスは小利口が命取りになってしまったんやな。国や子のために必死に尽くしてきただけだったのに(;_q) 息子に叔父との即決再婚を責められて「もう何も言わないで。お前の言葉で、おのが心の奥底をまざまざとのぞき見るおもい。どす黒いしみにまみれて、このように。いくら洗っても落ちはしまい。」遅ぇよ、母ちゃん・・・(;´д`) てか時代的なこともあるんでしょうけど大概女性蔑視というか、貞操観念の重視っぷり日.本よりキツイよなこの時代のヨーロッパ。女の人ぶっちゃけ再婚しないと暮らしていけないパターン多かったじゃん、どの国でも。そりゃ王妃という立場でたった二ヶ月、しかも(知らなかったとはいえ)夫を殺した相手と、ってなると若干軽率に過ぎるというか、息子の立場じゃ物申したくもなるけどさ。そんな妃を助けに来たのは亡き夫の亡霊。「弱き心には、同じ言葉も強くひびく。」本当にそうなんです@長年病み真っ盛り人間orz その亡霊の姿すら見えず、虚空に話しかける息子をやはり狂気に囚われている、と断じる母に「御自分を甘やかしてはなりませぬ。これほどまで口汚う申しあげねばならぬのも、所詮は母上の罪ゆえ、けっしてハムレットの狂気のせいなどとお思いになってはなりませぬぞ。そのような気休めの油薬を塗って上っ面をぎまかしておいでだと、目に見えぬ奥の方が腐ってゆく。」と告げる言葉も胸に刺さるな><; 本当モリエールといいチェーホフといい、長く演じられてる戯曲系のセリフって美しいだけじゃなくて時代を超えて人間や世の中の真理が詰まりすぎててマジ怖いΣ(゜Д゜;)
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またコッチもかよ、と思いつつ震度5程度までは特に反応しない宮城県民なのでした(( ̄ー ̄) テレビも付けないし周囲の人と顔合わせたり確認もしませんね。ちょっと長めだな、くらいでいつものこと。でも備蓄品の補充だけは怠らないよ!飲み物、のど飴や手回しライトキーホルダーと保温シートも持ち歩いてるし(笑)
時事ではそ○りゅうさん脱落ねぇ・・・ぶっちゃけ向こうとこちらでは安全保障も海の性質も環境全く違うので、後で相手方が悔やまないと良いんだけど。その頃には半分くらいの国民がアッチ系になって中.国と上手くやってる算段つけとくから良いのか^^ お父上の英/国様も随分すりよってらっしゃることだしな!アメリ○様もご苦労が絶えない、というか負け知らずで数枚舌のア○グロ五目がこの調子だとウチ本気でアッサリ梯子外されて見捨てられるんじゃねーの?(南や東南アジアは寝返りも可能だろうが、ウチはあの憎悪教育の浸透っぷり見るに「復讐」しないと国民抑えられないだろ)ぶっちゃけウチら準備も覚悟もできてないというか、他ならぬアメ○カ様方にそういう思想を抱くことすら長年禁止されてきた国だってのに。国際社会ってホント理不尽(´・ω・`)ショボーン
以下タイトル作品感想
時事ではそ○りゅうさん脱落ねぇ・・・ぶっちゃけ向こうとこちらでは安全保障も海の性質も環境全く違うので、後で相手方が悔やまないと良いんだけど。その頃には半分くらいの国民がアッチ系になって中.国と上手くやってる算段つけとくから良いのか^^ お父上の英/国様も随分すりよってらっしゃることだしな!アメリ○様もご苦労が絶えない、というか負け知らずで数枚舌のア○グロ五目がこの調子だとウチ本気でアッサリ梯子外されて見捨てられるんじゃねーの?(南や東南アジアは寝返りも可能だろうが、ウチはあの憎悪教育の浸透っぷり見るに「復讐」しないと国民抑えられないだろ)ぶっちゃけウチら準備も覚悟もできてないというか、他ならぬアメ○カ様方にそういう思想を抱くことすら長年禁止されてきた国だってのに。国際社会ってホント理不尽(´・ω・`)ショボーン
以下タイトル作品感想
『ソーシャル・ネットワーク』
親友失うくらいなら億万長者にも有名人にもなりたくない、絶対に(´-`) いざ目の前にそういうチャンスがあって自分にそれを活かせる才能があったとしたらどう考えるかは分からないけれど、本当に親身になってくれる友人たちのありがたさが身に沁みる今日この頃なので私は特にそう感じました。ただ、有名大学の学生として調子に乗っている若い年頃に知能もエネルギーももて余してたら確かに主人公のような行動や発想に走ってもおかしくない。というかショーンのような人物が魅力的に映るのも、せっかく軌道に乗りつつある「祭」に水を差すようなエドゥアルドの行為を許しがたく感じてしまうのも無理はないのかな、と。特に元カノへの復讐の仕方とスピードなんかも含め、マークは短気で陰湿な(実際はどうなのか分かりませんが、頭が良いだけにそう見える)激情家で、仕事にしろアイディアにしろ一つのことに囚われるとそれしか見えなくなってしまうところがあるキャラクターとして描かれているから。他者への配慮や思いやり、自らの風体や行動がもたらす社会の見方についてもどこか考えがすっぽぬけているような・・・現実を生きる今の彼は大人になって会社の規模も大きくなり、それなりに経験を積んで成長したのかなぁ、という気はしますが。(赤ちゃん誕生でお祝いに慈善団体に寄付とか)
ただなー、正直この作品の制作を承諾した件自体や、奥さんがソチラ系でネット人口も多い市場としての魅力を覚えることは当然なんだけど中.国に媚びっ媚びなところが、作中で描かれたような新しいアイディアに取りつかれたらそのことしか考えられなくなる天才プログラマー、根は全く純粋なオタクで儲けより広める楽しみ、「祭」に集中したかっただけのある意味少年そのままの心の持ち主というのとは明らかに違うよな、と思う(・・;) だって中/国、発言の自由がちっとも保障されてない情報統制国家やで? 本名顔出しのフェイ○ブックに何さらせと? おっそろしーことさせよる・・・。ただでさえアメ○カの当局とリンゴ様すら散々情報開示の件で表立って揉めてるというのに、中.国進出なんかしたら裏で何されると思ってんの? それとも大人しく協力して情報売る密約でも結ぶ気?
たぶん彼が大企業主としての社会的責任に目覚めたというのなら、「アラブの春」を導いたのは自分たちのサイトであっていつか中/国にそれをもたらす萌芽をもたらすかもしれない、という使命感()があるのかもしれない。それともK産党の国民監視体制の手先となってでもビジネスを広げたい、より著名になってF Bの名をとどろかせたいという欲望だけがあるのかもしれない。でもなぁ、隣に暮らして1600年ほどのウチの人間として断言するが、あの国そんなに甘くないから!>< 人口が多いってことはそれだけ内部でやりとりするためのツールがあって、統制の抜け穴もみんなそれぞれよく分かってる。フェ○スブックなんて危険なツールで情報を発信しようとは思わない、っつーか日.本人の見たって精々旅先の写真、食べ物、子供やペットネタくらいでしょうがF Bでさらせる範囲って。一時期普及したm○xiに代わるものとしてF Bは確かに流行ったしとりあえず登録している子は多いけど、実際みんな頻繁に覗いたりポツポツ本音さらすのは匿名可なツイや2 c hの方だと思う。常に人目気にして、社会的ルールの範囲内から飛び出した釘は無いか粗探しする東アジア人には基本的に向かないんですよ、F Bって。「こうこうこんな感じでリア充生活がんばってまーす☆」ってアピールする必要がある層にはウケるだろうけど、それによって疲れて脱落していく人もいるし、逆に会社に私生活がバレてしまって禁止されたり、書けることが限られたりで面倒くさいんですよね公開性!(*_*;
海外の方と連絡取るには便利なんだろうなー、とか思うけど、ホント不義理した相手が多すぎる私なんかは登録の時点で「あなたの連絡先に入っているこんな方々が登録されてますよ~」って出てきた面子見て無理だ、と止めちゃいましたもんorz 本当みなさんに申し訳ない。ツイも情報集めのフォロ専状態だし、多方面から「登録しないの?」と言われているラインですら既読表示恐ろし過ぎて避け続けている@本当に面倒な性格だとも!\(^o^)/ 鬱ってる時とか誰とも関わりたくないモードの時、連絡ツール一切使いたくなくなるんですよ・・・。でもずっとピカピカ光ってるの鬱陶しいから一応開くじゃん? でも精神的にすぐ返事考えたり打てる状態じゃないわけ。返事が3日後になったり酷い時はそのまま無視しちゃったりザラにあるんだよ、嫌な相手や内容じゃなくてもホント最低なことにm(__)m
まぁそんな感じで、友情や人間関係やSNSというものが登場し発展した意義について色々と考えさせられる映画でした。主役もキャメ○ンも結構本人に似てて吹いた(笑)兄弟とエドゥアルドはイケメンやなー。これじゃコッチの方に肩入れしたくなっちゃう(^^;
一葉さんまだ四篇残ってた!で、今日は二つ読んだ。
『ゆく雲』
今更だがどの作品もタイトルが簡潔でうっすいように見えて上手い。小作の身から地主の養子に見出された桂次の何とも言いがたい複雑な葛藤。養子になれたから東京の学校に行き、ぬいに出会えた。けれどそのために養父の家に呼び戻され、田舎の地主として跡を継いで娘をめとらねばならない運命への虚しさ。おぬいへの想いの切なさ。けれどおぬいもまた継母や桂次の養父の兄弟に当たる実父とのしがらみゆえに、決して彼に対して少しでも思わせ振りな態度を取ることは叶わなかった。そうして互いの境遇に深い同情を寄せながら、桂次の方はそれを郷里の鎖を逃れた東京の象徴のように熱い恋情へと燃え上がらせながら、結局何も実らぬまま二人の人生は別たれていく。この話もまたよくある人間社会のどうしようもない“現実”ですねー(ノ_・,) それをこんなにも切なさと美しさという余韻を残して仕上げられる。うん、やっぱり素敵な感性。
『うつせみ』
こちらも養子という立場の辛さが伝わる話。婿を迎えることを望まれる娘側の苦しみもまた描いている。(おそらく)彼女に想いを寄せていた義兄正雄の級友・植村の自死?によって心を病んでしまった雪子。彼女の許婚になるはずだったのだろう養子の正雄の深い戸惑いと雪子に寄せる憐れみと(たぶんきっと家族としての)情愛がまた切ない。雪子も植村に惹かれる気持ちとその死に対しての強い悲しみや罪悪感と共に、確かに正雄に対しての貞節や情は持っていて。だからこそ悩んで苦しみぬいて狂ってしまったのだ、と。「癒つてくれるか」と必死に彼女に向かって請う正雄の姿に、一人娘の狂乱にひたすら困惑し疲れはてる名家の主夫婦に対して彼が抱く恩義を感じて(´;ω;`)ブワッ 女中たちの「植村様か若旦那のどちらかさへが無かつたらお嬢さまもご病気にならず、天下泰平に納まつたものを、ああ浮世は愁らいものだね」というセリフがどうしようもない現実の有り様を如実に表しているというか、鋭く辛い言葉だなぁ、と。
「多少教育も授けてあるに狂気するといふは如何にも恥かしい事で、家の恥辱にも成る実に憎むべき奴ではあるが」という医者の雪子父のセリフも、娘を憐れむフリして明らかに体裁を気にして自分の病院に入院させずに見知らぬ家にコッソリ転地療養させるくだりといい、病みが脱けてない自分としては胸にグッサリ突き刺さったわー(;´д`) さ、サーセン本当に(以下略)雪子はきっと地域の名士の一人娘として、責任感の強いクソ真面目なお嬢さんだったんだろうな。そして正雄の存在や植村の身分のこともあり、一人で追いつめられて植村の死をキッカケにとうとう心が壊れてしまった。一体誰が彼女を責められるっていうんだろう。正雄も、ご両親も、身分違いのどうにもならない恋に身を焦がし、社会に嫌気が差して死を選んだ植村も。誰も悪人がいないのに、世間はこんなにも生きづらい。身に積まされる話です(-_-;)
しかしこの若さでここまで見抜く境地に至れた一葉さん、改めてすごいな・・・というか昔の人は学校通う期間も寿命も短かったから、大人になるというか世の中のせち辛さを身をもって思い知るような機会を得るのが今よりずっと早かったのかな? 色々考えさせられますね。残りは今度こそあと二つ。家に帰って寝る前にじっくり浸りたい文章なので外では合間にホームズ読みます(笑)
親友失うくらいなら億万長者にも有名人にもなりたくない、絶対に(´-`) いざ目の前にそういうチャンスがあって自分にそれを活かせる才能があったとしたらどう考えるかは分からないけれど、本当に親身になってくれる友人たちのありがたさが身に沁みる今日この頃なので私は特にそう感じました。ただ、有名大学の学生として調子に乗っている若い年頃に知能もエネルギーももて余してたら確かに主人公のような行動や発想に走ってもおかしくない。というかショーンのような人物が魅力的に映るのも、せっかく軌道に乗りつつある「祭」に水を差すようなエドゥアルドの行為を許しがたく感じてしまうのも無理はないのかな、と。特に元カノへの復讐の仕方とスピードなんかも含め、マークは短気で陰湿な(実際はどうなのか分かりませんが、頭が良いだけにそう見える)激情家で、仕事にしろアイディアにしろ一つのことに囚われるとそれしか見えなくなってしまうところがあるキャラクターとして描かれているから。他者への配慮や思いやり、自らの風体や行動がもたらす社会の見方についてもどこか考えがすっぽぬけているような・・・現実を生きる今の彼は大人になって会社の規模も大きくなり、それなりに経験を積んで成長したのかなぁ、という気はしますが。(赤ちゃん誕生でお祝いに慈善団体に寄付とか)
ただなー、正直この作品の制作を承諾した件自体や、奥さんがソチラ系でネット人口も多い市場としての魅力を覚えることは当然なんだけど中.国に媚びっ媚びなところが、作中で描かれたような新しいアイディアに取りつかれたらそのことしか考えられなくなる天才プログラマー、根は全く純粋なオタクで儲けより広める楽しみ、「祭」に集中したかっただけのある意味少年そのままの心の持ち主というのとは明らかに違うよな、と思う(・・;) だって中/国、発言の自由がちっとも保障されてない情報統制国家やで? 本名顔出しのフェイ○ブックに何さらせと? おっそろしーことさせよる・・・。ただでさえアメ○カの当局とリンゴ様すら散々情報開示の件で表立って揉めてるというのに、中.国進出なんかしたら裏で何されると思ってんの? それとも大人しく協力して情報売る密約でも結ぶ気?
たぶん彼が大企業主としての社会的責任に目覚めたというのなら、「アラブの春」を導いたのは自分たちのサイトであっていつか中/国にそれをもたらす萌芽をもたらすかもしれない、という使命感()があるのかもしれない。それともK産党の国民監視体制の手先となってでもビジネスを広げたい、より著名になってF Bの名をとどろかせたいという欲望だけがあるのかもしれない。でもなぁ、隣に暮らして1600年ほどのウチの人間として断言するが、あの国そんなに甘くないから!>< 人口が多いってことはそれだけ内部でやりとりするためのツールがあって、統制の抜け穴もみんなそれぞれよく分かってる。フェ○スブックなんて危険なツールで情報を発信しようとは思わない、っつーか日.本人の見たって精々旅先の写真、食べ物、子供やペットネタくらいでしょうがF Bでさらせる範囲って。一時期普及したm○xiに代わるものとしてF Bは確かに流行ったしとりあえず登録している子は多いけど、実際みんな頻繁に覗いたりポツポツ本音さらすのは匿名可なツイや2 c hの方だと思う。常に人目気にして、社会的ルールの範囲内から飛び出した釘は無いか粗探しする東アジア人には基本的に向かないんですよ、F Bって。「こうこうこんな感じでリア充生活がんばってまーす☆」ってアピールする必要がある層にはウケるだろうけど、それによって疲れて脱落していく人もいるし、逆に会社に私生活がバレてしまって禁止されたり、書けることが限られたりで面倒くさいんですよね公開性!(*_*;
海外の方と連絡取るには便利なんだろうなー、とか思うけど、ホント不義理した相手が多すぎる私なんかは登録の時点で「あなたの連絡先に入っているこんな方々が登録されてますよ~」って出てきた面子見て無理だ、と止めちゃいましたもんorz 本当みなさんに申し訳ない。ツイも情報集めのフォロ専状態だし、多方面から「登録しないの?」と言われているラインですら既読表示恐ろし過ぎて避け続けている@本当に面倒な性格だとも!\(^o^)/ 鬱ってる時とか誰とも関わりたくないモードの時、連絡ツール一切使いたくなくなるんですよ・・・。でもずっとピカピカ光ってるの鬱陶しいから一応開くじゃん? でも精神的にすぐ返事考えたり打てる状態じゃないわけ。返事が3日後になったり酷い時はそのまま無視しちゃったりザラにあるんだよ、嫌な相手や内容じゃなくてもホント最低なことにm(__)m
まぁそんな感じで、友情や人間関係やSNSというものが登場し発展した意義について色々と考えさせられる映画でした。主役もキャメ○ンも結構本人に似てて吹いた(笑)兄弟とエドゥアルドはイケメンやなー。これじゃコッチの方に肩入れしたくなっちゃう(^^;
一葉さんまだ四篇残ってた!で、今日は二つ読んだ。
『ゆく雲』
今更だがどの作品もタイトルが簡潔でうっすいように見えて上手い。小作の身から地主の養子に見出された桂次の何とも言いがたい複雑な葛藤。養子になれたから東京の学校に行き、ぬいに出会えた。けれどそのために養父の家に呼び戻され、田舎の地主として跡を継いで娘をめとらねばならない運命への虚しさ。おぬいへの想いの切なさ。けれどおぬいもまた継母や桂次の養父の兄弟に当たる実父とのしがらみゆえに、決して彼に対して少しでも思わせ振りな態度を取ることは叶わなかった。そうして互いの境遇に深い同情を寄せながら、桂次の方はそれを郷里の鎖を逃れた東京の象徴のように熱い恋情へと燃え上がらせながら、結局何も実らぬまま二人の人生は別たれていく。この話もまたよくある人間社会のどうしようもない“現実”ですねー(ノ_・,) それをこんなにも切なさと美しさという余韻を残して仕上げられる。うん、やっぱり素敵な感性。
『うつせみ』
こちらも養子という立場の辛さが伝わる話。婿を迎えることを望まれる娘側の苦しみもまた描いている。(おそらく)彼女に想いを寄せていた義兄正雄の級友・植村の自死?によって心を病んでしまった雪子。彼女の許婚になるはずだったのだろう養子の正雄の深い戸惑いと雪子に寄せる憐れみと(たぶんきっと家族としての)情愛がまた切ない。雪子も植村に惹かれる気持ちとその死に対しての強い悲しみや罪悪感と共に、確かに正雄に対しての貞節や情は持っていて。だからこそ悩んで苦しみぬいて狂ってしまったのだ、と。「癒つてくれるか」と必死に彼女に向かって請う正雄の姿に、一人娘の狂乱にひたすら困惑し疲れはてる名家の主夫婦に対して彼が抱く恩義を感じて(´;ω;`)ブワッ 女中たちの「植村様か若旦那のどちらかさへが無かつたらお嬢さまもご病気にならず、天下泰平に納まつたものを、ああ浮世は愁らいものだね」というセリフがどうしようもない現実の有り様を如実に表しているというか、鋭く辛い言葉だなぁ、と。
「多少教育も授けてあるに狂気するといふは如何にも恥かしい事で、家の恥辱にも成る実に憎むべき奴ではあるが」という医者の雪子父のセリフも、娘を憐れむフリして明らかに体裁を気にして自分の病院に入院させずに見知らぬ家にコッソリ転地療養させるくだりといい、病みが脱けてない自分としては胸にグッサリ突き刺さったわー(;´д`) さ、サーセン本当に(以下略)雪子はきっと地域の名士の一人娘として、責任感の強いクソ真面目なお嬢さんだったんだろうな。そして正雄の存在や植村の身分のこともあり、一人で追いつめられて植村の死をキッカケにとうとう心が壊れてしまった。一体誰が彼女を責められるっていうんだろう。正雄も、ご両親も、身分違いのどうにもならない恋に身を焦がし、社会に嫌気が差して死を選んだ植村も。誰も悪人がいないのに、世間はこんなにも生きづらい。身に積まされる話です(-_-;)
しかしこの若さでここまで見抜く境地に至れた一葉さん、改めてすごいな・・・というか昔の人は学校通う期間も寿命も短かったから、大人になるというか世の中のせち辛さを身をもって思い知るような機会を得るのが今よりずっと早かったのかな? 色々考えさせられますね。残りは今度こそあと二つ。家に帰って寝る前にじっくり浸りたい文章なので外では合間にホームズ読みます(笑)
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元日秋保に連れていってくれたブッダ嬢におかげさまで、と動き出した報告兼ねて春の大滝の写メ送ったら「言い過ぎたかなと思ってたから、ケイトがそこまで行動に出られてたなんてビックリして泣いた。嬉しい。」と返ってきて・・・何かもうコッチが涙(ノ_・,) 私ホント今までどんだけの人に心配かけてきたんだろう、心を曇らせてしまっていたんだろう。特に純文なんか読んで就活講座に集う面々の独特さ見ていると、他人様の温もりが改めて身に沁みることがここ最近あり過ぎなんだが(*_*; 何引きこもって愚痴って迷惑ばっかりかけてたんだろう。心から申し訳なく、そしてどうしようもなくありがたい。みんな「ケイトは気づいてないかもしれないけど、こういうところがあるよ。だから話すの楽しい」とか、「私には無い羨ましいところがあるから」とこのヒネクレ者に向かって言ってくれる友達の存在がどれほどの励みになっているか、例えやっぱりそういう肯定的な評価を受け入れることが難しくても、この何年も暗い穴蔵で身動き一つ取らなかったような数年の間、彼らが細い糸を断ち切らずにいてくれて本当に良かったと思っています(>人<) ありがとう!それだけをひたすら感じる今日この頃。
以下タイトル感想。
以下タイトル感想。
一日の内、寝る前の少しだけでも美しい文章を読むと心が洗われるような気持ちになる(*´ー`) 一葉女史の書く話には日.本女性が萌えるストーリーの原点が全て詰まってるんじゃなかろうか? まぁ更に大前提として式部女史(紫でも和泉でも恐ろしいほどのエロ・萌え・禁断オールシチュエーションカバーぶり)たちがいらっしゃるわけだが、それをより少女小説や女性が萌えるポイントに絞って切なく仕上げていたり、また更に美しい日/本語で女子が反応せざるを得ない着物や髪型に触れつつ女性目線での男性の魅力的な見た目や性格描写をしっかり入れてくるところといい、怖いわー(;´д`) 恐らく男性作家の女性への執着やエロス・それらの妄想描写に相当するものなんだろう、このピュアッピュア(※プ○キュアではない)でプラトニックな切なさ溢れる情感は。
「恋女房」としてかなり強引に玉の輿に乗せられたはずが、子供ができた途端に飽きられて夫に辛く当たられ続ける関の苦しみ。堪えきれずに離縁を覚悟で出てきた実家で、子への断ちがたい思いを父親にこんこんと諭され「今宵限り関はなくなつて魂一つがあの子の身を守る」という悲しい決意で鬼のような夫の元へ帰る関が、思いがけず再会したのはスッカリ落ちぶれて車夫となっていた幼なじみ。関が原田に見初められるまで、密かに想い合っていた二人の人生の切なさ哀しさ(´;ω;`)ブワッ
「何が楽しみに梶棒をにぎつて、何が望みに牛馬の真似をする、銭を貰へたら嬉しいか、酒が呑まれたら愉快なか、考へれば何もかも悉皆厭やで、嫌やとなると容赦なく嫌やに成まする、呆れはてる我まま男、愛想が尽きるでは有りませぬか」惚れぬいた女を敵わぬ身分の男に奪われた、それだけの理由でこの家も持たぬ、女房も里に帰り子も喪い、この虚しい境地にまで堕ちてしまった録之助に感じる同情。嫁入りが決まった時、決して言葉にはできなかった録之助への想いを「これは取とまらぬ夢の様な恋なるを、思ひ切つてしまへ、思ひ切つてしまへ、あきらめてしまはう」と心を定めながら「その際までも涙がこぼれて忘れかねた人」が同じほど己を思ってそれ故に身を破滅させてしまったのかもしれない、と知った時の関の気持ち、自分はどんなに夫に辛く当たられても生活には困らない立場にあることの居たたまれなさが、どうしようもなく隔たってしまった二人の境遇が・゜・(つД`)・゜・ウワアァン! 何で人って思いのままに行動することが叶わないんだろうね・・・社会や家族やしがらみから解き放たれることが決して出来ない。これほど深く互いを想い通じ合った二人でさえ。だってその社会、他者との繋がりに確かに支えられ、よすがとなっていることも分かるからやっぱり断ち切れないんだよなー>< うわあぁ悲しい!そして萌える!(オイ。笑)
うちの小話を好んで下さる方は一葉さん絶対お好きだと思うので、もし読んだことがない方がいらっしゃいましたらぜひ・・・ホント旧仮名遣いとかも美しいので。新潮文庫の短編集あと二作で終わっちゃうよー、寂しい(ノ_・,)
「恋女房」としてかなり強引に玉の輿に乗せられたはずが、子供ができた途端に飽きられて夫に辛く当たられ続ける関の苦しみ。堪えきれずに離縁を覚悟で出てきた実家で、子への断ちがたい思いを父親にこんこんと諭され「今宵限り関はなくなつて魂一つがあの子の身を守る」という悲しい決意で鬼のような夫の元へ帰る関が、思いがけず再会したのはスッカリ落ちぶれて車夫となっていた幼なじみ。関が原田に見初められるまで、密かに想い合っていた二人の人生の切なさ哀しさ(´;ω;`)ブワッ
「何が楽しみに梶棒をにぎつて、何が望みに牛馬の真似をする、銭を貰へたら嬉しいか、酒が呑まれたら愉快なか、考へれば何もかも悉皆厭やで、嫌やとなると容赦なく嫌やに成まする、呆れはてる我まま男、愛想が尽きるでは有りませぬか」惚れぬいた女を敵わぬ身分の男に奪われた、それだけの理由でこの家も持たぬ、女房も里に帰り子も喪い、この虚しい境地にまで堕ちてしまった録之助に感じる同情。嫁入りが決まった時、決して言葉にはできなかった録之助への想いを「これは取とまらぬ夢の様な恋なるを、思ひ切つてしまへ、思ひ切つてしまへ、あきらめてしまはう」と心を定めながら「その際までも涙がこぼれて忘れかねた人」が同じほど己を思ってそれ故に身を破滅させてしまったのかもしれない、と知った時の関の気持ち、自分はどんなに夫に辛く当たられても生活には困らない立場にあることの居たたまれなさが、どうしようもなく隔たってしまった二人の境遇が・゜・(つД`)・゜・ウワアァン! 何で人って思いのままに行動することが叶わないんだろうね・・・社会や家族やしがらみから解き放たれることが決して出来ない。これほど深く互いを想い通じ合った二人でさえ。だってその社会、他者との繋がりに確かに支えられ、よすがとなっていることも分かるからやっぱり断ち切れないんだよなー>< うわあぁ悲しい!そして萌える!(オイ。笑)
うちの小話を好んで下さる方は一葉さん絶対お好きだと思うので、もし読んだことがない方がいらっしゃいましたらぜひ・・・ホント旧仮名遣いとかも美しいので。新潮文庫の短編集あと二作で終わっちゃうよー、寂しい(ノ_・,)
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母に「流行りのミモレ丈っぽいスカート、若い時に履いてたヤツ発掘したからあげる」と言われて履いてみたところ、どう見てもマキシ丈でした本当にどうもありが(以下略)ちなみに身長は2~3cmしか違わないはずなのだが、母の手が届く棚や物干しにいつも私はギリギリ届かないという・・・(´д`)「あ、いやママお尻とか太ももでスカート膨らむ部分があるから!」と謎のフォロー?をされた挙句(若い時のなんだから今より細かっただろ)「裾折り返して縫ってあげるね( ´∀`;)」と不憫がるような顔で優しさを示された。おっかしーなー、普通は後代になるにつれスタイル良くなっていくもんじゃないのか?
あと近隣のブクオフ漁りまくって数件目に、やっと『しろばんば』百円で見っけましたー(≧∀≦)b やっぱり田舎の方がスペース広くてモノがあるのか(海外系はイマイチだったけど(-_-;))、『1Q84』BOOK2下巻も順調にゲット。先日話してたら読みたくなった『リア王』ついでに『オセロー』も買っちゃった☆このままだと例の全集物件揃え直しかねない勢いだな・・・もう、勝手に寄付なんかするから!(まぁどうせ子供向け縮約バージョンだから今読んでも満足できるわけないんですけどね)隣にツ○ヤもあったのでマンガ買うついでにTカード持ちの親が支払いをしてくれるというので、どこのブクオフでも見つからなかった『緋色の研究』ガマンできずにお願いしてしまった。これがロクデナシ親不孝者の現実だよm(__)m でもチェーホフは『桜の園』見つけたけどさすがに自重しました@当たり前。ウチの田舎本屋少なすぎて休日ものすごい行列だったしツタ○レジ(´―`) 本当、被災地にぜひ本を、って改めて思わされちゃった。雨で暇もて余した感じのお子さん連れた家族連ればっかなんだもん。
それと女性ファッション誌の付録がお○松さんトートだったのにビックリ(@_@;) そんなに一般的な域にまで流行ってるんだ!日.本の女子疲れてんのかな? あとロシ○でオ○ム信者が増えてる件もロ○ア人疲れて・・・そりゃ疲れるか、あの土地柄、激動の価値観の変遷を経ての世代間対立に制裁で生活ダメージのコンボ、文豪とその作品の数々を思い浮かべるだけで感じ取れる、厄介な社会形態というか考え過ぎていっそ馬鹿にならざるを得ない人間性><;アワワ
追記は巨人新刊と一葉さんの感想だよー\(^o^)/ カオス万歳!今日新版銀Aマンガ(旧バージョンは絵柄がイマイチ好きじゃなかった)と業平・道真メインの応天門ネタという大好物のマンガを発見して思わず手に取りそうになったのですが、「落ち着け、値段を考えるんだ・・・おまえマンガはガマンできずに買っちまうタイプだろ? 青年マンガのサイズと本棚の空きも鑑みて、まず向かうべきは漫喫じゃないのか?」と脳内天使()が悪に打ち勝ち何とか思い留まりました(*_*; 最近のマンガ業界ネタ幅広過ぎて怖い。歴オタ誘惑ダメ、絶対。ただでさえ信長つくヤツ二つに大奥も買い続けてんだわ。シュトヘルに乙嫁という民族文化大好きヤロウ狙い済ました要素からも逃れられず、この上ドストライクな平安なんか扱ってくれるな!源氏にどんだけ費やしたと思って(以下略)『とはずがたり』漫画化された時も、ぶっちゃけ苦手な漫画家さんで予想通りというか背景は白めで結構面白い旅のくだりはしょられてたけど買わずにはいられなかったもんね。我ながらアホか。化粧品より服よりカバンよりオサレランチより、好きなだけ本とマンガとそれを置くスペースが欲しいでござる・・・女子力orz(お、お○松さん見れば磨かれるのかな?)
あと近隣のブクオフ漁りまくって数件目に、やっと『しろばんば』百円で見っけましたー(≧∀≦)b やっぱり田舎の方がスペース広くてモノがあるのか(海外系はイマイチだったけど(-_-;))、『1Q84』BOOK2下巻も順調にゲット。先日話してたら読みたくなった『リア王』ついでに『オセロー』も買っちゃった☆このままだと例の全集物件揃え直しかねない勢いだな・・・もう、勝手に寄付なんかするから!(まぁどうせ子供向け縮約バージョンだから今読んでも満足できるわけないんですけどね)隣にツ○ヤもあったのでマンガ買うついでにTカード持ちの親が支払いをしてくれるというので、どこのブクオフでも見つからなかった『緋色の研究』ガマンできずにお願いしてしまった。これがロクデナシ親不孝者の現実だよm(__)m でもチェーホフは『桜の園』見つけたけどさすがに自重しました@当たり前。ウチの田舎本屋少なすぎて休日ものすごい行列だったしツタ○レジ(´―`) 本当、被災地にぜひ本を、って改めて思わされちゃった。雨で暇もて余した感じのお子さん連れた家族連ればっかなんだもん。
それと女性ファッション誌の付録がお○松さんトートだったのにビックリ(@_@;) そんなに一般的な域にまで流行ってるんだ!日.本の女子疲れてんのかな? あとロシ○でオ○ム信者が増えてる件もロ○ア人疲れて・・・そりゃ疲れるか、あの土地柄、激動の価値観の変遷を経ての世代間対立に制裁で生活ダメージのコンボ、文豪とその作品の数々を思い浮かべるだけで感じ取れる、厄介な社会形態というか考え過ぎていっそ馬鹿にならざるを得ない人間性><;アワワ
追記は巨人新刊と一葉さんの感想だよー\(^o^)/ カオス万歳!今日新版銀Aマンガ(旧バージョンは絵柄がイマイチ好きじゃなかった)と業平・道真メインの応天門ネタという大好物のマンガを発見して思わず手に取りそうになったのですが、「落ち着け、値段を考えるんだ・・・おまえマンガはガマンできずに買っちまうタイプだろ? 青年マンガのサイズと本棚の空きも鑑みて、まず向かうべきは漫喫じゃないのか?」と脳内天使()が悪に打ち勝ち何とか思い留まりました(*_*; 最近のマンガ業界ネタ幅広過ぎて怖い。歴オタ誘惑ダメ、絶対。ただでさえ信長つくヤツ二つに大奥も買い続けてんだわ。シュトヘルに乙嫁という民族文化大好きヤロウ狙い済ました要素からも逃れられず、この上ドストライクな平安なんか扱ってくれるな!源氏にどんだけ費やしたと思って(以下略)『とはずがたり』漫画化された時も、ぶっちゃけ苦手な漫画家さんで予想通りというか背景は白めで結構面白い旅のくだりはしょられてたけど買わずにはいられなかったもんね。我ながらアホか。化粧品より服よりカバンよりオサレランチより、好きなだけ本とマンガとそれを置くスペースが欲しいでござる・・・女子力orz(お、お○松さん見れば磨かれるのかな?)
巨人19巻、壁の中の人類を「悪の民族」呼ばわりとか本当現実世界の終わらない争いの根源と同じ過ぎて胸が痛くなった。「ヒストリアを救わなきゃ」って、その壁の内側に君臨する王家の血筋・言わば悪の親玉(笑)を救うとはどういうことか? 単なるユミルに聞かされた彼女の正体に彼女もまた憎むべき王家の犠牲者だと思ったから? どういうことなんだろう?(・・;)
『にごりえ』は泣けた(´;ω;`) お力も源七もお初も可哀想で、皆の気持ちが理解できすぎて。我が子の前に堂々と姿をさらせなくなったというお高の告白も哀れだし、太吉の無垢な健気さもツラい。お力が本心を初めて打ち明ける気になった朝之助の淡々として中立的な視点がまた物語の悲劇性、薄暗いけれど当時の日/本社会の中ではよくある出来事であったのだろう一つの埋もれた人々の生き様を、何というか効果的に描き出してますよね。濃く色づけるのではなくてじんわりと人の心に、脳裏に残るように染み渡らせてしまう。
特に五章、宴の席で求められた唄の詞に堪らなくなったお力が店を飛び出すくだり(ノ_・,) 「つまらぬ、くだらぬ、面白くない、情ない悲しい心細い中に、何時まで私は止められてゐるのかしら、これが一生か、一生がこれか」父と祖父の背負わされた恥辱と苦しみを思いながら、死んでも死なれぬ、哀れと思ってくれる人もなく、商売がら悲しいと言うこともできない。「こんな身でこんな業体で、こんな宿世で、どうしたからとて人並みでは無いに相違なければ、人並の事を考へて苦労するだけ間違いであろ」と苦しむ己を気違いじみたと断罪するお力・゜・(つД`)・゜・続く六章で朝之助に語る身の上話も何とも切ない。祖父と父の事情に、幼き日の貧乏暮らしの辛さがまさに現在の源七一家の姿と重なりすぎて(;・ω・)
七章、お力に入れ込んで身代を潰しながらなお彼女を忘れられず仕事に身が入らない旦那に文句言いたくなるお初の気持ちもよく解る。けれどそこまで想いつめた女を子供に向かって「鬼」呼ばわりさせ、彼女が買い与えた菓子だからという理由で貴重なかすていらを投げ捨ててしまった女房を責めたくなる源七の堪りかねた怒りも理解できてしまうんだよ・・・。そしてお初も一歩間違えばお力とそう変わらない、頼れる身寄りも行き場もない哀れな身の上だということが明らかにされるくだり(T_T) 離縁して風呂敷包み一つで母一人子一人となったお初と太吉の辿る道は結局お高と同じところに行き着くのではないか、あれほど夫の心を捕らえ、彼女たちを苦しめた場所の住人になるしか親子が糊口をしのぐ方法は見つからないんじゃなかろうか、と皮肉な考えが浮かんでしまった。
そして妻子を追い出して失い、いよいよ追いつめられた源七とお力の結末・゜・(つД`)・゜・ウワアァン! でも座敷を中座し思い悩んだ夜「このまま天竺までも行ってしまいたい」と思っていたお力はきっと本望だったんじゃなかろうか。三代の呪われた血、と考えていたくらいだから、誰かに縁付いて子を生むことが彼女に幸せをもたらしたとはちょっと想像しにくいし。器量良しで明るく振る舞う娼妓でも、根底にはどうしようもない罪悪感や自己卑下意識があって、それがずっと女として、人としてのお力を苛み続け、耐え難い苦痛の境地に貶めていた。私は彼女に比べればずっと良い時代と立場に生まれて恵まれた生活を送れてきたと思うけれど、その業の深い職業に就く以前から彼女の中に存在した自己否定感、そもそも生まれてきたことが間違いの卑しいもの、と己を捉える気持ちには強い共感を覚えてしまった(;_q) それでもきちんとその辛い職業に求められる仮面を被ることができ、精いっぱい自身の精神の限界まで勤めを果たした彼女の強さは私には持ち得ない尊敬すべきところだけど。うわあぁ、哀しい・・・。
『大つごもり』は要するに御新造さんがドケチで酷いんじゃん? 放蕩息子は継母に気ぃ遣ってあえてそう振る舞って跡取りにならないように仕向けているように感じたし、特に最後の世話になった叔父が病みつき、困窮する一家に何とか人並みの正月を過ごさせてやるため、誠実に働いてきたお峯が仕方なくせざるを得なかった盗みを意図してうやむやにするかのような彼の行動は、優しさ以外の何ものでもないよなー。でも家族には最後までそうとは気づかせず、誰にも言わずに一人で悪役を引き受ける。何てカッコイイんだろうか(;´д`) 本当に遊び好きのロクデナシだったとしても、昔の日.本に存在した粋と人情、江戸の時代劇ファンが恐らく最も興奮する美点を少なくともある程度は理解し、なおかつ自身の特質として備えた賢いお坊ちゃんなんだろうな実は、と。お峯も叔父さん一家も本当に良かったねぇ!(つд`)
しかし一葉さんが若くして亡くなられてしまったのはつくづく残念しきりだと感じる。彼女が熱い恋に幾度か落ち、あるいは子供を生み育てた上でどんな話を書いていったのか、文筆活動や描き出す物語世界の有り様にどんな変化が生じたのかぜひ読んでみたかったから。
『にごりえ』は泣けた(´;ω;`) お力も源七もお初も可哀想で、皆の気持ちが理解できすぎて。我が子の前に堂々と姿をさらせなくなったというお高の告白も哀れだし、太吉の無垢な健気さもツラい。お力が本心を初めて打ち明ける気になった朝之助の淡々として中立的な視点がまた物語の悲劇性、薄暗いけれど当時の日/本社会の中ではよくある出来事であったのだろう一つの埋もれた人々の生き様を、何というか効果的に描き出してますよね。濃く色づけるのではなくてじんわりと人の心に、脳裏に残るように染み渡らせてしまう。
特に五章、宴の席で求められた唄の詞に堪らなくなったお力が店を飛び出すくだり(ノ_・,) 「つまらぬ、くだらぬ、面白くない、情ない悲しい心細い中に、何時まで私は止められてゐるのかしら、これが一生か、一生がこれか」父と祖父の背負わされた恥辱と苦しみを思いながら、死んでも死なれぬ、哀れと思ってくれる人もなく、商売がら悲しいと言うこともできない。「こんな身でこんな業体で、こんな宿世で、どうしたからとて人並みでは無いに相違なければ、人並の事を考へて苦労するだけ間違いであろ」と苦しむ己を気違いじみたと断罪するお力・゜・(つД`)・゜・続く六章で朝之助に語る身の上話も何とも切ない。祖父と父の事情に、幼き日の貧乏暮らしの辛さがまさに現在の源七一家の姿と重なりすぎて(;・ω・)
七章、お力に入れ込んで身代を潰しながらなお彼女を忘れられず仕事に身が入らない旦那に文句言いたくなるお初の気持ちもよく解る。けれどそこまで想いつめた女を子供に向かって「鬼」呼ばわりさせ、彼女が買い与えた菓子だからという理由で貴重なかすていらを投げ捨ててしまった女房を責めたくなる源七の堪りかねた怒りも理解できてしまうんだよ・・・。そしてお初も一歩間違えばお力とそう変わらない、頼れる身寄りも行き場もない哀れな身の上だということが明らかにされるくだり(T_T) 離縁して風呂敷包み一つで母一人子一人となったお初と太吉の辿る道は結局お高と同じところに行き着くのではないか、あれほど夫の心を捕らえ、彼女たちを苦しめた場所の住人になるしか親子が糊口をしのぐ方法は見つからないんじゃなかろうか、と皮肉な考えが浮かんでしまった。
そして妻子を追い出して失い、いよいよ追いつめられた源七とお力の結末・゜・(つД`)・゜・ウワアァン! でも座敷を中座し思い悩んだ夜「このまま天竺までも行ってしまいたい」と思っていたお力はきっと本望だったんじゃなかろうか。三代の呪われた血、と考えていたくらいだから、誰かに縁付いて子を生むことが彼女に幸せをもたらしたとはちょっと想像しにくいし。器量良しで明るく振る舞う娼妓でも、根底にはどうしようもない罪悪感や自己卑下意識があって、それがずっと女として、人としてのお力を苛み続け、耐え難い苦痛の境地に貶めていた。私は彼女に比べればずっと良い時代と立場に生まれて恵まれた生活を送れてきたと思うけれど、その業の深い職業に就く以前から彼女の中に存在した自己否定感、そもそも生まれてきたことが間違いの卑しいもの、と己を捉える気持ちには強い共感を覚えてしまった(;_q) それでもきちんとその辛い職業に求められる仮面を被ることができ、精いっぱい自身の精神の限界まで勤めを果たした彼女の強さは私には持ち得ない尊敬すべきところだけど。うわあぁ、哀しい・・・。
『大つごもり』は要するに御新造さんがドケチで酷いんじゃん? 放蕩息子は継母に気ぃ遣ってあえてそう振る舞って跡取りにならないように仕向けているように感じたし、特に最後の世話になった叔父が病みつき、困窮する一家に何とか人並みの正月を過ごさせてやるため、誠実に働いてきたお峯が仕方なくせざるを得なかった盗みを意図してうやむやにするかのような彼の行動は、優しさ以外の何ものでもないよなー。でも家族には最後までそうとは気づかせず、誰にも言わずに一人で悪役を引き受ける。何てカッコイイんだろうか(;´д`) 本当に遊び好きのロクデナシだったとしても、昔の日.本に存在した粋と人情、江戸の時代劇ファンが恐らく最も興奮する美点を少なくともある程度は理解し、なおかつ自身の特質として備えた賢いお坊ちゃんなんだろうな実は、と。お峯も叔父さん一家も本当に良かったねぇ!(つд`)
しかし一葉さんが若くして亡くなられてしまったのはつくづく残念しきりだと感じる。彼女が熱い恋に幾度か落ち、あるいは子供を生み育てた上でどんな話を書いていったのか、文筆活動や描き出す物語世界の有り様にどんな変化が生じたのかぜひ読んでみたかったから。
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