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ほぼ対自分向けメモ録。ブックマーク・リンクは掲示板貼付以外ご自由にどうぞ。著作権は一応ケイトにありますので文章の無断転載等はご遠慮願います。※最近の記事は私生活が詰まりすぎて創作の余裕が欠片もなく、心の闇の吐き出しどころとなっているのでご注意くださいm(__)m
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ばるとさんが出るから慌てて原作買った。

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読みはじめて5分で泣いとる(笑) 親が死ぬ→セクマイ→家族と(以下略)とか自分と被りすぎて困る。私は主人公の側にいて、絶対自分のセクシュアリティを認められなくて最終的に食えなくなってやっと認めた。カムアウトしても解ってもらえないし、散々やらかしてきただけに言いづらいしリョージみたいに分かりやすいマイノリティでもない。何で吐いたり発作起こしたりしちゃうのかわかんなくて苦しかった。どうして自分はおかしいんだろう、子供ほしい子供ほしい、って、夏菜に接するマイクの大人っぷりを尊敬する。そして主人公の透明さにも。他の人、そんな柔軟に考え方変換できないよ。こんな風に自身の偏見や戸惑いも含めありのままに受け止めてくれる人ばかりだったら。したり顔で「理解してるよ(*゜ー゜)ゞ⌒☆」アピしてくる虹連中的な反応は嫌悪しか感じない。苦手、わかんない、素直にそう言って構わないからそのままの話を聞いてほしい。ただ、「本当に好きな人と出会えてないだけ」とか意見を押し付けないならね(笑) ワガママだけど、私は自分の友人たちの反応に救われたから。「落ち着いてよく考えればそのことだけでいきなりその人が今までと違う何かにかわるわけもない」そうやって、自分をただ自分として受け入れてくれた存在がいることがどれだけ幸せか。先日、久々に会った大学の友人にもやっとカムアウトできて、何となくわかってたっぽいリアクションとここに至るまでの気持ちを受け入れてもらえたことが泣くほど嬉しかったから。同性婚を認めている国ほど、ぶっちゃけ宗教上の理由なんかも強くて苛烈に拒絶する人もいる。だから私は表に出なくて良いと考えている派です。
ボルトのニュース見ながら思い出したけど、最初に迷惑かけたのはサッカー部の子だったな。もてるという噂だったから好きって設定にしてもおかしくないと思った。良い人だったし。でも結局他の子と付き合いだしたの黙ってやりとり続けてたことに勝手に失望した。そりゃやりたい盛りにやらせない女なんか無理に決まってんだろ、と今ならわかるけど┐(-。-;)┌ ついでにショックを受けたのが「それを一言も私に言わなかったこと」で失恋?したことじゃかったのが今思うと・・・orz 人間として親しみ持てるし尊敬できるから「付き合う」いう行為を試みたかったわけで、それに値しない人だっかのか、って考えてホント自分勝手でした。今は1人1人にやっと自覚できたことを謝りたいと思う。まぁ今でも彼女持ちや既婚者に粉かけられたりすると男性はこういう生き物なのかな、って白目剥いたりしますけど。でも同性愛者も縛り無さすぎてゆるいイメージだからやっぱりAセクのおかたい色眼鏡にとらわれてる自覚はある。羨ましいのに、入っていけない。「彼とケイトさん絶対気が合うから会わせたくない」言われても、それがどういう発想・感情から来るものなのか全く理解できない。だって私Aセクだって言ってるじゃん?(´・ω・`) 自分の存在がめんどさい。早く終わりたい。


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ゴッホ展で思い出して買った。彼の人生がこの話の通りに穏やかなもので、創作だったら良いのに(´・ω・`) 私は彼の絵に混沌と苦しみしか感じない。愛情と執着はわかる。天才だとも思う。でも、禍々しさ、己の中の歪みと葛藤する心、美というかそう感じる対象への敬慕とそこに溶け込めない自分へのジレンマを強く覚えるんです。私自身を重ねてんでしょうね\(^o^)/キモイ! ちなみに1番好きなのはヒマワリでも自画像でもなく糸杉。木描いてこそ本質が表れる画家だろ。風に波打つ葉のゆらめき、奇妙な幹の模様。生命力と同時に不吉さを秘めた、暗い森の情景。1番ゴッホらしい心象込めた風景画だと思う。でも浮世絵大好き日本オタエピソードが出て来なかったのは良かった(笑) 日本でのゴッホ人気ってやっぱそこに端を発するのかな? って先日も思って何か恥ずかしかったから。
映画行きたいけど他の用事考えると時間が合わなくてねー。トシだし丸一日は休みたいって思うと諦めるしかないかも(-_-;)

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喪中ハガキあちこちから届いてるんだけど、みんな直後に会ってる人たち一言もその件触れてないの。年明けに60前の父が急死したの告知したから、そりゃ90代の祖父母世代亡くなったの言いづらくしちゃったか・・・。私ホント自分のことしか考えてなかったな、って凹んだorz 申し訳ない。いくつで死んだって、肉親の死は悲しいよね。でも毎日毎日仕事してて「日本人ホント長生きやなー」って思うから、やっぱり悔しいし、若い人の連絡受けると胸が痛いし、ふっと声が詰まってしまう時もあります。季節が一巡したことを平常心で受け入れられるのか怖い。引きこもりの精神科通いを採用してくれた偉いさんも異動になる。何万貯めたら詫びになるかな。とりあえず保険はかけてるんだけど、その後の母の生活もあるし(・_・; とにかくすぐにでもこの醜い骨を粉砕してかたちだけでも抹消してくれるなら。終活難しい。めんどくさい。でも絶対年取る前に死にたい。


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頑張りが伝わってくる訳含めてめっちゃ面白かった( *´艸`)

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さすがイギリス先輩、カオスな秩序によって成り立つ世界観の確立した描写、緻密に造形されたキャラクターによって織り成される筋道だった(だがキ〇ガイ。笑)ストーリー展開からの見事なナイフぶっ指し逃走エンド\(^o^)/ ら 〇 こ う♪♪♪ OMG、ガッテーム!の代わりに「フォード!」マジ爆笑する。てか最近時代の概念がよくわかんなくなってる。明治だの大正とか割と最近じゃん?(と死んだ人の生年月日見ると思う)てことはWW2も1も最近、宝塚できたのも最近、冷戦やアポロやその他諸々は歴史ですらなく、もっともっと距離が近いもの、技術の進歩は凄まじくても人間自体は短時間には変われない。よって「次」はいつどこで起きてもおかしくない。むしろその不完全で生物として歪な自分らが技術と思想(という名の妄想。笑)だけ発展させちゃった時に何が起こるのか、ってよくよくわかりやすく教えてくれる作品すね。「こないだの日本の地震では損失の穴埋め大変だったわー」って、あ関東大震災の後か・・・(;´д`) 若干焦った。うちのひいばあちゃんの最初の旦那が帰ってこなかったやつや。前も書いたけど、ぶっちゃけそれなかったら自分は生まれてないですね。父方は宗教ゴタゴタだけど母方は異母きょうだいだの養子だの親族関係がわからなすぎる(-_-;) 「〇〇んちの子が□□んちの子をいじめて自殺に追い込んだ件で(以下略)」待てソレ全員親戚かよ!大事だな!てかニュース沙汰?( ; ゜Д゜) ってことがよくある。法事とか知らん人ばっかなのにみんな顔似てるから誰と誰がどういう関係性でうちの祖父母とどう結び付いてるのか謎。確か祖父が大家族から養子に出されて、祖母が例の震災出戻り曾祖母が後妻に入って生まれた子だから・・・今写真飾られてるのは実親なのか養父母なのか曾祖母の前夫・曾祖父の前妻さんとか、祖父母ときょうだいも親子くらい歳離れてるしカオス。あの時代はよくあることだったんだろうけど。やっぱり当時としてあの発想まで行き着けたイギリスは「進んだ」社会だったんかねぇ。次はその英国様に留学なさっていた漱石さんの『草枕』行きまーす(^o^)/


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アンチハルキ・イシグロファン大勝利!!!ヽ(*´∀`*)ノ ブクオフで地道に買い漁ってて良かった! おめでとうカズオ! 創作に対する彼の姿勢と人間はどこに身を置いても変わらないもんだ、って自身のアイデンティティも背景にした上で舞台を設定してキャラクターを納得できる仕上がりにする才能が好き。昔の私みたいに仮説はあっても行ったことないし取材する気力もないからとりあえずファンタジーで調べたネタ混ぜて仮想世界で短く吐き出す、みたいなのとは比べられないくらい説得力あるもん。一方で創作のキッカケに自身の記憶の保存を挙げてるのも共感できた。ドンドン上書きされていってしまうから、日記とかの断片的なものではないハッキリとした目に見えるかたちで忘れたくないものを残すには作品としてまとめるしかない。外国籍となった彼の故郷への客観視と愛着の狭間の思いにも、国こそ出たことはないものの両親ともどもあんま土着してないカオスな家族の中で育ったので共感する。好きだけど混ざれないし伝わらないし理解できない、掘り下げて見てるつもりではあるんだけど・・・何か違う内側にいない気がする\(^o^)/っていう。でも外側にいると見せかけて実は内側にいる人にたいしては最もらしく内側の人間様の皮被って接してんだけどな! 家の墓がない時点でだめだろ(笑) どんだけごまかしてんだよ(ノ∀`) まぁとにかく、それ日本語で書く必要ないよね? 三島か芥川でも読み返してこい、ってヤツが日本人代表として受賞しなくて良かったです。翻訳家にでもなれば良いのに。それかフランス語で書けば? あの「で?」っていうノリの話を耽美かつステキな不思議ワールドに消化できるのはおフランス様くらい。うおおカズオ大好き、おめでとう!!!@今読んでるの「素晴らしい新世界」新訳版と「他人の顔」なんだけどさー(爆笑)

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この国の書店員とハルキストは恥を知るべき。両者のどこが通じるんだよ?ああん?(# ゜Д゜) 日系人だから慌ててコーナー設置したとかバカじゃね? 便乗商法マジ勘弁。古き良きジャパニーズ「純文」とイギリスの巨匠が出会った時彼の作品が初めて生まれるのであって「これ翻訳してほしーなー(/ω・\)チラッ」が丸見えのつまんねぇ日本語じゃなくて元から淡白な英語という言語で普遍的な、でも彼が心から書きたいと考えているテーマに毎回毎回舞台変えて挑戦してるから素晴らしいの。流行りのテーマ適当に選んできて現代人が喜ぶ「文学気取り」の小説()ってこんな感じだよねー?って書いてる作家とは比べないでほしい真剣に(-_-;) みんなもっと本を読んで、絵でも音楽でも映画でも舞台でも何でも良いから、役に立たないなら沢山触れて感じてそれから本当に良いものにだけ惚れようよ・・・まぁネットからたどり着いた私が言えたことではないですが(・・;)


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妹にネタバレして激怒された件\(^o^)/

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厄介者の夢追い人を、人は責めてはいけないのか。家族なら責める権利はあるんじゃないか? でも泣いてしまった。「革命」の理想を追うには、生まれてきたのが遅すぎたのだと思う。あるいは育った環境が悪かった。(ハタから見れば恵まれていたのだろうけど、明らかに「普通」ではなかったから、私にとっての家族とは違う理解者や逃げ場としての幼なじみや親戚ポジの人がいなかった)遠藤先生の作品を通じて、生前きちんと向き合えなかった、わからなかった祖父の姿を探したみたいに、対話しているつもりになってきたように、これから自分はきっと色んな作品に接する度に、父や彼の思想と繋がるものを探して無意識に考えてしまうのだと思う。もっと理解できたんじゃないか。そうすることができれば、努力していれば何か変えられたんじゃないか。
でも、結末の二人の「現実」は作品の出来にふさわしいトゥルーエンドだったと思います。誰もが考えてしまう「もしも」の走馬灯を含め、切なかったけどその「もしも」が叶うような相手なら彼らはきっと互いに惹かれていなかった。人生は恋愛が全てじゃない。夢があるならなおさら。そういう相手に惹かれたなら、相手が自分のために夢を諦めた時点で恋する気持ちを失なってしまう。私はAセクだけど、そうなんだろうな、と憧れるだけにブレない人間様の恋愛に惹かれます。なぁなぁの惰性じゃなくてさ。(両親に失望しているのはその点だ。なぜ最も合わない同士が結婚して夢を潰しあったんだ? 子供としては感謝していても彼らのために良い結末だったとは思えない。現実の恋愛というか人の情はそういうどうしようもないもんなのかもしれないけど)
あとやっぱハリウッドかなりヨーロッパナイズされててビビる((((;゜Д゜))) パリ関係する話だったからかもだけど、「8人の女たち」的なおフレンチエッセンスすげー感じた。でもやたらゴージャスな星空とかこみっこみの高速渋滞とかアメリカ~感もちゃんとあって(ハリウッドにプリウス大量発生はマジ勘弁な現実描写だったけど(;´д`))、ミュージカルだけど映画じゃないと表現できないな、って演出も感じられて楽しかった!これは舞台化しなくて良いからね、特に日本で(笑)私には夢も何もない。夢に破れて傷つくこともない。だから、彼女たちが羨ましかった。人間様は素敵だと、どんな人でも眩しい煌めきに満ちているんだな、って思える映画でした。来週からお客さんにできる限りちゃんと優しくしよう(^-^;  今年のアカデミー関連だと『ムーンライト』が気になってますが時間ないから次映画館行くとすれば『美女と野獣』あたりかなー。今年はシネマ歌舞伎もネタ切れというか見た演目ばっかりかな・・・勘三郎さんの生前のやつスクリーンで観られるだけ観ておいた方が良い気もするけど、ウーン(-_-;)


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