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キラキラ目の漫画絵が描けなくて浮いてた。でも風景画とか自由に描くのは好きだったから、隣のオバサマが画家さんだと知って教えてほしいとお願いした。オバサマは高齢で体力的な問題もあり、もう子供には教えられない、とスケッチブックと塗らすと水彩になる色鉛筆のセットをくれた。この季節、初めて描いたのはもみの木。ご夫婦と親しかった祖父母がクリスチャンだったから。子供がおらず、親族とは近しくないお二人でした。でも祖父母がいなくなってからも、うちの家族には親しく接してくれたし出張の度に色々くれるので私もどこかに行くと必ずお土産を買ってた。奥様は震災後、先月妹の出産祝いに来てくれたばかりのご主人が遂この前旅立ったことを知った。あの大好きだったおうち、ご主人が厳選して残しておいた奥様の絵はどうするんだろう。私には形見の品が残るだけ。何もできなかった。祖父にもご夫婦にも、何もしてあげられなかった。でも親戚でも何でもないから、ろくに会ったこともない「ご遺族」がどうするのか見ていることしかできないんだよな。し
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