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砂嵐ちゃん十両優勝オメ!
以下、ブクオフ戦利品と鬱陶しい日本文学語りなど(^ω^)
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以下、ブクオフ戦利品と鬱陶しい日本文学語りなど(^ω^)
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『ホームズの冒険』まだらの紐がやっと読める!『四つの署名』他のは無かった・・・てか直近のとこは一通り漁りきったかも。そうそう新規の入ってくることは無いだろうし(´・ω・`) あと『異邦人』もゲット。あって良かった!でな、『華麗なるギャッツビー』も気がついたら手に取ってたんよ。先日『大いなる遺産』ネタでエステラたんハァハァ(;´д`)してたらデイジーたんにもハァハァしたくなってな@変態。私なんでかデイジーのイメージはマリリン・モン○ー変換で読んじゃうんだよねぇ。映画もヅカも観てるし、実際はマリリンの方が愛人ポジだったのにさー。(タブーネタだったらごめんなさいm(__)m)『ロリータ』もウッカリ手に取りましたが「平日昼間からメガネとマスク(※花粉対策)でうろついてる女がこの組み合わせで買ったら明らかに不審者の極み・・・!」と無駄に警戒してやめました。(月に三回も出入りして妙なモンばっか買ってんだから既に手遅れだっつの(´-`))あとホームズ買ったら、現代日.本ミステリーの金字塔と読み比べたくなったので『十角館の殺人』もつい買っちゃった☆どっちかと言うとドイルよりクリスティー+横溝寄りな印象だけどね。
マルケスはハードコーナーも探したけど見つかりそうにないのでポチりたい衝動を必死に堪えている。あと『白ばんば』なんで無いのマジで!800円は痛いよ!これから『神曲』揃える予定だからなぁ>< 『楢山節考』もポチるしかなさそう。寄付された全集物件や『白鯨』については焦らずに古本屋巡りしようかな、と思ってるけど・・・あと三島、何で百円コーナーに一冊くらいしかないんだろう?(・・;) 『潮騒』『仮面の告白』読みたくて仕方なくて、普通の本屋では結構見かけるし当然あるかと思ってたんだけど無いんだよなぁ。ホームズの残りと『暗夜行路』『たけくらべ』『西部戦線~』(映画化作品だから)辺りも他のとこで見繕えると良いんだけど。epi文庫や『魔の山』『危険な関係』あたりは懐具合と相談しつつ普通の本屋かポチる線で行くしかないかなー(-_-;)
イヤそれにしても谷崎御大の『母を恋うる記』、まさに何回読んでも一ページに五分かけたい美しさだな!これぞ日/本の純文学の真骨頂。ゴテゴテしてない、けれど川端より確かな耽美さを帯びた叙情性。欧州の情景描写が激しく気まぐれな天候の変化に登場人物の心情やストーリー展開を映し出す飾りだとしたら、日.本のソレはともすると自然そのものが主役で、主人公や他の人間はその光景を映し出すただの目の役割だけを果たす存在のように見える。けれどそれが、そのどこまでも静かな情景こそがストーリーを、彼らの心情をどこまでも深く切なくえぐり出すんですよ。一筋の湾曲した弧が、見つめている内にドンドン官能的な魅惑を帯びた線に見えてくるように。非現実的なほどにシンプルでありながら、逆にどこまでも現実を生々しく描き出している。
各言語圏の文学イメージとして、英.国は真っ直ぐだと思ってたら急カーブでフ○ンスはくねくねした蛇行、ド○ツは複数の直線が交差し合い、ロシ○はぐじゃぐじゃな糸の塊のように一本なのか複数なのかすら分からない世界でアメリ○はジグザグ、と捉えてますが(スペ○ン語圏は映画とか含めしつっこいエロスのイメージしかないので、是非マルケスを読んでみたいんだ(^^;)、日/本文学はピンと張った弓の弦のような弧のイメージです。真っ直ぐではない、けれど複雑な形でもない。そして今にも切れそうなほどに張り詰めたものの強さと美しさと、儚い脆さ。まさにギリギリの精神状態から生み出されたような印象が強い。だからハルキ否定に走るんだわー@しつこい^^# まずその張りつめた美しさが感じられないんだもん。ついでに太宰はストレート過ぎる。そんなの他の国の似たようなポジで多少文才がある人間なら誰でも同じ内容の話書けるっつの、ってレベル。川端氏は美学の枠が狭いというかかなり限定的だったから、やっぱり日.本人最初のノーベ○文学賞は叶うことなら谷崎さんに獲ってほしかったかな、と改めて思った。文章の中に弧の先からどこまでも無限に伸びていく矢の飛翔を感じさせる、のびのびとした美の奥行き、可能性、艶やかさがあった。ホント前から書いててしつこいけど、一ページに時間をかけられる文章って凄いですよ。喜んで何回でも牛読みしたいもん。話の内容なんか関係ないの、その心象風景をひたすら味わって思い浮かべることに浸っていたい気持ちにさせられてしまう。
私、『金閣寺』でも何故かやたら覚えてるの蚊帳の中で繰り広げられる母の不貞を主人公が目撃してしまうシーンだし@どうでもいい\(^o^)/ 蚊帳というアイテムと夜の暗さ、寝ていて気づかない(フリをしている?)父の姿に少年だった主人公が受けた衝撃とか物凄く伝わってきてどの場面より忘れられない。金閣が燃え上がる描写辺りももちろん凄絶で綺麗なんですけど、『金閣炎上』の水上氏の描くうら寂しくも美しい北陸の貧村の景色といい、何か日.本や日/本人の思考や感情が揺れ動く原点はこういうところにあるんだろうな、って感じられる文章やエピソード、直接的なセリフやモノローグ・大げさな描写を過度に挟まず、必要最低限のもので最大限に効果的な表現を醸し出すやり方がとても好きです。
マルケスはハードコーナーも探したけど見つかりそうにないのでポチりたい衝動を必死に堪えている。あと『白ばんば』なんで無いのマジで!800円は痛いよ!これから『神曲』揃える予定だからなぁ>< 『楢山節考』もポチるしかなさそう。寄付された全集物件や『白鯨』については焦らずに古本屋巡りしようかな、と思ってるけど・・・あと三島、何で百円コーナーに一冊くらいしかないんだろう?(・・;) 『潮騒』『仮面の告白』読みたくて仕方なくて、普通の本屋では結構見かけるし当然あるかと思ってたんだけど無いんだよなぁ。ホームズの残りと『暗夜行路』『たけくらべ』『西部戦線~』(映画化作品だから)辺りも他のとこで見繕えると良いんだけど。epi文庫や『魔の山』『危険な関係』あたりは懐具合と相談しつつ普通の本屋かポチる線で行くしかないかなー(-_-;)
イヤそれにしても谷崎御大の『母を恋うる記』、まさに何回読んでも一ページに五分かけたい美しさだな!これぞ日/本の純文学の真骨頂。ゴテゴテしてない、けれど川端より確かな耽美さを帯びた叙情性。欧州の情景描写が激しく気まぐれな天候の変化に登場人物の心情やストーリー展開を映し出す飾りだとしたら、日.本のソレはともすると自然そのものが主役で、主人公や他の人間はその光景を映し出すただの目の役割だけを果たす存在のように見える。けれどそれが、そのどこまでも静かな情景こそがストーリーを、彼らの心情をどこまでも深く切なくえぐり出すんですよ。一筋の湾曲した弧が、見つめている内にドンドン官能的な魅惑を帯びた線に見えてくるように。非現実的なほどにシンプルでありながら、逆にどこまでも現実を生々しく描き出している。
各言語圏の文学イメージとして、英.国は真っ直ぐだと思ってたら急カーブでフ○ンスはくねくねした蛇行、ド○ツは複数の直線が交差し合い、ロシ○はぐじゃぐじゃな糸の塊のように一本なのか複数なのかすら分からない世界でアメリ○はジグザグ、と捉えてますが(スペ○ン語圏は映画とか含めしつっこいエロスのイメージしかないので、是非マルケスを読んでみたいんだ(^^;)、日/本文学はピンと張った弓の弦のような弧のイメージです。真っ直ぐではない、けれど複雑な形でもない。そして今にも切れそうなほどに張り詰めたものの強さと美しさと、儚い脆さ。まさにギリギリの精神状態から生み出されたような印象が強い。だからハルキ否定に走るんだわー@しつこい^^# まずその張りつめた美しさが感じられないんだもん。ついでに太宰はストレート過ぎる。そんなの他の国の似たようなポジで多少文才がある人間なら誰でも同じ内容の話書けるっつの、ってレベル。川端氏は美学の枠が狭いというかかなり限定的だったから、やっぱり日.本人最初のノーベ○文学賞は叶うことなら谷崎さんに獲ってほしかったかな、と改めて思った。文章の中に弧の先からどこまでも無限に伸びていく矢の飛翔を感じさせる、のびのびとした美の奥行き、可能性、艶やかさがあった。ホント前から書いててしつこいけど、一ページに時間をかけられる文章って凄いですよ。喜んで何回でも牛読みしたいもん。話の内容なんか関係ないの、その心象風景をひたすら味わって思い浮かべることに浸っていたい気持ちにさせられてしまう。
私、『金閣寺』でも何故かやたら覚えてるの蚊帳の中で繰り広げられる母の不貞を主人公が目撃してしまうシーンだし@どうでもいい\(^o^)/ 蚊帳というアイテムと夜の暗さ、寝ていて気づかない(フリをしている?)父の姿に少年だった主人公が受けた衝撃とか物凄く伝わってきてどの場面より忘れられない。金閣が燃え上がる描写辺りももちろん凄絶で綺麗なんですけど、『金閣炎上』の水上氏の描くうら寂しくも美しい北陸の貧村の景色といい、何か日.本や日/本人の思考や感情が揺れ動く原点はこういうところにあるんだろうな、って感じられる文章やエピソード、直接的なセリフやモノローグ・大げさな描写を過度に挟まず、必要最低限のもので最大限に効果的な表現を醸し出すやり方がとても好きです。
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マルケスはハードコーナーも探したけど見つかりそうにないのでポチりたい衝動を必死に堪えている。あと『白ばんば』なんで無いのマジで!800円は痛いよ!これから『神曲』揃える予定だからなぁ>< 『楢山節考』もポチるしかなさそう。寄付された全集物件や『白鯨』については焦らずに古本屋巡りしようかな、と思ってるけど・・・あと三島、何で百円コーナーに一冊くらいしかないんだろう?(・・;) 『潮騒』『仮面の告白』読みたくて仕方なくて、普通の本屋では結構見かけるし当然あるかと思ってたんだけど無いんだよなぁ。ホームズの残りと『暗夜行路』『たけくらべ』『西部戦線~』(映画化作品だから)辺りも他のとこで見繕えると良いんだけど。epi文庫や『魔の山』『危険な関係』あたりは懐具合と相談しつつ普通の本屋かポチる線で行くしかないかなー(-_-;)
イヤそれにしても谷崎御大の『母を恋うる記』、まさに何回読んでも一ページに五分かけたい美しさだな!これぞ日/本の純文学の真骨頂。ゴテゴテしてない、けれど川端より確かな耽美さを帯びた叙情性。欧州の情景描写が激しく気まぐれな天候の変化に登場人物の心情やストーリー展開を映し出す飾りだとしたら、日.本のソレはともすると自然そのものが主役で、主人公や他の人間はその光景を映し出すただの目の役割だけを果たす存在のように見える。けれどそれが、そのどこまでも静かな情景こそがストーリーを、彼らの心情をどこまでも深く切なくえぐり出すんですよ。一筋の湾曲した弧が、見つめている内にドンドン官能的な魅惑を帯びた線に見えてくるように。非現実的なほどにシンプルでありながら、逆にどこまでも現実を生々しく描き出している。
各言語圏の文学イメージとして、英.国は真っ直ぐだと思ってたら急カーブでフ○ンスはくねくねした蛇行、ド○ツは複数の直線が交差し合い、ロシ○はぐじゃぐじゃな糸の塊のように一本なのか複数なのかすら分からない世界でアメリ○はジグザグ、と捉えてますが(スペ○ン語圏は映画とか含めしつっこいエロスのイメージしかないので、是非マルケスを読んでみたいんだ(^^;)、日/本文学はピンと張った弓の弦のような弧のイメージです。真っ直ぐではない、けれど複雑な形でもない。そして今にも切れそうなほどに張り詰めたものの強さと美しさと、儚い脆さ。まさにギリギリの精神状態から生み出されたような印象が強い。だからハルキ否定に走るんだわー@しつこい^^# まずその張りつめた美しさが感じられないんだもん。ついでに太宰はストレート過ぎる。そんなの他の国の似たようなポジで多少文才がある人間なら誰でも同じ内容の話書けるっつの、ってレベル。川端氏は美学の枠が狭いというかかなり限定的だったから、やっぱり日.本人最初のノーベ○文学賞は叶うことなら谷崎さんに獲ってほしかったかな、と改めて思った。文章の中に弧の先からどこまでも無限に伸びていく矢の飛翔を感じさせる、のびのびとした美の奥行き、可能性、艶やかさがあった。ホント前から書いててしつこいけど、一ページに時間をかけられる文章って凄いですよ。喜んで何回でも牛読みしたいもん。話の内容なんか関係ないの、その心象風景をひたすら味わって思い浮かべることに浸っていたい気持ちにさせられてしまう。
私、『金閣寺』でも何故かやたら覚えてるの蚊帳の中で繰り広げられる母の不貞を主人公が目撃してしまうシーンだし@どうでもいい\(^o^)/ 蚊帳というアイテムと夜の暗さ、寝ていて気づかない(フリをしている?)父の姿に少年だった主人公が受けた衝撃とか物凄く伝わってきてどの場面より忘れられない。金閣が燃え上がる描写辺りももちろん凄絶で綺麗なんですけど、『金閣炎上』の水上氏の描くうら寂しくも美しい北陸の貧村の景色といい、何か日.本や日/本人の思考や感情が揺れ動く原点はこういうところにあるんだろうな、って感じられる文章やエピソード、直接的なセリフやモノローグ・大げさな描写を過度に挟まず、必要最低限のもので最大限に効果的な表現を醸し出すやり方がとても好きです。
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