×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ガリバー旅行記も例の寄付された全集物件だったことに気づいてリスト追加(^ω^)シャキーン! できればその辺で見つけたいんだけど・・・。
以下、今日は二日目朝まで読了。(※外国の歴史・政治・時事ネタへの辛口含みますm(__)m)
↓
以下、今日は二日目朝まで読了。(※外国の歴史・政治・時事ネタへの辛口含みますm(__)m)
↓
イギリ○居住歴のある知りあいの方(京都に親族アリ)が「何て言うか・・・日.本で言ったら京都の人に気質が近い」と言っていた理由がとってもよく分かってくる^^ 色んな国転々とされてる方なんですけど、一番馴染みにくかったのはフ○ンスだったそうな。とにかく「チーナ!」と要するにアジア人差別がドギツかった、と。これはイタリ○に住んでた子も道端で囃し立てられたり吐き捨てるように言われることがあり、中/国人じゃないのにすごく嫌だった、と話してたし。(でも同時にその子は良い物件が軒並み華僑に買い取られて、道端は旅行者の集団で埋め尽くされている光景に現地の方が腹に据えかねる気持ちも解る、と言ってましたが・・・昔のウチらも他人のこと言えなかったんだろうけど、一方で子供の学費のために必死に牡蠣の殻向きとかしに来てる「実習生」のオバチャンたちの存在考えると、何とかしろよ中.国政府・・・つーかK産党の名が泣くぞ!(;´д`)とツッコまざるを得ない)今はアニオタ世代も育ってベト○ム系もある程度代重ねて評価得てるみたいだし、少しは事情変わってきてるのかもしれないですけど、人種的な差別って色々コンプレックスやプライドの高さの影響もあんのかな?(´・ω・`)
アメ○カでも「白人の二番手」を巡って有色人種同士が争ったり、「ニューカマーに既得権益を奪われることを怖れる代を重ねたヒスパニック」がト○ンプ支持に回ったりしてるって言うじゃないですか? アングロ・英語圏は何だかんだ自分たちの言語がInternational languageになって、連邦やアメリ○の求心力も大きく名実ともに世界のトップ的な立場にあるという余裕?があるというのと、カト○ック・バチ○ンとも早々に手を切った(笑)背景からまたちょっと事情が違うのかな、って。フラ○スやイ○リアは、かつて文化的影響力の拠点だったり、それこそ天下のローマ・バチカ○を擁したヨーロッパの中心地だったのに、いつの間にか端っこの島国として見下していたイギ○スが帝国として領土を広げて、その植民地までが最も成功した国としてスッカリ世界に勢力を伸ばしてしまった、という事実に憤懣やる方ない鬱屈を抱えているのかな、と。それが、更に「下」の存在である他地域・他宗教・他人種に向けられる。特に彼らが経済的に困窮しつつある中、必然的に頼らざるを得ないかたちに関係性が変わりつつある「未だ伸び盛り(と映る地域)」のアジアに対しては余計に歪んだ心情に陥る人がいても無理からぬことだと確かに思う(-_-;) お隣は数が多いから、移民しても中/華街形成して馴染もうとしなかったり・・・結婚の条件も結構厳しいらしいですもんね。まぁ今一番キツイのはムス○ムとユダ○の皆さんなんでしょうけど。
などなど色々考えながら、二日目の回想はミス・ケントンの手紙の内容から彼女との出会いと確執、父の病と、その中で彼が真に執事として誇りある目覚めを迎えた瞬間の夜へとたどり着く。ミス・ケントンとの婉曲的ながらつっけんどんなやりとり、可愛くて面白いです(ノ∀`)子供か!ダーリントン卿とドイ○人の親友のエピソード、それから彼が非公式の国際会議を開くことに決めた目的に関しては、やっぱり私たち日.本人は余りにW W 1について無知過ぎて(結果的に日/独/伊三/国同盟→W W 2に繋がった出来事であるにも関わらず)、もっと学ぶ必要があるのではないか、と改めて考えさせられました。いやーしかしイギ○スのお貴族様が南アでのボー○戦争やヴェル○イユ条約の件を「我が国らしいやり方ではない」と憤慨しておられたとは、目の玉飛び出るほど驚きましたわー\(◎o◎)/ワーオ! 何々、じゃあ国の富ってどっからどう来てると思ってたわけ? 自分たちの生活の豊かさがさぁ、イ○ドやアメ○カやオセア○ア、アフリ○や中.国で原住民にどんな仕打ちして儲けたもんだか想像したこともなかったわけ? だとしたら全くおめでたく出来てるもんだわ貴族の頭って(;・ω・) アメ○カ人のルース議員が指摘したかったのもその点じゃないのかな? 同じヨーロッパのド○ツ人の苦しみには「高尚な人道主義的理想」をもって胸を痛められるのに、もっと広い視野で見た世界全体のことは、苦しみやそれによって産み出される渦の流れについては考えが及ばない。アジアの端っこの有色人種のウチらに一発かまされて植民地取られただけで随分「復讐」めいた裁判行って下さいましたもんねぇ、W W 2の時は^^
確かに、私たち日/本人の価値観はどちらかと言うと理想主義的な“名誉”を重んじるという意味で米・中(昔は違ったかもしれないけど少なくとも今は)よりヨーロッパに近いのだとは思う。けれどそのヨーロッパが(現在の建前上はどうあれ)他地域の人間を対等に扱わない以上、まだ自国の利益を最優先に権謀術数を駆使するアメ○カの方がはるかに率直で分かりやすく、アジア人である自分たちが信頼のおける相手なのではないか、と改めて考えたりもした。少なくとも同盟を組む上では、行動原理がハッキリしている相手の方がどう動くべきか分かりやすいし好もしいよね。W W 2のアメリ○に対しては日/本人として色々思うところもあるけど、自国の利益を最大化するという意味であれほど上手く立ち回った国は無かった、と一歴史好きとして客観的に尊敬の念も覚えます。イギリ○も不承不承ではあったでしょうが、最も良い「敗けない選択」をした、という意味で本当に上手くやったと思う。いずれ帝国支配は終わっていただろうし、日.英同盟の維持は当時の情勢の中で両国の民意も失い、泥沼の摩擦を生むだけだったはず。彼らは最も良いタイミングで米の援助を取り付けることに成功し、更にはヨーロッパ戦線にその力を引っ張り込むこともできた。戦後も割かし素早い決断によってフラ○スほどの苦労?をせずに、独立後の植民地とも連邦の枠組みで繋がりを維持することも可能にしたわけだし。ホント上手いですよ、アメリ○との関係修復のくだりといい。実質的には負けてても最低限の立場と利益は維持する、っつーの? 不幸の中から最善を見出だす手腕に優れすぎ。そりゃ私のようにひねくれた目で見ちゃう人間も出てくるってもんよ・・・(´-`)
あ、でも私日/本も右.翼様方の言葉通り(笑)建前上のスローガンは達成したと考えてるんだ。まぁその国の富裕層ではあるんでしょうけど、大富豪~☆(・ω<)bって感じではない東南アジアからの観光客がお菓子とか化粧品いっぱい買って嬉しそうにしてるとこ見かけるとホッコリしませんか? まぁぶっちゃけアジアがアフ○カや中東、南米みたいにならなくて良かった!って(^^;まだまだ終わらない民族・宗教紛争や政治的な問題は地域にたくさん残っているけど、基本的にみんな笑ってる国が多いじゃん? (チベッ○とか以外は)少なくともちゃんと独立できたじゃん? ASE○Nだって発足した。全部がウチの手柄だとはもちろん思わないし沢山迷惑をかけたであろうことも否定しません。でも、まず先代の支配者を追い出したのと戦後のお詫びを込めて行ってきた数々の援助が今に繋がっていたらそれほど嬉しいことは無いだろうな、って純粋にスローガンを信じて南洋に赴いた一部の兵士や「アジアの解放」という思想に夢を見た知識層の気持ちを考えると思ってしまうんだよね。現地の皆さんの努力や、うちの発展も含めアメ○カ様の存在あってこそのことだと分かってはいますが(; ̄ー ̄A
あと同じルース議員の発言で「フ○ンス人がドイ○を憎むのは当然」というのはW W 1の本質に迫るセリフじゃないのかな、と感じた。日.中戦争のことを考えた時、中/国人が日.本人を憎むのは当然、と思うのと正直同じ理屈。華夷秩序が元々浸透していただけに余計やりやすかったでしょうね、アメリ○にしてみれば大陸・半島の憎しみの感情をこちらだけに向けさせるようにコントロールすることは。モ○ゴルや女.真族の支配もア○ン戦争のことも、八○国連合軍も極東地域をロシ○に丸々掠め取られたことも、分断に到ったそもそもの要因や経緯も全部忘れて、彼らはひたすらウチにだけ全ての責任を、恨みを押し付けるようになってしまった。そうなるとやはり国土の内側に攻めこまれ蹂躙された側の憎しみは深い。外から生身の兵士ではなく爆弾が降ってくるだけの島国の人間には理解しがたい感情なのだろう。(相手が非人間という点で感覚的には災害と変わらないもんね、うちら的には。笑)どちらがより残酷かと言えば、自分が傷つくことなく一発の無機物で大量殺戮を行う後者の方がよっぽど「人道にもとる」やり方なんじゃないかと感じるのですが、戦後の裁判と「英雄」ルメイ氏に何故かウチからも勲章が贈られてたりする件を考えると、前者の方がより罪が重いみたいですね^^
戦後のイギ○スに渡った幼いカズオ氏が世代的にW W 2に関連した差別を全く受けなかったとは考えづらい。それを思った時、彼はどんな気持ちでこの章、「ヨーロッパ貴族の理想」を前面に押し出した会議のくだりを記したのだろうか、と何となく複雑な思いを抱かざるを得ない>< 以前見たドキュメンタリーの中で、彼は「忘却されるべき記憶」についてW W 2後のフラ○スの例を出していた。実質的にはナ/チの統治下で、ユダ○人を差別し、レジスタンスを密告する者もいた。そして皆誰がどちらの側だったのか知っていたけれど、ド・ゴールは全てを忘れさせ国民全員がナ.チと戦った勇敢なレジスタンスだったのだ、という「物語」を作り上げた。それによって彼の国は分裂せず、未来に進むことができたのだ、と。話の展開的にド○ツ人はそういうフラ○スに対して何もケチ付けてないんだから日/本も韓.国のそういう側面を認めてやれ、って流れだったのカナー?って気がしなくもなかったけど(^^;・・・それにしてはいい加減酷すぎんだよな、何故か帰化も帰国もしない人たちがいつまでも強/制連/行ガー主張してたり(ホント大多数のまともな「同胞」の方々が迷惑してるんで止めてあげて下さいm(__)m)、金払っても公式に詫びても手紙出しても、今それより解決せなアカン問題が山積みやろ、って国.連でギャーギャーいつまでも大騒ぎしてみたり。しかも一切証拠も整合性もないフィクション作っては世界中で垂れ流し、そもそも売り払った親とか業者の責任はガン無視で、給料もらってたらソレは奴隷って言わないよね?と話も聞いてもらえない・・・外国人家政婦にリアル奴隷同然の待遇強いてて問題になってる国が議長の委員会とか(以下略)
会議と並行して進む、父の病から死に至るまでの一連の描写、まさに武士道にも通じる親子の絆と使命への強い執着、それを以てこそ互いを尊敬し、繋がり合い誇りを持てるのだ、という重要な共通点を感じて胸が熱く()なりましたねー(;_;) 主人公にとってミス・ケントンが特別な存在になった理由も納得。「良い父親」であることと正しく職責を全うすることの両立は不可能だったのではないか、という点をスティーブンスの父親は最も怖れていたのではないかと思う。けれどスティーブンスにとっては、まさに父親の背中こそが執事という職業の鑑だった。父子の最後の別れの場面が切ない。父に憧れる余り、「万事順調か?」という彼の期待に応えるために恐らくは臨終の瞬間に立ち会えないことを承知で階下へと向かうスティーブンス。「品格」とは何か、あの夜に真に理解し身に付けたように思い誇らしさを感じる、と主人に話すような抑制的で控えめな口調で独白するスティーブンスの心情が、自分に酔っているようでウワァ(;´д`)と思うと同時に同じだけ父の喪失が彼にとってもたらしたものの大きさを感じさせてクるわー・゜・(ノД`)・゜・
アメ○カでも「白人の二番手」を巡って有色人種同士が争ったり、「ニューカマーに既得権益を奪われることを怖れる代を重ねたヒスパニック」がト○ンプ支持に回ったりしてるって言うじゃないですか? アングロ・英語圏は何だかんだ自分たちの言語がInternational languageになって、連邦やアメリ○の求心力も大きく名実ともに世界のトップ的な立場にあるという余裕?があるというのと、カト○ック・バチ○ンとも早々に手を切った(笑)背景からまたちょっと事情が違うのかな、って。フラ○スやイ○リアは、かつて文化的影響力の拠点だったり、それこそ天下のローマ・バチカ○を擁したヨーロッパの中心地だったのに、いつの間にか端っこの島国として見下していたイギ○スが帝国として領土を広げて、その植民地までが最も成功した国としてスッカリ世界に勢力を伸ばしてしまった、という事実に憤懣やる方ない鬱屈を抱えているのかな、と。それが、更に「下」の存在である他地域・他宗教・他人種に向けられる。特に彼らが経済的に困窮しつつある中、必然的に頼らざるを得ないかたちに関係性が変わりつつある「未だ伸び盛り(と映る地域)」のアジアに対しては余計に歪んだ心情に陥る人がいても無理からぬことだと確かに思う(-_-;) お隣は数が多いから、移民しても中/華街形成して馴染もうとしなかったり・・・結婚の条件も結構厳しいらしいですもんね。まぁ今一番キツイのはムス○ムとユダ○の皆さんなんでしょうけど。
などなど色々考えながら、二日目の回想はミス・ケントンの手紙の内容から彼女との出会いと確執、父の病と、その中で彼が真に執事として誇りある目覚めを迎えた瞬間の夜へとたどり着く。ミス・ケントンとの婉曲的ながらつっけんどんなやりとり、可愛くて面白いです(ノ∀`)子供か!ダーリントン卿とドイ○人の親友のエピソード、それから彼が非公式の国際会議を開くことに決めた目的に関しては、やっぱり私たち日.本人は余りにW W 1について無知過ぎて(結果的に日/独/伊三/国同盟→W W 2に繋がった出来事であるにも関わらず)、もっと学ぶ必要があるのではないか、と改めて考えさせられました。いやーしかしイギ○スのお貴族様が南アでのボー○戦争やヴェル○イユ条約の件を「我が国らしいやり方ではない」と憤慨しておられたとは、目の玉飛び出るほど驚きましたわー\(◎o◎)/ワーオ! 何々、じゃあ国の富ってどっからどう来てると思ってたわけ? 自分たちの生活の豊かさがさぁ、イ○ドやアメ○カやオセア○ア、アフリ○や中.国で原住民にどんな仕打ちして儲けたもんだか想像したこともなかったわけ? だとしたら全くおめでたく出来てるもんだわ貴族の頭って(;・ω・) アメ○カ人のルース議員が指摘したかったのもその点じゃないのかな? 同じヨーロッパのド○ツ人の苦しみには「高尚な人道主義的理想」をもって胸を痛められるのに、もっと広い視野で見た世界全体のことは、苦しみやそれによって産み出される渦の流れについては考えが及ばない。アジアの端っこの有色人種のウチらに一発かまされて植民地取られただけで随分「復讐」めいた裁判行って下さいましたもんねぇ、W W 2の時は^^
確かに、私たち日/本人の価値観はどちらかと言うと理想主義的な“名誉”を重んじるという意味で米・中(昔は違ったかもしれないけど少なくとも今は)よりヨーロッパに近いのだとは思う。けれどそのヨーロッパが(現在の建前上はどうあれ)他地域の人間を対等に扱わない以上、まだ自国の利益を最優先に権謀術数を駆使するアメ○カの方がはるかに率直で分かりやすく、アジア人である自分たちが信頼のおける相手なのではないか、と改めて考えたりもした。少なくとも同盟を組む上では、行動原理がハッキリしている相手の方がどう動くべきか分かりやすいし好もしいよね。W W 2のアメリ○に対しては日/本人として色々思うところもあるけど、自国の利益を最大化するという意味であれほど上手く立ち回った国は無かった、と一歴史好きとして客観的に尊敬の念も覚えます。イギリ○も不承不承ではあったでしょうが、最も良い「敗けない選択」をした、という意味で本当に上手くやったと思う。いずれ帝国支配は終わっていただろうし、日.英同盟の維持は当時の情勢の中で両国の民意も失い、泥沼の摩擦を生むだけだったはず。彼らは最も良いタイミングで米の援助を取り付けることに成功し、更にはヨーロッパ戦線にその力を引っ張り込むこともできた。戦後も割かし素早い決断によってフラ○スほどの苦労?をせずに、独立後の植民地とも連邦の枠組みで繋がりを維持することも可能にしたわけだし。ホント上手いですよ、アメリ○との関係修復のくだりといい。実質的には負けてても最低限の立場と利益は維持する、っつーの? 不幸の中から最善を見出だす手腕に優れすぎ。そりゃ私のようにひねくれた目で見ちゃう人間も出てくるってもんよ・・・(´-`)
あ、でも私日/本も右.翼様方の言葉通り(笑)建前上のスローガンは達成したと考えてるんだ。まぁその国の富裕層ではあるんでしょうけど、大富豪~☆(・ω<)bって感じではない東南アジアからの観光客がお菓子とか化粧品いっぱい買って嬉しそうにしてるとこ見かけるとホッコリしませんか? まぁぶっちゃけアジアがアフ○カや中東、南米みたいにならなくて良かった!って(^^;まだまだ終わらない民族・宗教紛争や政治的な問題は地域にたくさん残っているけど、基本的にみんな笑ってる国が多いじゃん? (チベッ○とか以外は)少なくともちゃんと独立できたじゃん? ASE○Nだって発足した。全部がウチの手柄だとはもちろん思わないし沢山迷惑をかけたであろうことも否定しません。でも、まず先代の支配者を追い出したのと戦後のお詫びを込めて行ってきた数々の援助が今に繋がっていたらそれほど嬉しいことは無いだろうな、って純粋にスローガンを信じて南洋に赴いた一部の兵士や「アジアの解放」という思想に夢を見た知識層の気持ちを考えると思ってしまうんだよね。現地の皆さんの努力や、うちの発展も含めアメ○カ様の存在あってこそのことだと分かってはいますが(; ̄ー ̄A
あと同じルース議員の発言で「フ○ンス人がドイ○を憎むのは当然」というのはW W 1の本質に迫るセリフじゃないのかな、と感じた。日.中戦争のことを考えた時、中/国人が日.本人を憎むのは当然、と思うのと正直同じ理屈。華夷秩序が元々浸透していただけに余計やりやすかったでしょうね、アメリ○にしてみれば大陸・半島の憎しみの感情をこちらだけに向けさせるようにコントロールすることは。モ○ゴルや女.真族の支配もア○ン戦争のことも、八○国連合軍も極東地域をロシ○に丸々掠め取られたことも、分断に到ったそもそもの要因や経緯も全部忘れて、彼らはひたすらウチにだけ全ての責任を、恨みを押し付けるようになってしまった。そうなるとやはり国土の内側に攻めこまれ蹂躙された側の憎しみは深い。外から生身の兵士ではなく爆弾が降ってくるだけの島国の人間には理解しがたい感情なのだろう。(相手が非人間という点で感覚的には災害と変わらないもんね、うちら的には。笑)どちらがより残酷かと言えば、自分が傷つくことなく一発の無機物で大量殺戮を行う後者の方がよっぽど「人道にもとる」やり方なんじゃないかと感じるのですが、戦後の裁判と「英雄」ルメイ氏に何故かウチからも勲章が贈られてたりする件を考えると、前者の方がより罪が重いみたいですね^^
戦後のイギ○スに渡った幼いカズオ氏が世代的にW W 2に関連した差別を全く受けなかったとは考えづらい。それを思った時、彼はどんな気持ちでこの章、「ヨーロッパ貴族の理想」を前面に押し出した会議のくだりを記したのだろうか、と何となく複雑な思いを抱かざるを得ない>< 以前見たドキュメンタリーの中で、彼は「忘却されるべき記憶」についてW W 2後のフラ○スの例を出していた。実質的にはナ/チの統治下で、ユダ○人を差別し、レジスタンスを密告する者もいた。そして皆誰がどちらの側だったのか知っていたけれど、ド・ゴールは全てを忘れさせ国民全員がナ.チと戦った勇敢なレジスタンスだったのだ、という「物語」を作り上げた。それによって彼の国は分裂せず、未来に進むことができたのだ、と。話の展開的にド○ツ人はそういうフラ○スに対して何もケチ付けてないんだから日/本も韓.国のそういう側面を認めてやれ、って流れだったのカナー?って気がしなくもなかったけど(^^;・・・それにしてはいい加減酷すぎんだよな、何故か帰化も帰国もしない人たちがいつまでも強/制連/行ガー主張してたり(ホント大多数のまともな「同胞」の方々が迷惑してるんで止めてあげて下さいm(__)m)、金払っても公式に詫びても手紙出しても、今それより解決せなアカン問題が山積みやろ、って国.連でギャーギャーいつまでも大騒ぎしてみたり。しかも一切証拠も整合性もないフィクション作っては世界中で垂れ流し、そもそも売り払った親とか業者の責任はガン無視で、給料もらってたらソレは奴隷って言わないよね?と話も聞いてもらえない・・・外国人家政婦にリアル奴隷同然の待遇強いてて問題になってる国が議長の委員会とか(以下略)
会議と並行して進む、父の病から死に至るまでの一連の描写、まさに武士道にも通じる親子の絆と使命への強い執着、それを以てこそ互いを尊敬し、繋がり合い誇りを持てるのだ、という重要な共通点を感じて胸が熱く()なりましたねー(;_;) 主人公にとってミス・ケントンが特別な存在になった理由も納得。「良い父親」であることと正しく職責を全うすることの両立は不可能だったのではないか、という点をスティーブンスの父親は最も怖れていたのではないかと思う。けれどスティーブンスにとっては、まさに父親の背中こそが執事という職業の鑑だった。父子の最後の別れの場面が切ない。父に憧れる余り、「万事順調か?」という彼の期待に応えるために恐らくは臨終の瞬間に立ち会えないことを承知で階下へと向かうスティーブンス。「品格」とは何か、あの夜に真に理解し身に付けたように思い誇らしさを感じる、と主人に話すような抑制的で控えめな口調で独白するスティーブンスの心情が、自分に酔っているようでウワァ(;´д`)と思うと同時に同じだけ父の喪失が彼にとってもたらしたものの大きさを感じさせてクるわー・゜・(ノД`)・゜・
PR
追記を閉じる▲
アメ○カでも「白人の二番手」を巡って有色人種同士が争ったり、「ニューカマーに既得権益を奪われることを怖れる代を重ねたヒスパニック」がト○ンプ支持に回ったりしてるって言うじゃないですか? アングロ・英語圏は何だかんだ自分たちの言語がInternational languageになって、連邦やアメリ○の求心力も大きく名実ともに世界のトップ的な立場にあるという余裕?があるというのと、カト○ック・バチ○ンとも早々に手を切った(笑)背景からまたちょっと事情が違うのかな、って。フラ○スやイ○リアは、かつて文化的影響力の拠点だったり、それこそ天下のローマ・バチカ○を擁したヨーロッパの中心地だったのに、いつの間にか端っこの島国として見下していたイギ○スが帝国として領土を広げて、その植民地までが最も成功した国としてスッカリ世界に勢力を伸ばしてしまった、という事実に憤懣やる方ない鬱屈を抱えているのかな、と。それが、更に「下」の存在である他地域・他宗教・他人種に向けられる。特に彼らが経済的に困窮しつつある中、必然的に頼らざるを得ないかたちに関係性が変わりつつある「未だ伸び盛り(と映る地域)」のアジアに対しては余計に歪んだ心情に陥る人がいても無理からぬことだと確かに思う(-_-;) お隣は数が多いから、移民しても中/華街形成して馴染もうとしなかったり・・・結婚の条件も結構厳しいらしいですもんね。まぁ今一番キツイのはムス○ムとユダ○の皆さんなんでしょうけど。
などなど色々考えながら、二日目の回想はミス・ケントンの手紙の内容から彼女との出会いと確執、父の病と、その中で彼が真に執事として誇りある目覚めを迎えた瞬間の夜へとたどり着く。ミス・ケントンとの婉曲的ながらつっけんどんなやりとり、可愛くて面白いです(ノ∀`)子供か!ダーリントン卿とドイ○人の親友のエピソード、それから彼が非公式の国際会議を開くことに決めた目的に関しては、やっぱり私たち日.本人は余りにW W 1について無知過ぎて(結果的に日/独/伊三/国同盟→W W 2に繋がった出来事であるにも関わらず)、もっと学ぶ必要があるのではないか、と改めて考えさせられました。いやーしかしイギ○スのお貴族様が南アでのボー○戦争やヴェル○イユ条約の件を「我が国らしいやり方ではない」と憤慨しておられたとは、目の玉飛び出るほど驚きましたわー\(◎o◎)/ワーオ! 何々、じゃあ国の富ってどっからどう来てると思ってたわけ? 自分たちの生活の豊かさがさぁ、イ○ドやアメ○カやオセア○ア、アフリ○や中.国で原住民にどんな仕打ちして儲けたもんだか想像したこともなかったわけ? だとしたら全くおめでたく出来てるもんだわ貴族の頭って(;・ω・) アメ○カ人のルース議員が指摘したかったのもその点じゃないのかな? 同じヨーロッパのド○ツ人の苦しみには「高尚な人道主義的理想」をもって胸を痛められるのに、もっと広い視野で見た世界全体のことは、苦しみやそれによって産み出される渦の流れについては考えが及ばない。アジアの端っこの有色人種のウチらに一発かまされて植民地取られただけで随分「復讐」めいた裁判行って下さいましたもんねぇ、W W 2の時は^^
確かに、私たち日/本人の価値観はどちらかと言うと理想主義的な“名誉”を重んじるという意味で米・中(昔は違ったかもしれないけど少なくとも今は)よりヨーロッパに近いのだとは思う。けれどそのヨーロッパが(現在の建前上はどうあれ)他地域の人間を対等に扱わない以上、まだ自国の利益を最優先に権謀術数を駆使するアメ○カの方がはるかに率直で分かりやすく、アジア人である自分たちが信頼のおける相手なのではないか、と改めて考えたりもした。少なくとも同盟を組む上では、行動原理がハッキリしている相手の方がどう動くべきか分かりやすいし好もしいよね。W W 2のアメリ○に対しては日/本人として色々思うところもあるけど、自国の利益を最大化するという意味であれほど上手く立ち回った国は無かった、と一歴史好きとして客観的に尊敬の念も覚えます。イギリ○も不承不承ではあったでしょうが、最も良い「敗けない選択」をした、という意味で本当に上手くやったと思う。いずれ帝国支配は終わっていただろうし、日.英同盟の維持は当時の情勢の中で両国の民意も失い、泥沼の摩擦を生むだけだったはず。彼らは最も良いタイミングで米の援助を取り付けることに成功し、更にはヨーロッパ戦線にその力を引っ張り込むこともできた。戦後も割かし素早い決断によってフラ○スほどの苦労?をせずに、独立後の植民地とも連邦の枠組みで繋がりを維持することも可能にしたわけだし。ホント上手いですよ、アメリ○との関係修復のくだりといい。実質的には負けてても最低限の立場と利益は維持する、っつーの? 不幸の中から最善を見出だす手腕に優れすぎ。そりゃ私のようにひねくれた目で見ちゃう人間も出てくるってもんよ・・・(´-`)
あ、でも私日/本も右.翼様方の言葉通り(笑)建前上のスローガンは達成したと考えてるんだ。まぁその国の富裕層ではあるんでしょうけど、大富豪~☆(・ω<)bって感じではない東南アジアからの観光客がお菓子とか化粧品いっぱい買って嬉しそうにしてるとこ見かけるとホッコリしませんか? まぁぶっちゃけアジアがアフ○カや中東、南米みたいにならなくて良かった!って(^^;まだまだ終わらない民族・宗教紛争や政治的な問題は地域にたくさん残っているけど、基本的にみんな笑ってる国が多いじゃん? (チベッ○とか以外は)少なくともちゃんと独立できたじゃん? ASE○Nだって発足した。全部がウチの手柄だとはもちろん思わないし沢山迷惑をかけたであろうことも否定しません。でも、まず先代の支配者を追い出したのと戦後のお詫びを込めて行ってきた数々の援助が今に繋がっていたらそれほど嬉しいことは無いだろうな、って純粋にスローガンを信じて南洋に赴いた一部の兵士や「アジアの解放」という思想に夢を見た知識層の気持ちを考えると思ってしまうんだよね。現地の皆さんの努力や、うちの発展も含めアメ○カ様の存在あってこそのことだと分かってはいますが(; ̄ー ̄A
あと同じルース議員の発言で「フ○ンス人がドイ○を憎むのは当然」というのはW W 1の本質に迫るセリフじゃないのかな、と感じた。日.中戦争のことを考えた時、中/国人が日.本人を憎むのは当然、と思うのと正直同じ理屈。華夷秩序が元々浸透していただけに余計やりやすかったでしょうね、アメリ○にしてみれば大陸・半島の憎しみの感情をこちらだけに向けさせるようにコントロールすることは。モ○ゴルや女.真族の支配もア○ン戦争のことも、八○国連合軍も極東地域をロシ○に丸々掠め取られたことも、分断に到ったそもそもの要因や経緯も全部忘れて、彼らはひたすらウチにだけ全ての責任を、恨みを押し付けるようになってしまった。そうなるとやはり国土の内側に攻めこまれ蹂躙された側の憎しみは深い。外から生身の兵士ではなく爆弾が降ってくるだけの島国の人間には理解しがたい感情なのだろう。(相手が非人間という点で感覚的には災害と変わらないもんね、うちら的には。笑)どちらがより残酷かと言えば、自分が傷つくことなく一発の無機物で大量殺戮を行う後者の方がよっぽど「人道にもとる」やり方なんじゃないかと感じるのですが、戦後の裁判と「英雄」ルメイ氏に何故かウチからも勲章が贈られてたりする件を考えると、前者の方がより罪が重いみたいですね^^
戦後のイギ○スに渡った幼いカズオ氏が世代的にW W 2に関連した差別を全く受けなかったとは考えづらい。それを思った時、彼はどんな気持ちでこの章、「ヨーロッパ貴族の理想」を前面に押し出した会議のくだりを記したのだろうか、と何となく複雑な思いを抱かざるを得ない>< 以前見たドキュメンタリーの中で、彼は「忘却されるべき記憶」についてW W 2後のフラ○スの例を出していた。実質的にはナ/チの統治下で、ユダ○人を差別し、レジスタンスを密告する者もいた。そして皆誰がどちらの側だったのか知っていたけれど、ド・ゴールは全てを忘れさせ国民全員がナ.チと戦った勇敢なレジスタンスだったのだ、という「物語」を作り上げた。それによって彼の国は分裂せず、未来に進むことができたのだ、と。話の展開的にド○ツ人はそういうフラ○スに対して何もケチ付けてないんだから日/本も韓.国のそういう側面を認めてやれ、って流れだったのカナー?って気がしなくもなかったけど(^^;・・・それにしてはいい加減酷すぎんだよな、何故か帰化も帰国もしない人たちがいつまでも強/制連/行ガー主張してたり(ホント大多数のまともな「同胞」の方々が迷惑してるんで止めてあげて下さいm(__)m)、金払っても公式に詫びても手紙出しても、今それより解決せなアカン問題が山積みやろ、って国.連でギャーギャーいつまでも大騒ぎしてみたり。しかも一切証拠も整合性もないフィクション作っては世界中で垂れ流し、そもそも売り払った親とか業者の責任はガン無視で、給料もらってたらソレは奴隷って言わないよね?と話も聞いてもらえない・・・外国人家政婦にリアル奴隷同然の待遇強いてて問題になってる国が議長の委員会とか(以下略)
会議と並行して進む、父の病から死に至るまでの一連の描写、まさに武士道にも通じる親子の絆と使命への強い執着、それを以てこそ互いを尊敬し、繋がり合い誇りを持てるのだ、という重要な共通点を感じて胸が熱く()なりましたねー(;_;) 主人公にとってミス・ケントンが特別な存在になった理由も納得。「良い父親」であることと正しく職責を全うすることの両立は不可能だったのではないか、という点をスティーブンスの父親は最も怖れていたのではないかと思う。けれどスティーブンスにとっては、まさに父親の背中こそが執事という職業の鑑だった。父子の最後の別れの場面が切ない。父に憧れる余り、「万事順調か?」という彼の期待に応えるために恐らくは臨終の瞬間に立ち会えないことを承知で階下へと向かうスティーブンス。「品格」とは何か、あの夜に真に理解し身に付けたように思い誇らしさを感じる、と主人に話すような抑制的で控えめな口調で独白するスティーブンスの心情が、自分に酔っているようでウワァ(;´д`)と思うと同時に同じだけ父の喪失が彼にとってもたらしたものの大きさを感じさせてクるわー・゜・(ノД`)・゜・
PR
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック