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震災ネタ病み
あの夜の真っ暗な空に光り輝く星は確かに綺麗だった。今まで見たことがないくらい、澄みきった美しい星空。寒くて寒くて仕方なかったけれど、電気もつかないし燃料がいずれ尽きることも分かっていたから、我慢してガクガク震えながらすぐに逃げられる格好で何枚も毛布を重ね、復学に向けてそれまで中断していた薬を飲みまくって必死に眠った。次の日以降に待つものの過酷さを分かっていたから。地獄みたいな光景が目に入ってくるのを、今この瞬間消えようとしている命の灯がそこここにあるのを、近くで感じざるを得なかったから。でもどうしようもなかった。何もできなかった。だからせめて、次の日は何が起こっても良いように、少しでも長く動いて役に立てるように、早く寝よう、夜明けを待とう、って。あんなに震えて恐ろしかった夜はない。違う地方とはいえ、よくあの日の夜空再現する気になんかなったな。今でも怖い。あの日が近づいて、その特集ばっかりになるのが嫌で堪らなくて、海外系のニュース確認する以外はずっと本の世界に逃げてる。せっかくとりあえず社会復帰、って落ち着いた気持ちが引き戻されてしまうみたい。何で私が生きちゃってんの?って堂々巡りに。自分の存在が無力で無意味だと強く感じてしまう。結局怖くて何もできなかった。今もできない。できる気がしない。私じゃ無理だ。悔しい。逃げたい。なんで? 全部混じって気持ちがカオスに陥るんですよ。あの日とそれに関することは、整理し向き合って受け入れるということが未だに、もしかしたら一生ちゃんとした形では叶わないことなのかもしれない。
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あの夜の真っ暗な空に光り輝く星は確かに綺麗だった。今まで見たことがないくらい、澄みきった美しい星空。寒くて寒くて仕方なかったけれど、電気もつかないし燃料がいずれ尽きることも分かっていたから、我慢してガクガク震えながらすぐに逃げられる格好で何枚も毛布を重ね、復学に向けてそれまで中断していた薬を飲みまくって必死に眠った。次の日以降に待つものの過酷さを分かっていたから。地獄みたいな光景が目に入ってくるのを、今この瞬間消えようとしている命の灯がそこここにあるのを、近くで感じざるを得なかったから。でもどうしようもなかった。何もできなかった。だからせめて、次の日は何が起こっても良いように、少しでも長く動いて役に立てるように、早く寝よう、夜明けを待とう、って。あんなに震えて恐ろしかった夜はない。違う地方とはいえ、よくあの日の夜空再現する気になんかなったな。今でも怖い。あの日が近づいて、その特集ばっかりになるのが嫌で堪らなくて、海外系のニュース確認する以外はずっと本の世界に逃げてる。せっかくとりあえず社会復帰、って落ち着いた気持ちが引き戻されてしまうみたい。何で私が生きちゃってんの?って堂々巡りに。自分の存在が無力で無意味だと強く感じてしまう。結局怖くて何もできなかった。今もできない。できる気がしない。私じゃ無理だ。悔しい。逃げたい。なんで? 全部混じって気持ちがカオスに陥るんですよ。あの日とそれに関することは、整理し向き合って受け入れるということが未だに、もしかしたら一生ちゃんとした形では叶わないことなのかもしれない。
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