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ほぼ対自分向けメモ録。ブックマーク・リンクは掲示板貼付以外ご自由にどうぞ。著作権は一応ケイトにありますので文章の無断転載等はご遠慮願います。※最近の記事は私生活が詰まりすぎて創作の余裕が欠片もなく、心の闇の吐き出しどころとなっているのでご注意くださいm(__)m
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最初の寄付は小1の時。某地震の被災地に上級生の発案で文房具等を送ることに。ドラクエが大好きで密かに集めていたグッズの消しゴム(世代や年齢的に周りにRPG好き女子がいなかったので完全に自分だけの楽しみ)を、一人だけじゃ使いきれないよな、と自分を説得して泣く泣く寄付した。別に被災地の子達はそんなにいらなかったかもしれないけど、自分としてはもらったら1番テンション上がる宝物だったのよ。特にキングスライムとかスライムナイトとか。祖父母からもらったキャラものの鉛筆も。小学校低学年の頃の柄付き鉛筆ってやっぱり友達に自慢できる宝物でしょ? でも無い知恵ひねり出してよその子がなくて困ってて喜ぶもの考えたらそれだったの。それから寄付は当たり前のようにそこにあった。阪神・淡路の時は父の友人に送り、赤い羽根緑の羽根黄色い羽根の義務だけじゃなく小遣いから寄付箱にいくらか入れるのは普通のことだった。
私めんどくさい子供だったのでランドセルもめっちゃこだわりました。このメーカーのこの商品じゃなきゃダメ+祖父のこだわりによる本皮かコード板。売ってる店、地元じゃ1つしかなくて高かったです。だから大事に大事に使いました。持てることが嬉しかった。探して付き合ってくれた両親の努力も、お金出してくれた祖父の気持ちも何となく感じてたから。雛人形と学習机もそう。何件も何回も回って納得できるまで探した。日本の歴史や古典全集もそう。細かく指定してなかったり違うと暴れるクソガキだった。ランドセル放り投げたり、上に座って潰す連中は信じられなかった。オマエそれいくらするか知ってるか? 今は大型店で安いのあるでしょうけど・・・。愛着なくて乱暴に扱う奴に持つ資格無いとすら思ってましたね。同級生がランドセルのおかげでダンプカーから命拾いした事故もありました。凄いんですよ、ちゃんとしたランドセル。そこまで思い入れがある一品だったけど、震災時の寄付には何の抵抗もなかった。もう良い歳だったから、あるだけの文房具と着てない衣服も全て出した。後悔はしてない。恐らく日本はメーカー拠出の新品で事足りたんだろうけど、世界のどこかで誰かの役に立てていれば良いな、と思う。

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