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気づいたら好きだったんですよ、フィギュアスケート。伊藤さんだの佐藤さんだの日本人が活躍しようがしまいが関係ない(ってか二人の滑りあんま好みじゃなくて覚えてない)。テンくんのスケート、丁寧で上品で、元々欧米のものだった フィギュアスケートの世界をお国柄を出しつつ出発点から足を離さない典雅さで表現してるのが良かった。Pチャンの滑らかなスケーティングの美しさとも、羽生さんの超人かよって身体能力とギラギラ気迫でよくわからんうちに観客巻き込むタイプとも違う。プルヤグのような頂点を競うハングリー精神溢れる王者の器でもなかった。でも、ありきたりで陳腐な言葉で言えばミーシャやテンくんの滑りには心がこもってる。表現したいものがあって、自分にはそれをスケートで伝えることが必要で、だから滑ってる。結果がどうであれ、諦めない。外に向けては自分を通して母国を知ってほしい、内に向けては母国でフィギュアスケートを広めたい。果たされない願いが余りにも多すぎた。せめて平昌でフリーの演技が見たかった。大輔さんの復帰を歓迎してくれたテンくん。ソチでの二人のスケーティング、ずっとずっと忘れない。大好きです。男子シングルの黄金期を作り出す、間違いなく原動力の一端を担った人。全員がアジア系で占められた表彰台を見た時の何とも言えない気持ち、アジアンフィギュオタならおわかりいただけるんじゃなかろうか。ありがとう。お疲れ様でした。・・・まだ言いたくないけど。早いよね、早すぎるよね。あんな若くて才能ある子が何でこんな故意に、理不尽に!(;_q) 残酷すぎる。でも、足を切られて二度と滑れなくなるより幸せだった? 不治の病や災害と違って憎しみをぶつける先があるから? 許せない。許せないよ。やっぱこの世には神も仏もないわ。
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