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ほぼ対自分向けメモ録。ブックマーク・リンクは掲示板貼付以外ご自由にどうぞ。著作権は一応ケイトにありますので文章の無断転載等はご遠慮願います。※最近の記事は私生活が詰まりすぎて創作の余裕が欠片もなく、心の闇の吐き出しどころとなっているのでご注意くださいm(__)m
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母の運転する車の助手席に私が座っていて、ふと窓の外を見ると、 祖父らしき人の後ろ姿が。
祖父の歩く道の両脇には江戸の長屋風の古風な家々が並び、結構道幅は広いのですが
不思議と他に人通りはなく、祖父が一人で道の真ん中を歩いています。
「あ~おじいちゃんまた徘徊してるよ。あんた追っかけてきて。」
と母に言われ(晩年の祖父は病気でボケてしまい、突飛な言動ばかりしていたので)
追いかけると、祖父は長屋の隅に置かれた長持(らしき長方形の箱)を手にとって
しげしげと見つめていました。
箱は私が思わず「おばあちゃんが入りそうな大きさ・・・。」と感じてしまうくらいの大きさです。
「おじいちゃん、それ欲しいの?」 
と聞いた私に、祖父は笑って
「いや、今年は買わない。」
と答えました。その答えに漠然と「どうせ死ぬんだから、買っとけばいいのに」
と思ったところで目が醒めました。

もうすぐ祖父の一周忌(キリスト教にもあるのかは知らんが)です。
私の誕生日を祝いに来てくれたのでしょうか?
それとも何かの暗示なのかなぁ?
後から考えるとあの長持は祖母の棺で、今年中には迎えに来ないよ、 と告げていたような・・・。
少し懐かしいような、寂しいような不思議な夢でした。
でも誕生日に久しぶりに祖父に会えて嬉しかったです。

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