『弟の夫』全巻読んだけど、愛する人や性的な興味があることが前提ということに、自分はやっぱキチガ〇の欠陥品なんだな、ってモヤモヤした。カムアウトや葛藤のくだりでは共感できて泣いたけど、じゃあ「私は誰とも子作りできないし恋愛的な意味で他人様を好きになれないので結婚も孫も諦めてください」と打ち明けられた親の気持ちはどうなの？ 散々お子さんと戯れて旦那の話聞いて結婚まだしてないのー、とか喋ってた友達から帰宅後「実はそういうことだから」ってカムアウトされた友人の気持ちはどうなるの？ 「誰を好きになろうと良い」の後ろに叶うならば「好きにならなくても良い」と付け足してほしかった。Aの人は悩まないと思ってんのかな？ 三十路で全く化粧っ気ないとかじゃない限り、お見合いや結婚・彼氏ネタの圧力パネェよ正直。親介そうが友達介そうが、直でも気まずいし(-_-;) でも、何かよくわかんないけど「じゃウチの子かわいがって良いよ！」と言ってくれる人たちの多さに泣きそうになる。本当に本当に嬉しい。「嘘だ」ってリアクションもあった。母は本当の意味で理解してくれてはいない。何度か「Lなの？」聞かれたりして、その度に「いやいやアナタ最初のトラウマの相手が女の子だったこと知ってるはず(以下略)」とツッコんできたわ┐(´д｀)┌ それでも、LGBTですらない私のこと、散々迷惑かけた過去を知っているにも関わらず「そうだったんだ」って納得して受け入れてくれた人たちが周りにいること、少なくとも「結婚も出産も一生しない」という私のスタンスを受け止めてくれた存在にとてもとても、心から感謝しています。カムアウト前から関係性が変わったのは・・・職場の１人くらいかな(笑) まぁ他にも色々要素あるからそれが原因じゃないかもだけど。今は私も「隠さない」姿勢でいるので。自分にたいしてのカムアウトが正直１番キツかった。繰り返すけど、子供ほしかったもん(^_^;) そういう意味で、アイコンやプライドのある人たちは羨ましいです。少なくともたった１人を愛することができるんだから。私の知らない感情を知ってる。素敵な人間様ですよ。

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