×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
感想というよりただの自分の病み話m(__)m
『箱男』《Cの場合》まで読んだところだが、この章の終わりに出てくる製薬会社のカレンダーに書き込まれた「自律神経失調のSEPTEMBER」という言葉に、あ、やっぱりコレまんま私の話だ・・・という思いを強くせざるを得ない(´-`) 長くかかっている精神科医は睡眠障害だの抑うつだの最近の胃の不調も含めた私の症状を総合的にそう判断しているらしく、まぁ小さい頃からの何かあるとすぐ嘔吐・下痢・ 自家中毒に酷い片頭痛、ストレスが溜まりすぎると謎の腰(尾骨?)痛で立つことすらできなくなる、というのはクッソめんどくさい鬱通り越した神経症状に他なりませんね! しかも年季の入りっぷりが尋常じゃなさすぎて既に打つ手なさそう(^ω^) 散歩とかラジオ体操にストレッチ、色々やってはみたんですよ? わざわざ憧れの土地の大学を志望しての一人暮らしも、自分にとっては凄く大きな挑戦だった。問題はソレ自体に気づかなかったこと。見て見ぬフリをしてきたこと。保育所の時から兆候は表れてたのに、ずっと何とかなる、何とかしてきた、とごまかし続けてきた。周りにどんだけ迷惑かけてフォローされてきたのかも知らないで、イヤ無視して、どこにも頼らずに一人でできる普通の人間なはず、と。高校3ヶ月近く休んで病院巡りしたことも、受験生時代毎朝トイレで吐いてたことも、金縛りも、いつまでも嫌な記憶が忘れられなくて接触恐怖症みたいになっていることも、全部「普通に」乗り越えられる問題だと信じていた。もっと早く自覚して対策を練るか、分に合った生き方を探す努力をすれば良かった。
あえて読み手を混乱させる実験的な構成というだけじゃなしに、読み進めるのがとてもつらいです。共感できる登場人物や言葉が出てくる作品はたくさんあっても、ここまで生々しく自分を、今の自分自身を写し取ったネガ・フィルムを見せつけられるような話には出会ったことない。「箱男(たち?)」と余りに心境が重なり過ぎて境界線が全く分からなくなる。見たいのに見られたくない、ニュース中毒(からの脱皮として私は今本に走っているが、歴オタ的興味から国際ニュースだけは相変わらず追わずにはいられない。それも平和を懸念するという理由じゃなしに)境界線に入ってこられたくない、溜まりたまった垢を落とした時の倦怠感、こんなはずじゃなかった、所持品の単純化と捨てられないもの、自分自身の死の計画書、狂った時間軸・・・書き出すのも嫌になるほど、私そのものだ。これに比べれば『ティモシー・アーチャー~』のエンジェルなんか全く綺麗でかけ離れている。アレは過去の、「京都の大学の思い出にしがみついていた自分」だけを表した経験の具象で、ある意味“理想”の自画像みたいなもの。せめてあの程度の「メタファーのジャンキー」で済ませられれば良かった、という。けれど「箱男」は、余りに今の自分に近過ぎる。人の醜い本性をありのままに映し出す鏡を覗きこんでいるみたい。
明日精神科の待合室で読むのはちょっと試練過ぎるかな? 花粉症なのか風邪なのかわかんないくらい喉も目鼻も頭痛も酷いし、社会復帰の相談もしなきゃだし・・・そこに到るまでの過程を説明すんのも面倒だな(-_-;) まず家族に吐かれた暴言を思い出すところから始め→その通り実行しようと考え→友人たちに「とりあえず家族と距離を置いた方が良い」と言われ→“今が底の底”という現実を思い知ったのでどっちに働くにしろ気力を奮い起こすためにも動くことにした、という状況をどこまで具体的に上手く泣かずに話せるか分からんが、がんばらねば。あーメンドクサ@本当ダメ人間の見本だよ!(´д`)
箱が蛹だって例えとかマジ傑作だな。その部分読む前にここで書いてた自分の虫けら分類と同じじゃん(笑)違うのは私が箱の中身にすらなれてないと感じてるとこだけど。ホントよく公房さんこんな話書けちゃう心理状態を理解しながらあの時代を生きられたよ・・・。次から次へと生み出されていく作品が、書くことがニシケンさんのように彼の吐け口で欲望で執着、生き甲斐だったのかな。手段が目的化した、彼の話の中の多くの登場人物たちのように。あー、つらい。キツイ。残り読んだらすぐにでも次ポチろうと考えてたけど、一回時間置いてからの方良いかな(*_*;
あえて読み手を混乱させる実験的な構成というだけじゃなしに、読み進めるのがとてもつらいです。共感できる登場人物や言葉が出てくる作品はたくさんあっても、ここまで生々しく自分を、今の自分自身を写し取ったネガ・フィルムを見せつけられるような話には出会ったことない。「箱男(たち?)」と余りに心境が重なり過ぎて境界線が全く分からなくなる。見たいのに見られたくない、ニュース中毒(からの脱皮として私は今本に走っているが、歴オタ的興味から国際ニュースだけは相変わらず追わずにはいられない。それも平和を懸念するという理由じゃなしに)境界線に入ってこられたくない、溜まりたまった垢を落とした時の倦怠感、こんなはずじゃなかった、所持品の単純化と捨てられないもの、自分自身の死の計画書、狂った時間軸・・・書き出すのも嫌になるほど、私そのものだ。これに比べれば『ティモシー・アーチャー~』のエンジェルなんか全く綺麗でかけ離れている。アレは過去の、「京都の大学の思い出にしがみついていた自分」だけを表した経験の具象で、ある意味“理想”の自画像みたいなもの。せめてあの程度の「メタファーのジャンキー」で済ませられれば良かった、という。けれど「箱男」は、余りに今の自分に近過ぎる。人の醜い本性をありのままに映し出す鏡を覗きこんでいるみたい。
明日精神科の待合室で読むのはちょっと試練過ぎるかな? 花粉症なのか風邪なのかわかんないくらい喉も目鼻も頭痛も酷いし、社会復帰の相談もしなきゃだし・・・そこに到るまでの過程を説明すんのも面倒だな(-_-;) まず家族に吐かれた暴言を思い出すところから始め→その通り実行しようと考え→友人たちに「とりあえず家族と距離を置いた方が良い」と言われ→“今が底の底”という現実を思い知ったのでどっちに働くにしろ気力を奮い起こすためにも動くことにした、という状況をどこまで具体的に上手く泣かずに話せるか分からんが、がんばらねば。あーメンドクサ@本当ダメ人間の見本だよ!(´д`)
箱が蛹だって例えとかマジ傑作だな。その部分読む前にここで書いてた自分の虫けら分類と同じじゃん(笑)違うのは私が箱の中身にすらなれてないと感じてるとこだけど。ホントよく公房さんこんな話書けちゃう心理状態を理解しながらあの時代を生きられたよ・・・。次から次へと生み出されていく作品が、書くことがニシケンさんのように彼の吐け口で欲望で執着、生き甲斐だったのかな。手段が目的化した、彼の話の中の多くの登場人物たちのように。あー、つらい。キツイ。残り読んだらすぐにでも次ポチろうと考えてたけど、一回時間置いてからの方良いかな(*_*;
PR
追記を閉じる▲
あえて読み手を混乱させる実験的な構成というだけじゃなしに、読み進めるのがとてもつらいです。共感できる登場人物や言葉が出てくる作品はたくさんあっても、ここまで生々しく自分を、今の自分自身を写し取ったネガ・フィルムを見せつけられるような話には出会ったことない。「箱男(たち?)」と余りに心境が重なり過ぎて境界線が全く分からなくなる。見たいのに見られたくない、ニュース中毒(からの脱皮として私は今本に走っているが、歴オタ的興味から国際ニュースだけは相変わらず追わずにはいられない。それも平和を懸念するという理由じゃなしに)境界線に入ってこられたくない、溜まりたまった垢を落とした時の倦怠感、こんなはずじゃなかった、所持品の単純化と捨てられないもの、自分自身の死の計画書、狂った時間軸・・・書き出すのも嫌になるほど、私そのものだ。これに比べれば『ティモシー・アーチャー~』のエンジェルなんか全く綺麗でかけ離れている。アレは過去の、「京都の大学の思い出にしがみついていた自分」だけを表した経験の具象で、ある意味“理想”の自画像みたいなもの。せめてあの程度の「メタファーのジャンキー」で済ませられれば良かった、という。けれど「箱男」は、余りに今の自分に近過ぎる。人の醜い本性をありのままに映し出す鏡を覗きこんでいるみたい。
明日精神科の待合室で読むのはちょっと試練過ぎるかな? 花粉症なのか風邪なのかわかんないくらい喉も目鼻も頭痛も酷いし、社会復帰の相談もしなきゃだし・・・そこに到るまでの過程を説明すんのも面倒だな(-_-;) まず家族に吐かれた暴言を思い出すところから始め→その通り実行しようと考え→友人たちに「とりあえず家族と距離を置いた方が良い」と言われ→“今が底の底”という現実を思い知ったのでどっちに働くにしろ気力を奮い起こすためにも動くことにした、という状況をどこまで具体的に上手く泣かずに話せるか分からんが、がんばらねば。あーメンドクサ@本当ダメ人間の見本だよ!(´д`)
箱が蛹だって例えとかマジ傑作だな。その部分読む前にここで書いてた自分の虫けら分類と同じじゃん(笑)違うのは私が箱の中身にすらなれてないと感じてるとこだけど。ホントよく公房さんこんな話書けちゃう心理状態を理解しながらあの時代を生きられたよ・・・。次から次へと生み出されていく作品が、書くことがニシケンさんのように彼の吐け口で欲望で執着、生き甲斐だったのかな。手段が目的化した、彼の話の中の多くの登場人物たちのように。あー、つらい。キツイ。残り読んだらすぐにでも次ポチろうと考えてたけど、一回時間置いてからの方良いかな(*_*;
PR
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック