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何でもない時が大事だって、人は失わないと気づけないんだよね。必要悪と虐殺者がヒーローというくだりはデスノ、ギアスと同じく世間的に少年漫画の主人公として議論を呼ぶところとは思うけど、エレンの行動は彼の信じる正義ゆえとして描かれていてドイツ語圏・・・あれこれ欧米で大丈夫?((( ;゚Д゚))) 月はともかく、ルルーシュとエレンは自己を犠牲にする覚悟のもとでやったことなので私はセーフだと思うけど、犠牲者や島の住民の立場に立ったら許せないかな。でも人間って手の届く範囲も見える範囲も限られてるから、とりあえず身近な大切な人を守るためのギリギリの選択だった、というのもずっと歳上の立場からすると理解できる。全部救うとか無理だし。絶対犠牲になってほしくない人を守るために、他のもんを差し出さないとダメなんだよな。世界は残酷だから。容赦なく人は死ぬし町も消えるし。一生戦い続ける必要も夢を追い続ける必要もない。生きる意味なんて探さなくて良い。そのために傷ついてボロボロになってたら悲しいから。毎日懸命にただ生きてられることが何よりもかけがえのない、尊い行為、尊い時間。もっと高みを、もっと強く、1人倒したら次の敵を、1つ力を得たら新たな冒険に、という昔から感じてきた少年漫画の圧力を吹き飛ばしてくれる作品でした。人間は弱くて脆い。汚い。でもみんな必死に生きていて、不条理はどこにでもあって、そんな中でも大事な瞬間があり出会いがあり、それを守るために力を出せるんだと。人の1番良いところと嫌なところが余さず表された作品だと思います。鬼滅もそうかな? 向こうはWJだからちょっとやさしめだったけと、巨人含め容赦なく喪われる現実の描写は良かった。コロナもそう。当たり前のことが当たり前じゃなくなるのは一瞬。「また」は突然なくなってしまう。子供の内からそれを学んでいたら、人に優しくできるかもしれないしその日その時を大切に過ごすようになるかもしれない。私はあの時も今も、後悔だらけの大人になってしまったので。素敵な作品でした、ありがとう。
多分解釈が雑とか考察の元になるのはユミルとフリッツ王とミカサだと思うんだけど、ユミルとミカサは表裏なんだよな。孤独で得体の知れない力を秘めたコミュ障気味の女の子。ユミルがフリッツ王を愛したのは、彼女の存在を初めて認めて力を求めてくれたから、娘たちという家族を与えてくれたから彼を愛した。ミカサも襲われた彼女に「力」を呼び起こさせ、家族の一員に加えてくれたエレンを愛した。ただエレンがミカサを守っただけなら、あそこまで執着しなかったと思うんです。ユミルが王家の言うことを聞き続けたのは、恋愛的なものというより彼らが紛れもなく彼女の血を分けた家族だから、というのが大きいと思うんです。でもミカサとエレンには子供がいなかった。血の繋がりがなかったのに家族になれた。最後は敵対し命の取り合いまでしたのにミカサは愛し愛されていた。だからユミルはやっと救われたのだと。従わなくても、子供を生まなくても、血の繋がりがなくても家族になれる。愛を分かち合うことができると。ユミルの救いがエレンじゃなくてミカサというのは深いと思う。そしてそれをジークが全く理解できてなかった点含め。初め女同士じゃないと解らない演出かと思ったけど、最後の最後締めくくりがミカサで、ユミルの民じゃないこの子が何気にユミルの影だったのね、と。女の子好きすぎて延々語ってられるな・・・。
多分解釈が雑とか考察の元になるのはユミルとフリッツ王とミカサだと思うんだけど、ユミルとミカサは表裏なんだよな。孤独で得体の知れない力を秘めたコミュ障気味の女の子。ユミルがフリッツ王を愛したのは、彼女の存在を初めて認めて力を求めてくれたから、娘たちという家族を与えてくれたから彼を愛した。ミカサも襲われた彼女に「力」を呼び起こさせ、家族の一員に加えてくれたエレンを愛した。ただエレンがミカサを守っただけなら、あそこまで執着しなかったと思うんです。ユミルが王家の言うことを聞き続けたのは、恋愛的なものというより彼らが紛れもなく彼女の血を分けた家族だから、というのが大きいと思うんです。でもミカサとエレンには子供がいなかった。血の繋がりがなかったのに家族になれた。最後は敵対し命の取り合いまでしたのにミカサは愛し愛されていた。だからユミルはやっと救われたのだと。従わなくても、子供を生まなくても、血の繋がりがなくても家族になれる。愛を分かち合うことができると。ユミルの救いがエレンじゃなくてミカサというのは深いと思う。そしてそれをジークが全く理解できてなかった点含め。初め女同士じゃないと解らない演出かと思ったけど、最後の最後締めくくりがミカサで、ユミルの民じゃないこの子が何気にユミルの影だったのね、と。女の子好きすぎて延々語ってられるな・・・。
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