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ほぼ対自分向けメモ録。ブックマーク・リンクは掲示板貼付以外ご自由にどうぞ。著作権は一応ケイトにありますので文章の無断転載等はご遠慮願います。※最近の記事は私生活が詰まりすぎて創作の余裕が欠片もなく、心の闇の吐き出しどころとなっているのでご注意くださいm(__)m
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バイアス排除は難しい。

上海で生まれ育ったイギリス人(の金持ち)の少年が日本(軍・飛行機)に憧れを持ってて、色んな目にあっても最後まで幻滅しない(大人に比べて「あいつらはクソだ」とかのハッキリした言葉として表されない)のが、凄いというか上手いというか切ないですよね。たぶんアメリカ人なら事情は変わってきたのでしょうが・・・というか蘭仏とかも含めてどんな状況下でも植民地から撤退させない(女子供も含め普通に住まわせてる)宗主国すげぇわ。そんなに自分の力(優位性?)に自信があるのか・・・いや住人いないと支配できないからっていう理屈はわかるけど、一触即発の情勢で本国から遠い場所、って(^ω^;)収容所は日本人から見ると「あー日本自体飢えてたからね」って考えてしまうけど、落下傘食料のゴージャスさ見るとやっぱり相当酷かったんだろうなぁ、と。飢えも病気も、日本や軍人を憎むのが当たり前の状況だと思うのに、主人公はどこか庇う(というかそう思いたい)みたいな調子で、かといってもちろん祖国やアメリカへの親しみや憧れも確かに育まれていて。収容所移った時に飛行場を見て目を輝かせるシーン、アメリカの爆撃機襲来で興奮して声を張り上げるシーンが、凄くニュートラルでまっさらな彼の人間性を表す演出で良いと思いました。憎しみとかやるせなさとかを絶対彼のセリフとして出てくることは無くて、あくまで表情とか、リアクションとか周りの人を見る動きとかで表してるのが。最後ご両親と再会できて良かったねー。

尊厳の芸術展も観に行こうかと思ってます。意見はどうあれ、起こったことはなかったことにできないのが現実だから、まず知らないとどうにもならないしそれが一番大事なことかな、と思います。

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上海で生まれ育ったイギリス人(の金持ち)の少年が日本(軍・飛行機)に憧れを持ってて、色んな目にあっても最後まで幻滅しない(大人に比べて「あいつらはクソだ」とかのハッキリした言葉として表されない)のが、凄いというか上手いというか切ないですよね。たぶんアメリカ人なら事情は変わってきたのでしょうが・・・というか蘭仏とかも含めてどんな状況下でも植民地から撤退させない(女子供も含め普通に住まわせてる)宗主国すげぇわ。そんなに自分の力(優位性?)に自信があるのか・・・いや住人いないと支配できないからっていう理屈はわかるけど、一触即発の情勢で本国から遠い場所、って(^ω^;)収容所は日本人から見ると「あー日本自体飢えてたからね」って考えてしまうけど、落下傘食料のゴージャスさ見るとやっぱり相当酷かったんだろうなぁ、と。飢えも病気も、日本や軍人を憎むのが当たり前の状況だと思うのに、主人公はどこか庇う(というかそう思いたい)みたいな調子で、かといってもちろん祖国やアメリカへの親しみや憧れも確かに育まれていて。収容所移った時に飛行場を見て目を輝かせるシーン、アメリカの爆撃機襲来で興奮して声を張り上げるシーンが、凄くニュートラルでまっさらな彼の人間性を表す演出で良いと思いました。憎しみとかやるせなさとかを絶対彼のセリフとして出てくることは無くて、あくまで表情とか、リアクションとか周りの人を見る動きとかで表してるのが。最後ご両親と再会できて良かったねー。

尊厳の芸術展も観に行こうかと思ってます。意見はどうあれ、起こったことはなかったことにできないのが現実だから、まず知らないとどうにもならないしそれが一番大事なことかな、と思います。

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