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陳腐、だがそれが良い。
ラストシーンで初め「うわーお約束(´Д`)」と思ったんですが、後でじわじわ「あーそれが良いんだなぁ」と。英雄でもロクデナシでもない彼自身に彼はやっとなれたんだな、とじーんと来ました。普通に生きてる大半の人間は極端な聖者にも悪人にもなれない。なりきれない。だから、嘘を塗り重ねて限界に達したあのラストが人間らしくて、ありふれたものの魅力、何で「ありふれた」ことが作品の主題になるのか、ってことを改めて確認させられました。ただ単にテクニックと度胸のあるベテランの英雄ってだけなら今の世の中でウケるストーリーは生まれないし、逆に徹頭徹尾極悪人のピカレスクもカッコ良すぎて共感できる主人公にはなり得ない。凄く世相を反映した、何というか「やさしい」映画なんじゃないかと思いました。正直もう一度見たい、とかのインパクトには欠けるけど・・・。後でじわじわ、セリフとかワンシーンの俳優さんの仕草だったり表情が浮かぶのかもしれない。似たような状況に遭遇したときとかに(笑) アメリカのこういう映画すごく久しぶりに観たので(最近は超大作系と戦争ものしか・・・(-_-;)何かヨーロピアンな感じになっとる、と色々意外でした。
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ラストシーンで初め「うわーお約束(´Д`)」と思ったんですが、後でじわじわ「あーそれが良いんだなぁ」と。英雄でもロクデナシでもない彼自身に彼はやっとなれたんだな、とじーんと来ました。普通に生きてる大半の人間は極端な聖者にも悪人にもなれない。なりきれない。だから、嘘を塗り重ねて限界に達したあのラストが人間らしくて、ありふれたものの魅力、何で「ありふれた」ことが作品の主題になるのか、ってことを改めて確認させられました。ただ単にテクニックと度胸のあるベテランの英雄ってだけなら今の世の中でウケるストーリーは生まれないし、逆に徹頭徹尾極悪人のピカレスクもカッコ良すぎて共感できる主人公にはなり得ない。凄く世相を反映した、何というか「やさしい」映画なんじゃないかと思いました。正直もう一度見たい、とかのインパクトには欠けるけど・・・。後でじわじわ、セリフとかワンシーンの俳優さんの仕草だったり表情が浮かぶのかもしれない。似たような状況に遭遇したときとかに(笑) アメリカのこういう映画すごく久しぶりに観たので(最近は超大作系と戦争ものしか・・・(-_-;)何かヨーロピアンな感じになっとる、と色々意外でした。
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