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ほぼ対自分向けメモ録。ブックマーク・リンクは掲示板貼付以外ご自由にどうぞ。著作権は一応ケイトにありますので文章の無断転載等はご遠慮願います。※最近の記事は私生活が詰まりすぎて創作の余裕が欠片もなく、心の闇の吐き出しどころとなっているのでご注意くださいm(__)m
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先頃アチコチのメディアに出まくっていた寒さや待遇とやらに耐えられなくて「帰った(爆笑)」難民様の記事などを読みますと、デ○マークさんの対応は至極真っ当としか思えないんだが。お叩きになれる立場の皆様がどれほどの支援と紛争解決のための努力をなさっておいでなのか気になります。あと掲示板の反応見ると、表向きのポ○ティカル・コレ○トネス(向こうの大手メディアによる暴行事件報道の隠蔽や遅れ、情報の抑制の件などが象徴的?)と大衆意識の乖離やべぇなΣ( ̄□ ̄;)ありゃもう韓/国の慰.安婦聖域化と合わせてネオ・ファ○ズムと呼んでしまっても良い域なのでは? ・・・本当、人間って何も変わってない。テーマや方向性が変わるだけで進歩してない? むしろ自縄自縛で退化してる? まぁそれはそれで魅力的だと捉えられてしまう人間信者ですけどね!(´∀`)b

あと久々に続けて優勝を逃し、解説陣に好き勝手なこと言われてるハクホーさんのツイがカッコ良すぎワロタ「今日の敗北が明日の勝利」これが無敵のモンゴル魂・・・!><キュンキュン 菊さんの優勝は確かに嬉しかったけど、勝さん(当時から帰化済)、カロヤン(現在帰化して名跡取得)の存在や決断を無視するかのような報道の仕方はなぁ(・・;) ハルマさんがコッチの大学院に通いながら、必死に体にムチ打って相撲取り続けてるのも「モンゴ○帰ってもロクな仕事ないから」だって言ってましたよね。そんな中で家系的に国の誇りを一身に背負ってる立場でもあるわけですよハクホーさんは!何とか角界に残ってほしい気持ちと、You番組で国際相撲大会を見た限りやっぱり大相撲は閉じた世界であってほしい島国根性とで揺れ動いちゃいますねー(*_*; どの国の力士さんも好きだし応援するけどさ! 砂嵐ちゃんも自国の不安定な状況を鑑みたのと、かなりのインテリでもありそうだから純粋に学問を続けたい思いもあって進学したんだとは思うけど。十両は時間的に中々リアタイ視聴が難しいけど、早くケガ治して戻ってきてほしいなぁ(´・ω・`)

以下、結局いつものように順番関係なくナチュラルに読み始めちゃったディック氏遺作三章までの感想(^ω^;) ※ストーリー的にガンガン宗教ネタ入ります。


女性キャラでかつてなく共感というか心情が被る主人公なわけだが。何かもう神や宗教や死への虚しさ・悟り・憎しみ、世間への概念そのものがね!ラリるにあたって「ストーンズをかけてよ」のセリフが本当鳥肌立つほど自分かと思った(((゜Д゜;))) 世代も国も育った文化圏すら違うのに、こっわ!(あ、自分が現代日/本のスタンダードからちょっと外れているのかも、という自覚はありますm(__)m)もちろん非合法な薬には手出してないけど、まぁ精神安定剤とか眠剤も似たようなもんやろ正直言って(´-`) 鎮痛剤・アレルギー対策のステロイドにも依存してるし、ホントどうしようもないと思うわ。
コレは西側陣営がブイブイ言わせていた(笑)80年代の作品だけど、現代のアメ○カ社会を覆い尽くす厭世観にも似たものが既にこの時代から始まっていたんだな、としみじみ感じる。思うように進まなかったベト○ム戦争と、ようやく終わりを見せたようで根強く残っていた人種・性差的不平等とソレに対して熱心に「活動」することに意欲を傾けていた人々の存在。冷戦への疲れと、一つの時代の象徴であったジョン・○ノンの死。その中で最後の輝きを放つと同時に、カルト化・新しい過激派の潮流が生まれつつもあった宗教の浸透。バカみたいだと感じながら、周囲の人々の死という悲しみに対しての答えを、抗う策をどこかで求めるように怪しげなセミナーに大枚はたくエンジェルの哀れさが身に沁みる(´;ω;`) 「死があたしを破壊した。友人たちの破壊者たる死が」・・・あぁ。
インテリの彼女が「教育はやたら時間がかかっていけない」って否定的なのも(ノ∀`) 私もアレは正直最高の知識欲を満たす暇つぶしではあるけど、サッサと社会に出た子の方が世の中の仕組み早く覚えて適応して実地で色んなこと学んでて役立つ人間になれてると思うわー。(まぁ自分が最も現代において使えない分野に進学した上、結局この有様なんで何も言える立場じゃないことは分かってますが)「あたしは人間じゃなくて自分自身に警告する声。聞いたものをそのまましゃべるだけ。ゴミが入力なら出力もゴミ」って、ホント私がずっと自分に対して感じていたことそのままだ。てか文系の人なら一度でも通ったことがある悩みなのでは?知識を、過去をひたすらインプットするだけ。それをちょっと形変えてアウトプットすることしかできない。自分の考えを入れたところで証明する手立ては少なく、否定されたらそれで終わり。てか過去のことだから新事実が分かったこところで所詮現代社会では何の意味も、重要性も持たない。無駄なことだと理解していても惹きつけられてしまうのは、自分が人間ファンだからその歴史を追っかけるのが好きでしょうがない、と納得はしていましたけど。「人間として生きている」自覚を持っている人にとっては、苦しみ以外の何物でもないのかもしれませんね。

彼女の回想が始まり、死についての考えで「永遠の眠りにつくことこそが目的」というのはその通りだと思った。まさにそれを目指して、人間は疲れ果てるように生きている。そして義父(であり恐らくは誰よりも信仰する対象だった)ティモシー・アーチャー主教はイエ○そのものを求めていたというより、その背後にある真理を欲していた、という点は全ての宗教を心から信奉する者の本音ではないのかな、と。主教ティムの特殊性は「どんなことでも信じられ、新しい信念をもとに即座に行動できること。別の新しい信念にぶち当たるまでは。・・・彼は言葉が本当のモノだと信じていて、もし何かを言葉に出来るならそれは真実なんだと信じていた。・・・キリ○ト教教義を一つ残らず疑問視した彼が、書いてあるものなら何でも信じ込んでいた」この辺はスゲー話だけどあり得なくもないかな、と(´Д`;) 私ほんとマトモな時の祖父と話をしておけば良かった、と感じるのこの辺りのテーマですもん。そんなちょっと常人とは違う思考回路や行動規範を持つティムに対し、息子の嫁であり友人の立場から「この世界は彼にとって決してリアルではなかった、適切な場所ではなかったんです」と書くエンジェル。同時に彼が「友人には心底忠実であり、決して忘れなかった。それが彼にとって唯一の変わらぬ花のような存在だったから」と語るくだりが何とも切ない。
生前、アメ○カで著名な主教であったティムが三.位一.体説、精霊の存在に疑問を投げかけるセリフにもブンブン首を振って頷きながら読んでしまった・・・orz バベルの塔崩壊から言語の多様化に関する話で、ラテン語について語るくだりも。そう、「イ○ス」の同義語はバチ○ンの神学者必須のラテン語には存在しないんすよ!『Nihil est』の英訳が『Nothing exsists』コレ最高じゃない?真理じゃない? と私なんかは感じるのですが。「意味を極度に圧縮するラテン語の力は驚異的で、その厳密さこそがラテン語の持つ圧倒的に素晴らしい性質」なるほどー、欧米圏の白黒ハッキリしろ!文化はここから来ているのか、と納得させられてしまった((-_-)ウンウン あと『1984』のニュースピーク究極の理想形言語なんじゃ?とも。つまり人類は原点に回帰しようとしている・したがる生き物なのか? と昨今の中/露の強権的指導者人気・先進国での右寄り台頭を見ても。もしかしたら人ってやっぱり頭の良いorより優れた誰かに支配・統治(管理)されたい、その方が楽で安全だとか思っちゃう生き物なのかなー?いくら自分で考えられる頭脳を持って生まれてきても(´・ω・`) 「呼吸するのは私ではなく、神が私の中で呼吸するのだ」この発想はキリ○ト教の中で最も嫌いな究極の逃げの考え方だと思います^^ 犯してしまった罪や結果を神様になすりつけるくらいはまぁ理解できますよ? でも初めから行動の責任を全放棄するんじゃなくて、自分の体を自分の意思で動かしてる自覚くらいは持ちやがれ、っての。
自らが引き合わせた友人と主教との関係を知って打ちひしがれるエンジェルもまた哀れで(つД`) ショックの余りラリろうとしてクスリが見つからない彼女が「他の人は何をしてもいつでも飛べるのかもしれないけど、私の呪いは完全な洞察力を持ってること・・・自分の巨大な知性に破滅させられ、理屈をこねて、思案して、結局何もやらない」「さっさと文明が終わってくれたら清々するのに」やっべ、この辺の自分を上げてるようで貶めている彼女の発想や心情が理解でき過ぎて困る(^ω^) その上で、彼女が何よりも信じている(崇拝している)対象である義父・主教であるティムがいつ失脚の原因となるともしれない過ちを犯したこと―それも自分が紹介した友人と―について心から怖れ、心配し、己を憎み、「明日死んじゃうのはあたしじゃないわ、でもあたしであるべきよ」と言ってるセリフも(;_;) 彼女の高すぎるプライドと同時にソレを蔑む気持ち、いっそ何も知らない、怒り狂って追いかけてきたGS店員のようになれたら、とおそらくは羨んでもいるのだろう心情に心から共感する。
でもってなー、義理の娘にキルスティンとのことを問いただされたティムのはぐらかしっぷりと言ったら!『沈黙』ラストで遠藤先生が持ち出してきなすった論理と同じやわー、と感じざるを得なかった。『罪』が指しているのは神に対する敵対心のみで?形式的で決まりきった倫理と呼ばれるコードに従うだけで人が救われるなどと信じる必要はないだって? じゃあ信仰ってそもそも何だよ!? カ○リックに忠実に尽くしてきた他の神父のそれまでは、ダラッダラ長い戒律や聖.書の存在自体何だったんや、とツッコまずにはいられないよね^^ あ、ウチの祖父母はプロ○スタントだったんで牧師様フツーにご家族いらっしゃいましたが、何か本当聖/書読むと矛盾あり過ぎで何が正しいのか分かんなくなるわ。「良く当たる」系エセ占いなんかと同じで、都合の良いトコだけチェリーピックしてどんな人間でも納得(洗脳)しやすいようにあえて長く書いたのかな?(どうせ一般の人は全部読まないだろうから矛盾にも気づくまい、的な^^) 寺が世襲制な日.本の仏教自体どうかと思うってかナゾだけど、まぁシッダー○タにも出家以前とはいえ妻子いたしな(´-`) 後にご一緒に出家してる時点で(以下略)という気もしますけど。・・・でもティムに関しては少なくとも第三章時点では根っからの生臭詐欺師だ、本気で(信徒として)引っかかってしまったエンジェルちゃん可哀想(´;ω;`)としか思えない。「賢く入っていったのに、愚かになって出てきた。その間に何もない」「アガペーを否定したりしてない。・・・肝心なのは何も見つからないこと」本当気持ちがわかり過ぎる(つД`) どんなに勉強しても、理解しようと努力を重ねても自分自身の感覚として得られなければ無意味なんですよ。“ソッチ”側に行けないの。この時代に、この状況の果てに独り取り残されてしまった彼女の虚無が、悲しみが押し寄せてくるようで読んでて胸が痛いなー。前二作読んでないけど!(爆笑)

まぁ続きも楽しみに共感しまくりながら読み進められると思います(^^)b

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女性キャラでかつてなく共感というか心情が被る主人公なわけだが。何かもう神や宗教や死への虚しさ・悟り・憎しみ、世間への概念そのものがね!ラリるにあたって「ストーンズをかけてよ」のセリフが本当鳥肌立つほど自分かと思った(((゜Д゜;))) 世代も国も育った文化圏すら違うのに、こっわ!(あ、自分が現代日/本のスタンダードからちょっと外れているのかも、という自覚はありますm(__)m)もちろん非合法な薬には手出してないけど、まぁ精神安定剤とか眠剤も似たようなもんやろ正直言って(´-`) 鎮痛剤・アレルギー対策のステロイドにも依存してるし、ホントどうしようもないと思うわ。
コレは西側陣営がブイブイ言わせていた(笑)80年代の作品だけど、現代のアメ○カ社会を覆い尽くす厭世観にも似たものが既にこの時代から始まっていたんだな、としみじみ感じる。思うように進まなかったベト○ム戦争と、ようやく終わりを見せたようで根強く残っていた人種・性差的不平等とソレに対して熱心に「活動」することに意欲を傾けていた人々の存在。冷戦への疲れと、一つの時代の象徴であったジョン・○ノンの死。その中で最後の輝きを放つと同時に、カルト化・新しい過激派の潮流が生まれつつもあった宗教の浸透。バカみたいだと感じながら、周囲の人々の死という悲しみに対しての答えを、抗う策をどこかで求めるように怪しげなセミナーに大枚はたくエンジェルの哀れさが身に沁みる(´;ω;`) 「死があたしを破壊した。友人たちの破壊者たる死が」・・・あぁ。
インテリの彼女が「教育はやたら時間がかかっていけない」って否定的なのも(ノ∀`) 私もアレは正直最高の知識欲を満たす暇つぶしではあるけど、サッサと社会に出た子の方が世の中の仕組み早く覚えて適応して実地で色んなこと学んでて役立つ人間になれてると思うわー。(まぁ自分が最も現代において使えない分野に進学した上、結局この有様なんで何も言える立場じゃないことは分かってますが)「あたしは人間じゃなくて自分自身に警告する声。聞いたものをそのまましゃべるだけ。ゴミが入力なら出力もゴミ」って、ホント私がずっと自分に対して感じていたことそのままだ。てか文系の人なら一度でも通ったことがある悩みなのでは?知識を、過去をひたすらインプットするだけ。それをちょっと形変えてアウトプットすることしかできない。自分の考えを入れたところで証明する手立ては少なく、否定されたらそれで終わり。てか過去のことだから新事実が分かったこところで所詮現代社会では何の意味も、重要性も持たない。無駄なことだと理解していても惹きつけられてしまうのは、自分が人間ファンだからその歴史を追っかけるのが好きでしょうがない、と納得はしていましたけど。「人間として生きている」自覚を持っている人にとっては、苦しみ以外の何物でもないのかもしれませんね。

彼女の回想が始まり、死についての考えで「永遠の眠りにつくことこそが目的」というのはその通りだと思った。まさにそれを目指して、人間は疲れ果てるように生きている。そして義父(であり恐らくは誰よりも信仰する対象だった)ティモシー・アーチャー主教はイエ○そのものを求めていたというより、その背後にある真理を欲していた、という点は全ての宗教を心から信奉する者の本音ではないのかな、と。主教ティムの特殊性は「どんなことでも信じられ、新しい信念をもとに即座に行動できること。別の新しい信念にぶち当たるまでは。・・・彼は言葉が本当のモノだと信じていて、もし何かを言葉に出来るならそれは真実なんだと信じていた。・・・キリ○ト教教義を一つ残らず疑問視した彼が、書いてあるものなら何でも信じ込んでいた」この辺はスゲー話だけどあり得なくもないかな、と(´Д`;) 私ほんとマトモな時の祖父と話をしておけば良かった、と感じるのこの辺りのテーマですもん。そんなちょっと常人とは違う思考回路や行動規範を持つティムに対し、息子の嫁であり友人の立場から「この世界は彼にとって決してリアルではなかった、適切な場所ではなかったんです」と書くエンジェル。同時に彼が「友人には心底忠実であり、決して忘れなかった。それが彼にとって唯一の変わらぬ花のような存在だったから」と語るくだりが何とも切ない。
生前、アメ○カで著名な主教であったティムが三.位一.体説、精霊の存在に疑問を投げかけるセリフにもブンブン首を振って頷きながら読んでしまった・・・orz バベルの塔崩壊から言語の多様化に関する話で、ラテン語について語るくだりも。そう、「イ○ス」の同義語はバチ○ンの神学者必須のラテン語には存在しないんすよ!『Nihil est』の英訳が『Nothing exsists』コレ最高じゃない?真理じゃない? と私なんかは感じるのですが。「意味を極度に圧縮するラテン語の力は驚異的で、その厳密さこそがラテン語の持つ圧倒的に素晴らしい性質」なるほどー、欧米圏の白黒ハッキリしろ!文化はここから来ているのか、と納得させられてしまった((-_-)ウンウン あと『1984』のニュースピーク究極の理想形言語なんじゃ?とも。つまり人類は原点に回帰しようとしている・したがる生き物なのか? と昨今の中/露の強権的指導者人気・先進国での右寄り台頭を見ても。もしかしたら人ってやっぱり頭の良いorより優れた誰かに支配・統治(管理)されたい、その方が楽で安全だとか思っちゃう生き物なのかなー?いくら自分で考えられる頭脳を持って生まれてきても(´・ω・`) 「呼吸するのは私ではなく、神が私の中で呼吸するのだ」この発想はキリ○ト教の中で最も嫌いな究極の逃げの考え方だと思います^^ 犯してしまった罪や結果を神様になすりつけるくらいはまぁ理解できますよ? でも初めから行動の責任を全放棄するんじゃなくて、自分の体を自分の意思で動かしてる自覚くらいは持ちやがれ、っての。
自らが引き合わせた友人と主教との関係を知って打ちひしがれるエンジェルもまた哀れで(つД`) ショックの余りラリろうとしてクスリが見つからない彼女が「他の人は何をしてもいつでも飛べるのかもしれないけど、私の呪いは完全な洞察力を持ってること・・・自分の巨大な知性に破滅させられ、理屈をこねて、思案して、結局何もやらない」「さっさと文明が終わってくれたら清々するのに」やっべ、この辺の自分を上げてるようで貶めている彼女の発想や心情が理解でき過ぎて困る(^ω^) その上で、彼女が何よりも信じている(崇拝している)対象である義父・主教であるティムがいつ失脚の原因となるともしれない過ちを犯したこと―それも自分が紹介した友人と―について心から怖れ、心配し、己を憎み、「明日死んじゃうのはあたしじゃないわ、でもあたしであるべきよ」と言ってるセリフも(;_;) 彼女の高すぎるプライドと同時にソレを蔑む気持ち、いっそ何も知らない、怒り狂って追いかけてきたGS店員のようになれたら、とおそらくは羨んでもいるのだろう心情に心から共感する。
でもってなー、義理の娘にキルスティンとのことを問いただされたティムのはぐらかしっぷりと言ったら!『沈黙』ラストで遠藤先生が持ち出してきなすった論理と同じやわー、と感じざるを得なかった。『罪』が指しているのは神に対する敵対心のみで?形式的で決まりきった倫理と呼ばれるコードに従うだけで人が救われるなどと信じる必要はないだって? じゃあ信仰ってそもそも何だよ!? カ○リックに忠実に尽くしてきた他の神父のそれまでは、ダラッダラ長い戒律や聖.書の存在自体何だったんや、とツッコまずにはいられないよね^^ あ、ウチの祖父母はプロ○スタントだったんで牧師様フツーにご家族いらっしゃいましたが、何か本当聖/書読むと矛盾あり過ぎで何が正しいのか分かんなくなるわ。「良く当たる」系エセ占いなんかと同じで、都合の良いトコだけチェリーピックしてどんな人間でも納得(洗脳)しやすいようにあえて長く書いたのかな?(どうせ一般の人は全部読まないだろうから矛盾にも気づくまい、的な^^) 寺が世襲制な日.本の仏教自体どうかと思うってかナゾだけど、まぁシッダー○タにも出家以前とはいえ妻子いたしな(´-`) 後にご一緒に出家してる時点で(以下略)という気もしますけど。・・・でもティムに関しては少なくとも第三章時点では根っからの生臭詐欺師だ、本気で(信徒として)引っかかってしまったエンジェルちゃん可哀想(´;ω;`)としか思えない。「賢く入っていったのに、愚かになって出てきた。その間に何もない」「アガペーを否定したりしてない。・・・肝心なのは何も見つからないこと」本当気持ちがわかり過ぎる(つД`) どんなに勉強しても、理解しようと努力を重ねても自分自身の感覚として得られなければ無意味なんですよ。“ソッチ”側に行けないの。この時代に、この状況の果てに独り取り残されてしまった彼女の虚無が、悲しみが押し寄せてくるようで読んでて胸が痛いなー。前二作読んでないけど!(爆笑)

まぁ続きも楽しみに共感しまくりながら読み進められると思います(^^)b

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