×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
歌舞伎でもワンピースでもないやん(´・ω・`)
先輩に南座連れてってもらった時からチラホラ見続けてる内に、いつの間にか歌舞伎という伝統芸能への思い入れが高まっている自分に驚く。仕掛けは凄かった。衣装や化粧もとても工夫していて豪勢だった。けど、ちゃうねん・・・役者さんの熱演も伝わったけど、どうしたって歌舞伎という世界では浮いてしまう方がオイシイ役をそのままのノリで演じられてしまってたり、つーかやっぱ詰め込みすぎで(元が登場人物多く設定も複雑で展開目まぐるしい漫画だから)、ワンピース知らない歌舞伎ファンに楽しめる内容に仕上がっていたとは思えないし、逆にワンピースのファンから見て納得の行くキャラクター像や演出だったかという点も???(;・ω・) 私はちょっとどっちとも全くかけ離れたシルク・ド・ソレイユのわけわからん仕掛け舞台忙しなく観た、という印象しか残らず、ジーンと来るセリフや場面はあったけど漫画のがより感動した。もちろん、演出や舞台装置は素直に綺麗だな、凄いなってスケールの壮大さに感動したけど、やっぱりワンピースは初期のイメージの強い人間だし、「仲間」を前面に押し出してほしかったので、インペルダウン~エースと白ひげのくだりを選択したことで焦点がぼやけてしまった面が否めないと思う。大事なのは仲間なのか、家族なのか。白ひげは仲間を家族と呼んだけど、ルフィにとってエースやガープ中将という家族と仲間は異なる存在だと思うから。そういう面も含め、日本の伝統芸能って本当に細い糸が絡み合って繋がっていく、こよりみたいなストーリー、シンプル故に哀しい、考えさせられてしまうストーリーが売りだと感じてきたので、「私が歌舞伎に求めてるのはこれじゃないねん・・・(´・ω・`)」感がメッチャ強くて違和感覚えまくりでした。正直ヅカの『JIN』を観たとき並み(笑)互いの持ち味っつーか良いとこ相殺しちゃってんだもん、誰得だよ、でも評判良くて再演も決まったなら、世間的には相当ウケ良かったんでしょうね。
PR
追記を閉じる▲
PR
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック