留学経験のある子に、震災の復興状況についてどう表現すれば良かったのか聞いたところ、やっぱり前向きに頑張ってる的なこと言っとけ言われた。でも私は、商業的な農業諦めた人も知ってるし義弟予定の子のお家は漁業権守るためだけに自分ちとうちに送るくらいの魚介しか捕れずに加工場の復旧目処も立たず、ガテン系の仕事で何とかしのいでる状態とか、まだ仮設暮らしも多いし鉄道は流されたままなくなる予定とか現地再建や遺構保存で揉めてる現状を正直前向きには伝えたくない。嘘になっちゃう。震災直後の状態よりマシ。だからこそそこから先に進めない現実がある。政策の転換、お金の問題、当事者同士の考え方の相違。日本語だって一言では表現できないよ。諦めてない、完璧に元通りではないけど、というかできないけど、という。日本語の「まぁまぁ」「ぼちぼち」と濁すことしかできない。35年前の地元を知ってるおじさんは、私が英語を話せないと思っただろう。でも日本人にも地元以外の人には上手く伝えられないよ。仙台空港周辺を見てよ。従業員全員死んだ親族経営の駐車場が全く違う会社の管轄で経営されてんの。（いやレンタカー会社だったかな？）一々そういう現実が、上から見下ろす景色の変化が未だに受け入れられないの。６年経ってもそうなんだから父親の死なんかまだ現実として受け止められてるわけないだろ。
どうすれば良いんだよ。何で妹の結婚式まで生きててくれなかったの？ どう振る舞って受け止めれば良い？ 可哀想でしょうがない。日に日に酷くなる見合い攻勢の断り方もわからない。私が子作りできないってどう伝えれば良いの。相手も乗り気になってるとか、会ったことあったかもわからないのに。何で友達として付き合えないの。つらい。つらい。そういう対象として見られるというだけで凄くショックで気持ち悪くなってしまう。そんな自分が一番嫌い。死にたい。死にたい。生きてるだけで他人様に迷惑かける。どうして良いかわからない。苦しい。LGBTの人が羨ましい。権利じゃなく認知が欲しい。こんな命と体がいらない。生まれてきたことが申し訳ない。申し訳ない。仕事のストレスに関しては何かもう毎回私にはそんなに図太く生きられないから、お願いだから彼らの歳になるまでに死ねるようにと祈るしかない。早く、一刻も早く終わりの日が来ますように。

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