不謹慎ながら、火を付けたくなった気持ちもわからんでもない。
ヒトによって作り出された命の宿らぬモノでありながら、
ヒトより遥かに長く、遥かに大きく存在するという矛盾。
絶対的存在は安堵すべき心の拠であると共に畏怖の対象でもあるよね。
実際には世の中に絶対なんてないんだけど、「文化財」と称される古くてデカい
(サイズというより染み付いた年月の重みというか・・・)モノは そうした錯覚を抱かせる。
滅びゆくヒトがそれに対し怒りや恐怖を抱いても何の不思議もないよな。
そんな己を脅かし続けたモノが音を立てて崩れ落ちるところはさぞかし壮絶で、
心中にはこれ以上ないくらいの哀しみと安らぎと恐れとがないまぜに渦巻いてるんだろうなぁ。
・・・と、以前「金閣寺」を読んだ時に思いました(笑)
後世のヒトの目から見りゃ、残しとけよ！＾＾＃と思いますけどね。

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