ほとんど読み終わりかけの独歩さん落としてからスカイ・クロラ読み直してそのままサリンジャーのナイン・ストーリーズに飛んで、意味のない瞬間の羅列で構成されるのが人生で、終わった時に初めて意味を持つのかな、って感じた。私は4歳の時、何だ全部偶然なら特に生きてる意味とか探す必要ないな、と思って好き勝手やらかしてきて、最終的に一番やりたかったことできないならいつ死んでも良いしマジ虫けらが人間様の皮被って生まれてきてごめんなさい、と特に震災後はその気持ちしかなかった。だから、生まれてきた意味を必要としたり探したりする人様の気持ちがわからないし、死ねないことに、生きていかなきゃいけないことが何よりつらくて苦しんでる。でも彼の小説は、少なくとも私が「何の意味もない」と切り捨ててしまった父の人生には、紛れもなく意味があったんだろうか、って彼は少なくとも人間としてのプライドはエベレスト並みだった人だろうから考えたりした。自分の感覚としてはいまいち共感しづらいけど人間様の発想としてそういう見方もあるんだろうか、と。
仕事は、指導役だった方の退職が決まって精神的にかなりキツイです。忙しい時期で毎日色々変わるし、父死んでから寒さもあってか体の方もやたら疲れる。休まないように必死だけど、起きるのもつらい。疲れちゃって頭回らなかったり、一番やっちゃいけないことなんだろうけどダイレクトに苛立ちを客にぶつけてしまったりする。説明してることに納得してもらえなかったり、質問の意図がわかんなかったり、ワガママ言われたりすると(-_-;) ・・・親と比べちゃうんでね、「おたくはるかにマシやん」と。何でこんなワケわかんないのがみみっちくこっちから巻き上げた金少しでも多く受け取るのに面倒な計算までして付き合わなきゃならんの？ とか考えちゃいけないこといっぱい考える。割と限界なのかもしれない。でも母扶養しなきゃだし、転職先のあてはないしの堂々巡り。もうやだ。信仰心あれば出家したい。もう存在してたくない。消えたい。消えたい。

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