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母もハマってたから大体揃ってるんだけど、シリーズものって続けて読んでると飽きちゃうから読む順番やスピードが大分カオスなんだよねー。
今回のは「わたしたちは肉にあって歩いてはいるが、肉に従って戦っているのではない」というコリント第二の手紙第十章の一文を思い起こさせるお話。(何か正直もう染みついてるんだよね。上手く意味とか説明できなくても、感覚として浸透しちゃってるというか。恐らく大半の日本人が家の中に神棚と仏壇両方あるのが当たり前だと考えるのと同じくらいのレベルで(-_-;))香瑠(四季の変装?)による三重子への洗脳の施し方や誘導の言葉はそういう方向のものではなかったのか、と。あと社会や組織の歯車として有効に機能できる人の抱えてしまう葛藤はこういうものか、とも新鮮に感じた。ソレにすらなれないことに苦しんでいるレベルの人間もいるのに・・・私みたいなの見たら三重子も踏みとどまれたんじゃないかなー? でも四季の圧倒的なカリスマ性・マインドコントロール能力の前には何者も抗いがたいかぁ(´・ω・`) しかし何作か飛ばしてるせいかもしれないけど西之園さんが大分四季を理解というか、人間的に大人になってしまっててビックリした。全人類と敵対するのではなく構ってほしい・あるいは「一つ」になりたいだけの、大きな子供のような天才なんですよね、彼女は。あとシリーズ全体を通して一連のオ○ム事件の影響をすごく感じる。理系の優秀な頭脳を選り集め、心理的な洗脳が入念なところなど。
「人間の中にいる」からこそ、己が人間だと感じているからこそ人間を醜いと感じることができる三重子は私から見ればとても羨ましい人間なんだが。本当に弱さと愚かさの底辺にいる者は、嫌なことばっかりが思い浮かんでも先々のことを考える余裕すらなく、黙って働く(役割をこなす)ことさえできないよ。四季のやろうとしていることはマーサー教の共感ボックス、あるいはコードギ○スのラグナロクのような「人類全体の意識統合」というヤツだろうか。それでもう彼女は独りにならずに済む。人間を「一般化」してしまうことによって。イヤしかし加部谷さんは海月相手によく頑張ったな!「人間なんて不確定で、気持ちはいつだって変わってしまうけど、時間は二度と取り戻せない」という考えから行動を起こしたところがステキ(*´Д`)ポッ そしてね、そんな人を好きになれるなんてホント羨ましいよ、と改めて感じた(笑)
三重子の洗脳完了シーンがゾッとするほど美しくて怖い。竹中の必死の弁解と口説きに、「言葉」というものの薄っぺらさを思い知る感情は正直言ってよく分かる。「言の葉」って言い得て妙だよね。「word」とか「単語」って表現より合ってると思う。口から飛び出した途端に散り落ちる葉っぱみたいなもんだ。綺麗・汚い、正しい・間違い、美しい・醜い、強い・弱い。全てが対比できるからこそ、『1984』の世界では数多の言葉が殺されていった。不思議なもんです(・・;) また自分のトラウマの話に戻ってしまいますがm(__)m 私は言葉を愛してるけど、あのワンワン泣きながら謝りに来たはずの彼の口からどんな言葉が発されたのかは正直ちっとも覚えてない。お母さんが「今までこんなことする子じゃなくて、本当に初めてのことで・・・」って必死に言い訳してたのは何となく覚えているけど。されたことと、それで傷ついたことしか覚えてない。あと先生の「許してあげて」って言葉ね^^ 成長してから諸々知人・通りすがり含めぶつけられた容赦ない?セクハラ発言とかは一々覚えちゃってますが(笑)ホント胸切り落としたい衝動はその辺キッカケかもなー。ホクロ取る手術とかも本気で考えたし。(その前に頭の件で吹っ飛んだけど)
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今回のは「わたしたちは肉にあって歩いてはいるが、肉に従って戦っているのではない」というコリント第二の手紙第十章の一文を思い起こさせるお話。(何か正直もう染みついてるんだよね。上手く意味とか説明できなくても、感覚として浸透しちゃってるというか。恐らく大半の日本人が家の中に神棚と仏壇両方あるのが当たり前だと考えるのと同じくらいのレベルで(-_-;))香瑠(四季の変装?)による三重子への洗脳の施し方や誘導の言葉はそういう方向のものではなかったのか、と。あと社会や組織の歯車として有効に機能できる人の抱えてしまう葛藤はこういうものか、とも新鮮に感じた。ソレにすらなれないことに苦しんでいるレベルの人間もいるのに・・・私みたいなの見たら三重子も踏みとどまれたんじゃないかなー? でも四季の圧倒的なカリスマ性・マインドコントロール能力の前には何者も抗いがたいかぁ(´・ω・`) しかし何作か飛ばしてるせいかもしれないけど西之園さんが大分四季を理解というか、人間的に大人になってしまっててビックリした。全人類と敵対するのではなく構ってほしい・あるいは「一つ」になりたいだけの、大きな子供のような天才なんですよね、彼女は。あとシリーズ全体を通して一連のオ○ム事件の影響をすごく感じる。理系の優秀な頭脳を選り集め、心理的な洗脳が入念なところなど。
「人間の中にいる」からこそ、己が人間だと感じているからこそ人間を醜いと感じることができる三重子は私から見ればとても羨ましい人間なんだが。本当に弱さと愚かさの底辺にいる者は、嫌なことばっかりが思い浮かんでも先々のことを考える余裕すらなく、黙って働く(役割をこなす)ことさえできないよ。四季のやろうとしていることはマーサー教の共感ボックス、あるいはコードギ○スのラグナロクのような「人類全体の意識統合」というヤツだろうか。それでもう彼女は独りにならずに済む。人間を「一般化」してしまうことによって。イヤしかし加部谷さんは海月相手によく頑張ったな!「人間なんて不確定で、気持ちはいつだって変わってしまうけど、時間は二度と取り戻せない」という考えから行動を起こしたところがステキ(*´Д`)ポッ そしてね、そんな人を好きになれるなんてホント羨ましいよ、と改めて感じた(笑)
三重子の洗脳完了シーンがゾッとするほど美しくて怖い。竹中の必死の弁解と口説きに、「言葉」というものの薄っぺらさを思い知る感情は正直言ってよく分かる。「言の葉」って言い得て妙だよね。「word」とか「単語」って表現より合ってると思う。口から飛び出した途端に散り落ちる葉っぱみたいなもんだ。綺麗・汚い、正しい・間違い、美しい・醜い、強い・弱い。全てが対比できるからこそ、『1984』の世界では数多の言葉が殺されていった。不思議なもんです(・・;) また自分のトラウマの話に戻ってしまいますがm(__)m 私は言葉を愛してるけど、あのワンワン泣きながら謝りに来たはずの彼の口からどんな言葉が発されたのかは正直ちっとも覚えてない。お母さんが「今までこんなことする子じゃなくて、本当に初めてのことで・・・」って必死に言い訳してたのは何となく覚えているけど。されたことと、それで傷ついたことしか覚えてない。あと先生の「許してあげて」って言葉ね^^ 成長してから諸々知人・通りすがり含めぶつけられた容赦ない?セクハラ発言とかは一々覚えちゃってますが(笑)ホント胸切り落としたい衝動はその辺キッカケかもなー。ホクロ取る手術とかも本気で考えたし。(その前に頭の件で吹っ飛んだけど)
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