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ほぼ対自分向けメモ録。ブックマーク・リンクは掲示板貼付以外ご自由にどうぞ。著作権は一応ケイトにありますので文章の無断転載等はご遠慮願います。※最近の記事は私生活が詰まりすぎて創作の余裕が欠片もなく、心の闇の吐き出しどころとなっているのでご注意くださいm(__)m
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新しい本との素晴らしい出会いは物凄いエネルギーをくれる。宝塚のご贔屓さんの思い出振り替えるのと同じくらい(^^;
※以下病み語り含む感想

惹かれて、共感して、泣いて、自分とは正反対なんだけど、そんな登場人物に入れ込める自分に、人間のフリしてても良いんじゃないか、いつかこんな風にマトモなフツーの人間を名乗っても良い日が来るんじゃないか、って希望を抱かせてくれるんですよね@相変わらず病んでてすみませんm(__)m リアタイ世代じゃなかった妖怪人間ベムをビデオ借りて全話視聴するほど好きになったキッカケは主題歌で、「早く人間になりたい!」ってセリフに無意識に同調してたんだろうか自分は、とかも考える今日この頃。人間崇拝・憧憬と強烈な自分=皮かぶりのチェンジリング・虫けら・間違って生まれてきた人間もどき意識が消えないから、どうにかして人様のこと知りたくて、それで少しでも空っぽな自分の中身を埋めたくて、必死で本読んで歴史勉強してニュース見てる。中高生レベルの英語も、とりあえずこの国だけじゃなくて他の、世界中の人間様のことリアルに声聞いて知りたかったから副産物的に。でも決して交わろうとは思えない。存在してるだけで申し訳ないから。相手に迷惑をかけるとしか考えられないから。どうしてこうなったのかわからないけど、これ以上迷惑かけたり他人様を傷つけないために生きてて、その間に少しでも大好きな人間様の(以下略)という堂々巡りで終わりの無い読書と歴オタとニュース中毒の趣味は絶え間なく続けていくつもりだよ!スペイン語はさすがに無理だから、ありがとう翻訳してくれた人!(*^m^*)

いやぁ、面白いなぁ。現実と非現実を行き来していながら、何故か納得できるんだよね、その一人一人の登場人物の行動や心理に。一番孤独なのはウルスラ、それからピラル・テルネラなのかもしれない、と今のところ感じている。男たちは自ら孤独の檻を作り、あるいは望んだ選択の結果として孤独に陥っていったけど、女性たちは誰もそれを望んでなどいなかったのに(ピラルなんかまさに孤独を恐れるが故に誰とでも寝るようになったというか、誰よりも男たちの孤独に同情し共感できるからこそ慰め役を買って出るようになったのではないかと思う)気がついたら独りぼっちになっている。可哀想なレメディオス。彼女が唯一、ブエンディア家の人々を孤独から救い得る、バラバラになりかけた彼らを繋ぎ止める糸のような存在になれたかもしれない人間だったのに。彼女の死によって、ピエトロもモコステ家とブエンディア家の絆もボロボロに破壊されてしまった・゜・(つД`)・゜・ブワッ アマランタおまえさん何てことを!でもだから自分が幸せになっちゃいけない、ってピエトロを振っちゃったのかなー。じゃあ気ぃもたせるようなことしなきゃ良いのに、未練は切り離せなかったのかな(´・ω・`) 結果として二重の悲劇招いてますけど、もうこれは修道院入りするしか・・・革命下で兄がああいう立場だと無理か。
今のブラジル見てても思うけど、何で南米の若者っていつも怒ってて革命→腐敗→革命→腐敗の無限ループを繰り返し続けんの? バカじゃないの? 何のための「革命」「クーデター」なの? だからいつまでもマフィアに牛耳られたり治安が良くならずに国が前進しないんだって、偉そうに言える立場じゃないけど。お隣の体制の長さも相当不思議だけど、南米の政権のサイクルもかなり謎。ちったぁ我慢して様子見できないのか、自分に十分な経験や知識もないくせに権力得た時どう出るかマトモに考えられるって? おかげでブラジルなんかルセフよりよっぽど性質悪いのが暫定トップに立って今度そっちにブーイングとか、まじアホとしか言いようがない(;´д`) 若者たちを利用する野心家どもも酷い。けど大学に入るくらいの知的レベルの若者が、鬱屈や不満があるにせよ簡単に煽動されてんじゃねぇ、外信含めちゃんと広く情報集めて自分の頭で判断しろよ!と感じずにはいられないんだよね。今なんかインターネット時代なんだからさ。すぐ上にアメリカがあるから余計なのか?・・・何か陰謀の力でも働いてるわけ?(笑)その点日本人の一瞬政権交代させてみっか劇場は2回とも爆笑したわー(^ω^)「あー、まだ前のがマシだったわ」と本当に一瞬でコロッと変える。この国にマジョリティは存在しない、大事なのはその場の空気を読むことのみ、と心から納得致しました。かくいう私も毎回投票先変えてるしね(ゝω・´★)
とにかく、人間は何かを得る時行使した手段を、得たものの維持にも用いるから、暴力が力として有効だと信じるものはそれを民衆を統治する手段にも使うし、後の世代もそれが正当なやり方だと信じてしまう。だからダメです。それしかないって思ったら、それを打ち倒すためにも同じ手段を使って無限ループに陥り、流血と憎しみと復讐の連鎖を生むじゃないですか。選挙なら少なくとも感情的なわだかまりとお金の問題だけで済む。裏では多少の命のやりとりもあるのかもしれないけれど、一般民衆の財産や生命、生活が脅かされることは(投票の結果として起こりうる可能性が高まることはあるかもしれないけれど)ほぼ無い。なので、私は選挙の結果を否定するような行動はどこの国の誰のものでも、例えどんな事情があったとしても肯定的には見られないです。確かに世の中には作中の保守党のようにヒッデェ工作する陣営もありますよ? でもぶっちゃけそんなのどこも政権握りゃ同じだと思うの・・・そういう「文化」が根付いちゃった国を、根本から変えるのは難しい( ノД`)…魯迅先輩ウッ
右が工作してるのと同じくらい、左の投票圧力もスゲェもんね。脅迫かよ、って感じ(笑)圧力団体の皆さんもそれぞれ暗躍なさって、ホント凄いですよねぇ選挙前のピンポンラッシュ。ちなみに私はガン無視で何にも署名も寄付もしませーん☆中道・真のリベラルを探すことだけは自分の中で諦めたくないんで(^^)b あと無信仰ね!これはポリシーというよりセクシュアリティと同じでどうやっても変えられないもんなんだな。

モンカダ将軍とアウレリャノの鏡写しぶりに泣けた(ToT) 二人とも目に見えないもんに命かけるとかバカじゃねーの、と考え、軍人や政治家を憎み、人と町と国を愛しながら理想と現実は食い違い・・・敵でありながら心が通じ合っていたはずなのに、時の流れと経験と立場が、彼らを、彼らが最も憎んでいたはずの存在に変えてしまった。そして片方が片方を殺した、しかも最低の言い訳付きで^^#ビッキビキビキ これだから「革命」とか言い出すやつら大っ嫌い! 先日もウッカリ連れてかれそうになった店が某4○ロの生き残りの店だったんで「メニュー食えないから二人でどうぞ( ´―`)ノシ」と死んでも入らない決意で断り、ちょうどいっぱいだったこともあって変更させましたがね。マジで身内の友人にそんなのがいるとか恥以外の何ものでもねぇわ・・・ウルスラの気持ちが痛いほどわかるorz
マルケスが文章を通じてヒシヒシと訴えかける憎しみと戦争の否定。WW2の後、唯一ウチの旗を船に掲げてくれたのが南米の国だった、というのが何だか理解できたように感じた。彼らだって、確かに膿み疲れていて、だからこそ考えて、それでも上手く行かなくて。一所懸命生きてない人なんていないんだよな、と。とりあえず仕事の心配だけして政治にはたまに文句つけるだけでOKな国に生まれられた幸運を、改めて噛み締めないといけないな、と思いました(・・;) 人種のるつぼで宗教縛りもあり、アメリカからは搾取と圧力と・・・あと誘惑というか羨望を掻き立てられる気持ち?とそれへの反発心? 南米の抱える複雑な事情、今までは先住民の文化にしか興味がなく「何回革命ごっこやれば気ぃ済むんだろバッカでー( ´_ゝ`)」としか思ってこなかったけれど、現代含む土地や文化そのものへの興味が読み進む内に掻き立てられます。地球の裏側、まさに何もかもが対照的な国なのに、やはりそこに住んで社会を創り上げているのは想いを共有できる人間なんだ、って改めて知れたような気がするから。

とにかくハードカバーなんで家でしか読めませんが、休日の楽しみが増えたので体しんどくても何とか週末までがんばろうと思います。

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惹かれて、共感して、泣いて、自分とは正反対なんだけど、そんな登場人物に入れ込める自分に、人間のフリしてても良いんじゃないか、いつかこんな風にマトモなフツーの人間を名乗っても良い日が来るんじゃないか、って希望を抱かせてくれるんですよね@相変わらず病んでてすみませんm(__)m リアタイ世代じゃなかった妖怪人間ベムをビデオ借りて全話視聴するほど好きになったキッカケは主題歌で、「早く人間になりたい!」ってセリフに無意識に同調してたんだろうか自分は、とかも考える今日この頃。人間崇拝・憧憬と強烈な自分=皮かぶりのチェンジリング・虫けら・間違って生まれてきた人間もどき意識が消えないから、どうにかして人様のこと知りたくて、それで少しでも空っぽな自分の中身を埋めたくて、必死で本読んで歴史勉強してニュース見てる。中高生レベルの英語も、とりあえずこの国だけじゃなくて他の、世界中の人間様のことリアルに声聞いて知りたかったから副産物的に。でも決して交わろうとは思えない。存在してるだけで申し訳ないから。相手に迷惑をかけるとしか考えられないから。どうしてこうなったのかわからないけど、これ以上迷惑かけたり他人様を傷つけないために生きてて、その間に少しでも大好きな人間様の(以下略)という堂々巡りで終わりの無い読書と歴オタとニュース中毒の趣味は絶え間なく続けていくつもりだよ!スペイン語はさすがに無理だから、ありがとう翻訳してくれた人!(*^m^*)

いやぁ、面白いなぁ。現実と非現実を行き来していながら、何故か納得できるんだよね、その一人一人の登場人物の行動や心理に。一番孤独なのはウルスラ、それからピラル・テルネラなのかもしれない、と今のところ感じている。男たちは自ら孤独の檻を作り、あるいは望んだ選択の結果として孤独に陥っていったけど、女性たちは誰もそれを望んでなどいなかったのに(ピラルなんかまさに孤独を恐れるが故に誰とでも寝るようになったというか、誰よりも男たちの孤独に同情し共感できるからこそ慰め役を買って出るようになったのではないかと思う)気がついたら独りぼっちになっている。可哀想なレメディオス。彼女が唯一、ブエンディア家の人々を孤独から救い得る、バラバラになりかけた彼らを繋ぎ止める糸のような存在になれたかもしれない人間だったのに。彼女の死によって、ピエトロもモコステ家とブエンディア家の絆もボロボロに破壊されてしまった・゜・(つД`)・゜・ブワッ アマランタおまえさん何てことを!でもだから自分が幸せになっちゃいけない、ってピエトロを振っちゃったのかなー。じゃあ気ぃもたせるようなことしなきゃ良いのに、未練は切り離せなかったのかな(´・ω・`) 結果として二重の悲劇招いてますけど、もうこれは修道院入りするしか・・・革命下で兄がああいう立場だと無理か。
今のブラジル見てても思うけど、何で南米の若者っていつも怒ってて革命→腐敗→革命→腐敗の無限ループを繰り返し続けんの? バカじゃないの? 何のための「革命」「クーデター」なの? だからいつまでもマフィアに牛耳られたり治安が良くならずに国が前進しないんだって、偉そうに言える立場じゃないけど。お隣の体制の長さも相当不思議だけど、南米の政権のサイクルもかなり謎。ちったぁ我慢して様子見できないのか、自分に十分な経験や知識もないくせに権力得た時どう出るかマトモに考えられるって? おかげでブラジルなんかルセフよりよっぽど性質悪いのが暫定トップに立って今度そっちにブーイングとか、まじアホとしか言いようがない(;´д`) 若者たちを利用する野心家どもも酷い。けど大学に入るくらいの知的レベルの若者が、鬱屈や不満があるにせよ簡単に煽動されてんじゃねぇ、外信含めちゃんと広く情報集めて自分の頭で判断しろよ!と感じずにはいられないんだよね。今なんかインターネット時代なんだからさ。すぐ上にアメリカがあるから余計なのか?・・・何か陰謀の力でも働いてるわけ?(笑)その点日本人の一瞬政権交代させてみっか劇場は2回とも爆笑したわー(^ω^)「あー、まだ前のがマシだったわ」と本当に一瞬でコロッと変える。この国にマジョリティは存在しない、大事なのはその場の空気を読むことのみ、と心から納得致しました。かくいう私も毎回投票先変えてるしね(ゝω・´★)
とにかく、人間は何かを得る時行使した手段を、得たものの維持にも用いるから、暴力が力として有効だと信じるものはそれを民衆を統治する手段にも使うし、後の世代もそれが正当なやり方だと信じてしまう。だからダメです。それしかないって思ったら、それを打ち倒すためにも同じ手段を使って無限ループに陥り、流血と憎しみと復讐の連鎖を生むじゃないですか。選挙なら少なくとも感情的なわだかまりとお金の問題だけで済む。裏では多少の命のやりとりもあるのかもしれないけれど、一般民衆の財産や生命、生活が脅かされることは(投票の結果として起こりうる可能性が高まることはあるかもしれないけれど)ほぼ無い。なので、私は選挙の結果を否定するような行動はどこの国の誰のものでも、例えどんな事情があったとしても肯定的には見られないです。確かに世の中には作中の保守党のようにヒッデェ工作する陣営もありますよ? でもぶっちゃけそんなのどこも政権握りゃ同じだと思うの・・・そういう「文化」が根付いちゃった国を、根本から変えるのは難しい( ノД`)…魯迅先輩ウッ
右が工作してるのと同じくらい、左の投票圧力もスゲェもんね。脅迫かよ、って感じ(笑)圧力団体の皆さんもそれぞれ暗躍なさって、ホント凄いですよねぇ選挙前のピンポンラッシュ。ちなみに私はガン無視で何にも署名も寄付もしませーん☆中道・真のリベラルを探すことだけは自分の中で諦めたくないんで(^^)b あと無信仰ね!これはポリシーというよりセクシュアリティと同じでどうやっても変えられないもんなんだな。

モンカダ将軍とアウレリャノの鏡写しぶりに泣けた(ToT) 二人とも目に見えないもんに命かけるとかバカじゃねーの、と考え、軍人や政治家を憎み、人と町と国を愛しながら理想と現実は食い違い・・・敵でありながら心が通じ合っていたはずなのに、時の流れと経験と立場が、彼らを、彼らが最も憎んでいたはずの存在に変えてしまった。そして片方が片方を殺した、しかも最低の言い訳付きで^^#ビッキビキビキ これだから「革命」とか言い出すやつら大っ嫌い! 先日もウッカリ連れてかれそうになった店が某4○ロの生き残りの店だったんで「メニュー食えないから二人でどうぞ( ´―`)ノシ」と死んでも入らない決意で断り、ちょうどいっぱいだったこともあって変更させましたがね。マジで身内の友人にそんなのがいるとか恥以外の何ものでもねぇわ・・・ウルスラの気持ちが痛いほどわかるorz
マルケスが文章を通じてヒシヒシと訴えかける憎しみと戦争の否定。WW2の後、唯一ウチの旗を船に掲げてくれたのが南米の国だった、というのが何だか理解できたように感じた。彼らだって、確かに膿み疲れていて、だからこそ考えて、それでも上手く行かなくて。一所懸命生きてない人なんていないんだよな、と。とりあえず仕事の心配だけして政治にはたまに文句つけるだけでOKな国に生まれられた幸運を、改めて噛み締めないといけないな、と思いました(・・;) 人種のるつぼで宗教縛りもあり、アメリカからは搾取と圧力と・・・あと誘惑というか羨望を掻き立てられる気持ち?とそれへの反発心? 南米の抱える複雑な事情、今までは先住民の文化にしか興味がなく「何回革命ごっこやれば気ぃ済むんだろバッカでー( ´_ゝ`)」としか思ってこなかったけれど、現代含む土地や文化そのものへの興味が読み進む内に掻き立てられます。地球の裏側、まさに何もかもが対照的な国なのに、やはりそこに住んで社会を創り上げているのは想いを共有できる人間なんだ、って改めて知れたような気がするから。

とにかくハードカバーなんで家でしか読めませんが、休日の楽しみが増えたので体しんどくても何とか週末までがんばろうと思います。

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