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ほぼ対自分向けメモ録。ブックマーク・リンクは掲示板貼付以外ご自由にどうぞ。著作権は一応ケイトにありますので文章の無断転載等はご遠慮願います。※最近の記事は私生活が詰まりすぎて創作の余裕が欠片もなく、心の闇の吐き出しどころとなっているのでご注意くださいm(__)m
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結局買ってしまいました(^-^;

原題は「Le Scaphandre et le Papillon(潜水服と蝶々)」というそうです。
邦題GJ過ぎる・・・><
本文を読み終わって少し経って、訳者の後書きを読んでいる時に、
ブワッと涙が込み上げてきました。
軽やかで洒落ていて、スパイスの効いたパリジャンの世界。
それが病院のベッドの上で、瞼しか動かせない人間によって
生み出されている事実は文章だと実感しにくいんだもん・・・(´;ω;`)
映画では病院のシーンや女性関係なんかも生々しかったけど、
原作のジャン=ドミニックはすげーロマンチストなおっちゃんに思える(笑)
特に心に残ったのは救急車でパリの街を通り過ぎる場面
「何も、変わっていはしない。ただ僕だけが、いない。僕だけが、ここに、いない。」
映画でも印象的だけど、この一文には胸を打たれるな・・・。
あとミトラグランドチャンプのエピソードも良かった。
映画だと崩れ落ちる氷河にモノローグというあっさりした感じで
出てきたと思うんだが・・・「小さな失敗の連続」という台詞を入れるなら
きちんと説明してほしかったな(-_-;)
本当に、詩情に溢れた美しい闘病記(という言い方は失礼かな?)でした。

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