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ほぼ対自分向けメモ録。ブックマーク・リンクは掲示板貼付以外ご自由にどうぞ。著作権は一応ケイトにありますので文章の無断転載等はご遠慮願います。※最近の記事は私生活が詰まりすぎて創作の余裕が欠片もなく、心の闇の吐き出しどころとなっているのでご注意くださいm(__)m
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全編通して胸が痛みっぱなしの、けれどやさしい映画。


昨今のニュースとか自分自身のアイデンティティとか色々考えさせられる。モノローグの量がちょうど良くて、ちゃんと主人公だけの視点だしある意味小説を読んでいるよう。今の映画は主人公じゃないはずの人の“声”が大きすぎたり説明が多すぎでうるさい、ゴチャゴチャしすぎてしまう傾向が強い気がするので。シンプルに役者さんの表情や行動、あるいは背景の移り変わり等で魅せる方が映画という媒体には向いているような・・・個人的な好み? 音楽も邪魔にならず入ってきて、止んで、のタイミングが切れた印象を与えずに効果的。本当に可哀想だし、根っからの悪役は出てこないし(ゲス要素はあるけど)大きなインパクトはなくひたすらじんわりと重い哀しみが滲み出てくる感じなんだけど根底に愛があって、未来に希望が見える気もして。押し付けない終わり方も良かった。見る人の納得できる答えをそれぞれが見いだせる切れ間。子どもの年齢設定がまたニクイですね。物心が付いて社会的な位置づけができてくる途中の絶妙な時期。まだ子ども自身による自分探しは始まっていないから、「周り」がどうするか、どう見られるかってことに100%振り回されて、そしてしっかりそれに傷ついてしまう。親子って難しい。
血の繋がりを気にするというのは属してるとこのテンプレではないなぁ、ってことに多少のわだかまりを覚える気持ちと似たようなものなのかな、と。見た目とか体質とか環境諸々、全部混ざって今の自分があるんだし、どうしようもないことに左右されるのは良くない、とわかっていても気にしてしまうもの。見て見ぬふりができないならその状態・感情と向き合って生きていくしかないですよね。自分の理想や意図に合わないからといって沁みついた愛着や繋がりは消えないから。


某国の振る舞いは惨たらしくて許されることではないけど、ユダ○叩ける口実見つけたヒャッホーイなノリを感じるのは気のせいだろうか。(うちの隣で起きていることには何のデモもない辺り)アジア人に対する鯨・犬・猫(・鮪・鰻……etc.)食ネタの扱いと似てるような。どっちも誇大妄想かな。それ差別ですよいけません取り締まります、をやり過ぎると別な手段でガス抜きの方法を探し出してよりえげつないことになる、という例を見ているようです。

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某国の振る舞いは惨たらしくて許されることではないけど、ユダ○叩ける口実見つけたヒャッホーイなノリを感じるのは気のせいだろうか。(うちの隣で起きていることには何のデモもない辺り)アジア人に対する鯨・犬・猫(・鮪・鰻……etc.)食ネタの扱いと似てるような。どっちも誇大妄想かな。それ差別ですよいけません取り締まります、をやり過ぎると別な手段でガス抜きの方法を探し出してよりえげつないことになる、という例を見ているようです。

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