「深草の野辺の桜し心あらば今年ばかりは墨染に咲け」の歌を思い浮かべてしまう今日この頃ですが、私は今年ばかりは鮮やかに咲いてほしいと思います。

円山公園


鴨川


家族が今日三陸の方に行ってきたようで、船・車・瓦礫・それ以上に爆撃後のような何も無い情景に、人の生活が存在していたことが信じられない、とメールが来ました。海の匂いは体中に染みつくようなどぶの臭いに変わってしまった、と。
私はここにいて友人に話を聞いてもらい、桜を見て泣くこともできるけれど、まだまだその段階に行けない方が沢山いるのだと思うと苦しいです。でも、あそこにいた人間がちゃんと笑えると伝えることも大事だと思うので、何とか笑っていきたいです。地元の友人もこちらの友人も必要だし大切なので、何とか自分がすべきことを見つけて踏ん張っていきたい。

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