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ほぼ対自分向けメモ録。ブックマーク・リンクは掲示板貼付以外ご自由にどうぞ。著作権は一応ケイトにありますので文章の無断転載等はご遠慮願います。※最近の記事は私生活が詰まりすぎて創作の余裕が欠片もなく、心の闇の吐き出しどころとなっているのでご注意くださいm(__)m
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ジェンキンスさんの。蓮池さんのは2冊買ってたので違う視点のが読みたくて。かなり今更だけど。

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このタイミングだしね・・・閉じた独裁国家というのに興味をそそられるのも正直人の業だと思うし、日本はある意味彼らとの関係性において唯一特殊な存在を内包している国だと思うので。(差別とかでも何でもなく、北関連の話題に対する在日の方の反応は何とも微妙で複雑で多種多様だから切なくなる)
でも意外とこちらの本はジェンキンスさんの世代のせいか軍隊経験のせいか、割と純粋にサバイバル冒険ストーリーみたいに楽しめるところがあり・・・。今より外国との距離が遠かった時代の価値観や考え方の相違を垣間見られる部分もあったりするし。トム・ソーヤーとか大草原読んでる的な生活術なるほど!が散りばめられてて中々面白いです。
蓮池さんというか日本の戦後世代の方がやっぱり便利な生活に慣れすぎていたのか、そういう苦しい部分に主眼を置きたくなかったのか、ちょっと興味深い。(キムチ作りと薪集めの大変さは語られてたけど)
あとアメリカ人は結局どういうかたちでどこに行ってもアメリカンなんだなー、と(笑) 移民で成り立ってるのに、やっぱり凄い国だと思う(^^;
個人的にグッと来たのは夫婦の寝る前のエピソード。普段は朝鮮語で会話することしかできない二人が、二人きりの寝室で「おやすみ」と「Good Night」の挨拶を交わす。お互いへの思いやりとか、束の間の安らぎとか忘れられない故郷への恋しさとか、何か二人の全てが詰まったような約束だな、って胸が痛くなった。
あとは最初のお子さんのことと、その名前。正しく故郷に飛んでいってほしかったのかな、自分とお母さんのこと伝えてほしかったのかな、例え叶わない願いでも。とか考えたらもう・゜・(つД`)・゜・ もし魂というものが存在するとしたら、彼がご両親とご家族との再会を導いてくれたのかも、と思えば少しは救われるのかもしれない、と感じた。

蓮池さんの本でも思ったけど、向こうの市民の中では比較的良い扱いを受けているはずの彼らの生活がこうだとしたら・・・本当に、あのパレードにかかっているお金、指導者の体型を維持させている食糧は一体何のために、って改めてやるせないし虚しくなります。大国同士がプロレスばっかで実際解決する気なんかさらさら無さそうなのも。普段は「オイオイ」ってツッコんでしまう隣国のフラストレーション(と結果としての八つ当たり的なもの?)も理解できる気がしてしまう。



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一度出して引っ込めたご時世的にアレなネタだけど登録とかしなければ良いかな、って。

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『しかして、真に地球市民(コスモポリタン)の地位を勝ち得た我々に理想の自由は訪れなかった。一つの巨大な政府の前に、逃れる“他国”を失った自由主義者(リベラリスト)は死んだのである。彼らの生み出した混沌の中、無政府主義者(アナーキスト)はとうの昔に忌むべき遺物となり果てた』

3000年 ワン・ワールド連合樹立。世界平和宣言――真に一つの世界を築き平和を実現するために我々は人種・宗教・思想の壁を乗り越えなければならない。すべての人々は混じり合い“融和”すべきである。故に、特例として認められるべき不測の事態を除き、同人種間での婚姻・出産は禁じることを理想的原則とす。

3005年 婚姻法制定――男女間の婚姻、または養子縁組の取り決めは旧出身国の異なる者同士で行われることを推奨する。三年の期間を経て推奨より義務化。

3015年 婚姻法改正――ヨーロッパ/中東/アフリカ/東南アジア/南アジア/東アジアの「地域区分」が確定。同一地域内での婚姻が制限されるが、アメリカ・オセアニア地区のみ既に「融和」が進んでいる地域として例外措置を受ける。

3026年 戸籍法制定――出生届提出時、両親の出身地域、三代前までの祖先の人種・母語・宗教が明確に異なることを証明することが義務付けられる。

『ワン・ワールドはやり遂げた! 法治の元に、むべなるかな、差別主義(レイシスト)の純血主義者たち! さらば、さらば高らかに!』


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全ては、西の海の端で上げられた一つの政党の産声から始まる。ワン・ワールド、多文化社会の確立と差別の撤廃を掲げて立ったこの党は“グローバル”という時代の潮流に乗り世界中に支持を広げ、やがて彼らの理想とする一つの世界――ワン・ワールド連合の樹立を達成する。与党、つまり連合中央政府の主な取り決めを行う立場になった彼らは悲願としてきた法の制定を26年の歳月をかけて成し遂げたのだった――だから(・・・)、俺はこんな風に生きなきゃならない。

フェルスは頭に巻きつけていたターバンを目深に下げ、うつむいたまま足早に市場を脱けた。黒ずくめの大きなマントに、極力肌の露出を避けるための手袋と長いブーツ。それでもわずかに覗いてしまう首や手首には土と草を混ぜて作った茶色の塗料を塗りつけていた。この服装も、はるか昔の世界ではどこかの宗教の慣習として大切にされていたものだったらしい。彼らは自分のような肌の色をした人たちと信仰を巡って争った、と聞いたこともある。全てが混じり合ってしまった現在では、それぞれが持っていたはずの宗教や信仰なんて残っていないし、ただ前時代の名残として“それを着用する権利”が認められているというだけのものだ。今日は久々にジャガイモと少しの砂糖、それに小麦粉が手に入った。父と二人、裏のルートで回ってきた難解な機械の修理を何とかやり終え、二束三文と言っても無いよりはずっとマシな臨時収入を得た甲斐があった。バターが無いのは残念だが、いつものパンとは違う味の、甘いクッキーかケーキを食べられるかもしれない――とは言え、匂いで居場所が気取られては大変だから、とフェルスの母はわざわざ余所で焼いてきた冷たいパンを持って帰ってくるのが常なのだが。
とその時、背に背負った袋の中身に思いを巡らせていた少年のターバンが、急に激しく引っ張られた。

「おい見ろ、こいつやっぱり“純血(ユニ)”だ!」

乱暴にむしり取られた布の内から現れた明るい色の髪と、ごまかしようのないフェルスの鮮やかな瞳を指さしてはやし立てるごろつき共に呼応するように、市場の周囲は騒然となった。

「へぇ、近親相姦の犯罪者野郎、何しにのこのこ出てきやがった?」

「一発殴らせろ、捕まえてやる!」

獰猛な唸り声を上げる人々から逃れようと走り出したフェルスに向かってくるのは鼻白む目、ささやかれる侮蔑の言葉、激しい憎悪。今さっき手に入れたばかりの食糧が、少年の肩に酷く重たく肩に食い込んだ。まずい、このままでは……!

「こっち!」

甲高い声と共に細い路地へと少年を引き込んだ手は白かった。彼が驚いて見上げれば、その持ち主は彼以上に厳重な、目だけを出した装束で顔をすっかり覆った姿。カンカンと音の鳴る錆びた階段を駆け上がる。昇り切った先、古いアパートの屋上で彼女はようやくヴェールを外した。

「久しぶりね、フェルス」

「おまえ……エミュー?」

明るい榛色の瞳。にこりと笑う表情の中に、フェルスは懐かしい面差しを見出す。今よりもっと幼い頃、彼が生まれた“隔離地区(ゲットー)”でいつも遊んでいた女の子。子供たちには自分たちのように苦しい日々を送ってほしくない、という親心からそこに住まう“純血”の人々はどんどん数を減らしてゆき、知り合った時近所に同じくらいの年の子供はほとんど二人だけであったと思う。必然的に、彼らはいつも一緒にいたし、誰よりも親しい存在だったと言えるだろう。

「今この近くに隠れてるのよ、ゲットーが閉鎖されてから色々あってね……。今はとある親切な方(・・・・・・・)の屋根裏を貸してもらっているの」

言葉の裏に込められた皮肉に、フェルスは苦い笑みを返した。彼の家族だって似たようなものだ。ゲットー……懐かしい場所。一度そこに追いやられたはずの彼らは、法に背く存在に衣食住を与えるなど税金の無駄遣いではないか、“ユニ”同士で暮らしていたらまた新たなユニが増える危機が増す、との世論の高まりによって集団での居住が禁じられた。一部の女性たちは強制的に他人種や“融和者(ハイブリッド)”との婚姻を強いられたりもしたという。純血の人々は各自治体に何人までと制限を設けられた上で分散され、それきりフェルスとエミューも離れ離れになってしまった。地方に行けば行くほど悪目立ちし迫害される彼らの中には住民の私刑を受けて命を落とした者もいれば、生きるためにその地を逃げ出して都会の闇に身をやつす者たちもいる。フェルスの家族も、そうやってこの街に逃げてきた。ただでさえ法に抗う存在だ。社会のシステムから外れてしまえば戸籍すら無い、まともな仕事など得られない。ひっそりと息を殺すように、母の内職と“一つの世界”であっても未だわずかに存在する父の翻訳の仕事、フェルスがゴミ拾いや靴磨きで稼ぐ駄賃によって、あるいはごくたまに回ってくる、後ろ暗い裏の仕事――たとえば、“知られてはいけない”現場の処理や道具の手入れなどで、どうにか日銭を稼ぐ暮らしだ。不法移住者を取り締まる警察の目も厳しい。

「全く、酷い話よね。私たちの送られたところは豊かな村で、父は牧場の下働きに就かせてもらったしゲットーより飢えるってことは無いくらいだったの。……でも、でもね」

言葉を区切って、エミューは喉を震わせる。

「私、乱暴されそうになったの。その牧場の主の息子が、『このまま“ユニ”なんかでいるより良いだろう』って。ご主人だって良い人だったのに、その息子の言い訳を当然だろう、って聞いてるのよ? 『何なら正式に結婚できるよう役場にかけあってやっても良い』なんて!」

それが現実だ。いくら、当時まだ十代半ばの少女が“ハイブリッド”――正しく融和した国民に乱暴され身ごもったところで彼らは決して罰せられない。むしろユニという宿業から彼女を救った存在として称えられるのだ。ハイブリッドの子供を産めば、女性はその母として同等の権利を得られる。過ちから目覚めた市民として。

「本当に、バカにしてやがる。おまえの家族もさすがにキレたんだな、だからここに……」

怒りを露わにしたフェルスに、エミューは口元を奇妙に歪ませて泣き伏した。

「お父さんは、怒ってくれたわ。ふざけるな、って。もうこんなところでは働けない、って。でも……でもお母さんは」

フェルスは目を見開いて彼女を見た。

「そうした方が幸せになれる、って。私が彼と結婚して子供を産めばお父さんだって仕事を失くさないし、みんなが飢えずに済む、って。とっても良い話だ、って」

エミューは涙を拭って起き上がる。

「そのことでお父さんとお母さんは毎日ケンカばかりしていたわ……それで、ある日言われたの。おまえが言うことを聞かなければ今すぐユニ嫌いの連中を焚き付けて一家もろとも焼き討ちしてやる、って例の息子にね。それでお母さんも震え上がって、一見親切な村でもあっという間にこんなことになるならハイブリッドは信用できない、って逃げてきたのよ。ああ嫌い、本当にもう二度とこりごりだわ。嫌いよ、嫌い、思い上がった混ざり者の奴らなんて大嫌い!」

叫んだ彼女の瞳は鋭く、激しい憤りが滲んでいた。

「エミュー……つらかった、つらかったな」

思わず、小さな頭を抱き寄せて癖のある金の髪をそっと撫でる。声を上げて泣きじゃくる幼なじみは下卑た奴らにそんな欲望を抱かせるほど美しい少女に成長していたのだ。それなのに、彼女が送らなければならない青春は、彼らの今は何と残酷でほの暗いものか。俺たちはまだ、こんなにも若いのに――幼いのに、知らないのに、分からないはず(・・・・・・・)なのに。どうしてこんなにも憎いんだろう。たった一つの、いやたくさんの(・・・・・)誰かを殺したいと、消し去りたいと願う気持ちを抱く羽目になんかなったんだろう。





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続きは少し書いてるけど現実の諸々とかで迷ってるので未定。


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リアルで共有できない(あんましたくない)の分かってるけど吐き出し始めたら止まらないネタ。見てる人が少ないうちにまとめとこうかな、と(笑)


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狐狸庵先生に対してはぶっちゃけ祖父にダブらせているところがあるんだと思う。経歴とか信仰的に。三浦綾子とか藤村とか日本人クリスチャンの本読んでると嬉しそうにしてたからさー。でも皮肉なことに?祖父の子である親が徹底的な無神論者(アンチ宗教)だったので、正直家の中では神様とか信仰に関する深い話題はタブーだった。宗教系の学校に通った経験もない私の中では、倫理で習うという意味で思想や哲学との意味付け的な区別がついていなかった。家を出て大学通ってようやく「信仰」や「宗教」の概念をかじった頃に彼はボケてそのまま亡くなってしまったし。存命中の祖母は初めからクリスチャン家庭に育った人なので、ぜひ祖父に改宗の動機とか葛藤とか聞いてみたかった、そういうのが余計遠藤作品への思い入れを深めている気がする。まぁ病気で戦争行けずに生き残っちゃったコンプがでかいのかな、って気はするけど(^^;
私はアンチ宗教ではないけれど信仰を持つことは一生ないだろう、と思う原因の一つも祖父です。戦後アメリカの宗教に改宗した彼がボケて子ども返りした時「アメリカが攻めてくる、飛行機怖い、怖い!」って叫び続けていて。死ぬ直前は食前のお祈りはもちろん週一の礼拝にも参加できなかったし、御詠歌を歌って米露に怯える少年の頃に返っていた。それなのに天の国は受け入れてくれるの?彼はそこで安住を得られるの?元が英語の歌詞の賛美歌に見送られて嬉しいんか、何じゃそら、と虚しくなってしまって・・・ひねくれ者だから。
もう一つの理由は震災かな。何の罪もない人がいきなりあんな目に合って雪も降り出し火の手も迫るとか神も仏もないとはこのこと、試練?カルマ?知るかそんなの、もっと与えるべき相手がいるだろ正当化してんじゃねぇ!(゜Д゜#)って割と本気でブチ切れたのと、そんな中調子っぱずれの賛美歌歌いまくってる祖母に苛立ってしょうがなかったから。今思えば彼女なりに必死で気持ちを落ち着かせるためだったんだろうけど、祈ればどうにかなると思ってるように見えて(今は素直に感動と感謝の気持ちしかないけどPray for Japanキャンペーンに対しても)正直やるせなかった。
結果的にカミ=自然は恩恵も恐怖も与えるよ、ってアニミズム的神道が何だかんだで一番日本人には合ってるんじゃん、ご都合主義のお祈りスポットも沢山あるし、と思ったけど神.社.事情が余りにもブラックすぎて・・・てか日本史かじると「怖っ!・・・こわっ(((゜Д゜;)))」としか感じられない残念な結論に。法王が堂々と政略結婚させてたバ○カンも大概だけど、一定の歴史と勢力保ってきた宗教はやっぱり俗世と無関係ではいられないしなぁ。仏教はそもそも輪廻転生否定派なのと、カースト制元ネタということにも抵抗がある。畜生界呼ばわりとかさ・・・(-_-;
宗教というシステムの有用性と、信者が存在すること自体が現実世界に影響持つってことなんだからそういう意味で神は存在すると言えるし、それによって救われる人がいるということでもちろん信仰自体の否定もしないけど(自分と親の違いはそこかな?信じる人がいる以上はできる限り礼儀とかルールを尊重したい)、それを自分のものとすることは永遠に無理だろうな、と考えてます。死んだら適当に燃やしてほしい。


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どうやったら人間に近づけるのか

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自分チェンジリングかザムザ(変身後)なんじゃねーの、とずっと思ってたんだけど(笑)友人の存在ってでかいな、と苦役列車読みながら幼なじみとメールしててしみじみ感じた。本当に環境に恵まれたおかげだけど・・・人間様の世界に皮を被ってウッカリ紛れこんでしまってすみません、と思い続けてきた自分が何とかこの歳まで踏みとどまれてるのは、とどのつまりそのおかげなんじゃないの?(重っ)という気がしてきた。
だってザムザ一家は安堵したじゃん。家族を失った虚しさとか悲しみよりあの一家にとって毒虫の「処分」は確実に事態の好転に他ならなかったし、レッシングの破壊者ベンでも彼が去っていくことに母である主人公は疲れきると同時にホッとしていた。北町寛多の家族にとっても、彼の訪いは災厄であり去れば喪失と同時に安堵をもたらすものだったろうな、って。一番実害を被る立場の親族にとって、「バケモノ」がそういう扱いを受けるのは当然だと思う。
じゃあ純粋に、その感情や苦しみや喪失を推し量ったり同情したり悼んでくれる存在がいるとすれば、どういう付き合い方をしていたとしても身内には至らない、けれどそれ故に一度でもバケモノが「中身」をさらけ出したことのある他者なのかもな、と。少なくとも私の場合は、彼らを煩わせたり傷を負わせたくない、というのがギリギリで踏みとどまる動機の一つになっているから。
自分はそういう存在を持てて幸せなんだと心から思うし、それなのに何でいつまでも厨二病丸出しでフラフラしてんだ、って余計落ち込んだりもするけども・・・やっぱ西村作品胸に刺さるな。

ついでにハルキさんはもう無理なんじゃなかろうか。特に最近は書かずにいられないから書いてるというより、周囲の様子見て実験的に狙って書いてる感が強すぎて文学気取ったエンタメとしか。宮部・東野の方がよっぽど深くない?と思う時あるよ。初めから翻訳しやすさを心がけてる、ってのは聞いたけど、三島タイプの噛み締めるスルメ文章からほとばしるコレを表現したいんや、伝えられなかったら死ぬくらい辛い!みたいな感情が汲み取れなくて「この人何のために物書きなったの?(金と知識人の称号のため?)」とツッコんでしまう面も。割と淡々とした文体の狐狸庵先生も、行間から彼の葛藤や自己矛盾、苦しみが伝わってきて最後にそういう己を正当化(贖罪?)したくて書いてるんだな、つまり心の安定を保ったまま生きていくために、生きている限り書かずにはいられないんだな、ってのを痛いほど感じる。井上靖にしろ西村賢太(彼は孤独を癒やしたり表現する方法が他になかったから?)にしろ、そういうのが伝わってくる作家が個人的には好きです。一対一で相手のなりふりかまわない情熱(例えそれが薄暗い毒を孕んだものであったとしても)に圧倒されたいので、実は感想座談会とかもあんまり興味がなかったり・・・。(エンタメ系で趣味の合う友達と盛り上がるのは楽しいけど)
そういえば音楽もカオス過ぎてそうかもしれない。ヅカオタはピアソラ好きが宿命だけどそこに大輔さんまで加わっては・・・既に新シーズンなのに今更四季エンドレス。加えて丘を越えてひばりさんver.最近改めて神なんじゃないかと。特に明るい、朗らかな曲を歌っている時の彼女の声は本当に素晴らしいと思う。あともう一曲北米バンドのBe Somebodyって歌詞が・・・クリスチャンだからYouはGodのことで、Missionの歌なのかもしれないけど、誰もが「何者か」になりたくて、それを見出せるのは他者の瞳を通してだけ、って真理な気がしてグッと来る。この辺とロシア民謡と中国語のボカロと独仏ミュージカルが混ざりすぎてよく分からないことになってるわー\(^o^)/ 基本は英ロック畑住人だったのに、ヅカにハマり関ジャニにハマり最近はベビメタが熱い(だって好物混ぜすぎなんだもん何だあの可愛さと神バンド)という残念なお話・・・orz
本についてもこれくらい心を広く持つべきだろうか。一応本棚の面子に左右の偏りはないように心がけてはいるんだけどな(;・ω・)中道を探したい、いやただの好奇心で!


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異なるものを尊重しあえることもあるよなー、と。(※ちょっと時事っぽい)


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ヨーロッパで急速にムスリムへの蔑視や嫌悪が広がっている空気に暗澹たるものを感じる。例えば、この間の外国人のど自慢で優勝した子に対して日本では何の反発もなかったと思うし、(これがもっと近場の国の人だったらどういう反応だったか分からないので差別意識の優劣は別問題として)素直に称賛の気持ちしか湧かなかった。動画サイトの出身国の人たちからのコメントも大体好評だったし。彼女が歌った曲を主題歌とするアニメの一部にも、そこから発展して接した日本の文化の中にも、彼女の信仰する宗教とは相いれない部分があると思う。それでも彼女は自分の背景と個性と好きなものを混ぜ合わせて、ちゃんと自分にとっての○と×のラインを見極めた上で異国や異文化との付き合い方・アイデンティティを確立したんだなぁ、って。それが伝わるから、ヒジャブを被ってアニソンを朗らかに歌ってくれることが嬉しいし、素直に受け入れられるんじゃないかと。確かに東南アジアから日本に興味持って来てくれる人たちは知識のある富裕層が多めということも理由だろうけど、そういう風に自分の国に対して純粋な好意とか敬意を持って来てくれてるんだ、って感じるから「じゃあハラールに配慮してみよう」とか「お祈りスペース設けよう」ってビジネス含めポジティヴな反応が出てくる側面もあると思うんだよね。
ドイツでヒジャブとバイエルンの伝統衣装ミックスした服装のお姉さんがこどもののみもの(ドイツにあるか分からないけど)片手にドイツ民謡歌う絵面は不可能だったんだろうか。ヒジャブと繋がるタートルネックの上からあのドレス着てタイツ履けば良いじゃない。ムスリムロリータ(私は結構斬新で普通に可愛いと思った(^^;)がアリなら余裕でイケる格好じゃん。いくら十字軍に始まる負の歴史があっても、もっと違うやり方で交われば憎しみ合わずに済んだのでは・・・?とやるせない気持ち。やっぱ政策で一気に大量に、はダメだわ。


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